独り言

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環境問題、エコにだまされるな

2009-07-23 23:16:36 | Weblog
環境問題―輸入品の環境負荷、事故米等の問題
いま、日本では多くの食物が輸入されている。しかし、このことはさまざまな問題を抱えている。食の安全性、環境負荷、エネルギー問題、食物自給、さまざまな点から考えてみたい。
1 食の安全性を考える
  食物を安全においしく食べるには、やはり地産消費である。なぜなら傷みやすい生鮮食料は、安全に食べるためにはできるだけ生産地に近い地域でそのものが痛まないうちに食べなければならないからである。取れた手のイチゴを食べなれている人にとってスーパーのイチゴは摘んでから何日たっているはわからず食べられないものらしい。当然そのように痛みやすいものを遠くの外国から手に入れると、そのものは腐ったり、あるいは腐らせないために農薬を散布せざるを得ない。これが『事故米』、「事故小麦」(アメリカから腐った小麦や、農薬入りの小麦が入ってきている?[アメリカンチェリーは虫も食えない!!])、であり「メタミドポス検出野菜」(それにしても中国の問題は論じる以前の問題である)の実態である。安全な食品を手に入れるためには国内自給しか有効な手立てはない。

2 輸入品は、環境に悪影響を与えている
  物を移動するにはエネルギー、燃料が要る。外国から食糧を輸入することはそれだけで、遠くからの貨物船に使う燃料等化石燃料を燃やし「二酸化炭素を排出する」。皆さん、地球温暖化の犯人のように言っている『二酸化炭素』は実は輸送によるエネルギー消費の結果排出される量が一番多いことをご存知ですか?“地球温暖化の原因は実は食物輸入にある?”
  化石燃料の消費をできるだけ少なくするには、やはり食物の国内生産である。『米の減反』なんかとんでもない!(いまだに続けている神経がわからない)いまや米から作った『おいしいパン』や『調味用』の時代である。
  「米の減反や食糧輸入を増やす」なんか言っている声は変えていかなければならない!

3 エネルギー問題
  これはできるだけ必要ないエネルギーを使わないということである。ということは傷みやすい食料を安全に口に入れるためには、できるだけ『エネルギーを使わない』。輸入でなく国内生産量の増大である。そのためには減反補助でなく食糧増産『補助』に転換するべきであろうし、一定の所得保障の必要性もある。農村基盤改良事業なんて実は多くのエネルギーの無駄使い。このお金で潤うのは農家でなく、『工事業者』であるという実態にも目を向けるべきである。もちろん便利さの行き過ぎ。24時間営業のお店もせめて午前0時から午前5時までは休みませんか?

4 食物自給
  結局安全な食料を安心して定期的に手に入れるためには、国内生産しかないのである。もし一部で言われているように今地球で起きている現象は地球温暖化でなく『氷河期の再来』の前触れだとしたら今の食糧問題はとんでもない過ちを犯していることになる。食糧生産国がかんばつや寒冷化によりその生産量が減った時、輸入食料の価格は際限なく上がり、手に入れられなくて『餓死する人たち』も出てくるかもしれない!誤った考えは捨て、食料の国内生産に舵取りをしなくてはならない。生産調整補助金より、所得保障・最低制限買取価格などに、税金振り向けて。