茶々のブラボー幸せ日記

2008年6月上旬生まれ雄猫
茶々の目を通し、万人の
幸せ願う日々の一言

№.142 茶々の韓非子入門(№1)

2009年02月28日 05時57分39秒 | 茶々
昔、曽子の妻が市に買い物に出かけるとき、子供が一緒に行きたいと
泣きじゃくった。妻は「いい子だから、泣きやみなさい。帰ってきたら
お前のために豚を殺して御馳走を作ってあげます」その言葉に、子供は
おとなしく待つことに。
帰ってくると曽子は、豚を捕まえてきて殺そうとした。
妻は「ただの子供との冗談なんですから」といったが、
曽子は「子供は冗談のつもりじゃない。子どもというのは見よう
見まねで父母から学び、父母の教えを聞くものだ。いま欺けば、
それはあの子に欺くことを教えることになる。母親がこどもを欺き、
その母を信用しないようにしむけるのは、教育ではない」
といって豚を殺してしまった。
教育もまた、信頼関係の樹立にほかならない。
言い換えれば、
小さな信頼関係の積み重ねこそが教育であったのだ。
「小信成れば、すなわち大信立つ」
教育の原点は信頼からだよね。
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