こんな本を読みました

学生時代に２年ほどコンビニでアルバイトをしていたことがあります。
働いてみて初めて知る世の中の仕組みや社会の厳しさに触れつつも、頑張った分だけバイト代として返ってくるということに大きなやりがいを感じていました。今でも一緒に働いていたスタッフのことを、ふと思い出します。

というようなコンビニの本ではありません。

「コンビニたそがれ堂」
村山早紀著
ポプラ文庫

内容も文体もやわらかく、優しい本です。著者の作品の多くが児童書だからでしょうか。
大人になって行く過程で突きつけられる現実や、日々の喧騒の中でいつの間にか忘れてしまった何かを思い出させてくれる、そんな本でした。心が洗われるような気持ちになりますが、同時に心の汚れ具合も実感させられる、それはそれでちょっとした衝撃です。


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