朝日記150218 散歩道のことと今日の絵
みなさま おはようございます。
雨の朝ですね。
徒然こと
最近の午後の散歩は歩いて20分ほどにある東工大すずかけキャンパスの図書館に向かいます。
スケッチブックとお茶ボットルを携え、丘陵の峰つたいにあるき 目にとまったものをスケッチしながら小一時間かけて到着します。
図書のロビーに人文社会科学の推薦図書棚が設けられました。 理工学の学生・研究者が疎遠になりがちな分野であるので 積極的にサービスしているのであろうとおもいました。
なつかしい ジャックモノーの「偶然と必然」、トーマス・クーンの科学革命の本、文庫本でアリストテレス、アウグスチヌス、ヒューム、ロック、カント、ヘーゲル、マルクス・・・で おもわずその前に椅子を移動して のめりこみます。
気が付くと、外の気配は黄昏をこえていて、帰途につきます。 峰つたいの道は 日が落ちるとちょっと敬遠するところですが、とおく大山、丹沢連峰が黒なずみ 高い建物のシルエットなどを眺めるのもよろしいものでした。
もっとも、きのうは絵の会(「ピカソ会」といいます)で メンバーが代わる代わるモデルになる人物スケッチでした。
私のいでたちは、画材一式をリアバックにおさめ、そのなかには傘も収めます。それに今回は、新聞紙サイズのクロッキー帳を別にかかえていきました。 このクロッキー紙に やわらかい柳の木炭でギュウンと線をいれるのがなかなか快感です。これにソフトパステルでアクセントをいれて、あとは指で陰影をつけます。
最初は 男のひとでした。 次はとなりにいた婦人がモデルで 大きく描かれるのを拒む雰囲気でしたが、顔を大きく画面にとり、その本来の美しさをとらえるべく 描きました。
席にもどってきての反応を気にしましたが、ご満足のようで最初のギスギス気分は霧散してくれたかもしれません。
あとで そのひとが通うフォークダンスで 家内と一緒という挨拶(blow)をうけ、こころのなかで こちらの態度についてひそかに反省をしました。
この二点のスケッチは facebookに掲載しました。写真と違って こちらが言わなければ 誰だかわからいので 単なるスケッチとしました。
この週末から3月1日にかけて町田市の市民美術展(市美展)があり、明日は その搬入です。今回は「旧約の女性」という題で、どこが旧約のなのかミステリアスなものです。
システィナ寺院の壁画イエスキリストの家系の絵からのマーサMaacahという名の女性(Abjamil王妃、ASA王の母?)からのヒントです。オイルパステル(25号)で全体を緑色系にしています、なにかを想う眼差しがいいかなと思っています。(自画自賛とはこのことですね)
徒然ことおわり
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