温故知新・発想転換・創意工夫 「廃棄物の最終処分」から「循環資源の管理型利用」へ

縄文時代の日本人の発想と、市町村の自治立法権を活用して
日本を世界で最初の「ごみ捨て場」のない国にしませんか?

■■■ 「循環資源の管理型利用」に関する先人たちの金言

2018-07-07 19:39:54 | 金言

ゲストの皆様へ

ブログの記事をご覧になる前に、ここにある循環型社会における「循環資源」に対する基本原則を「インプット」しておいてください。





(1)下の画像は、スイス・アインジーデルン出身の医師、化学者、パラケルスス(1493年11月10日または12月17日~1541年9月24日)の金言です。

 



【補足説明】多くの場合、「毒」と「薬」は同じ物でできています。

(注1)砂糖や塩であっても、大量に摂取すれば死に至ります。

(注2)水も、大量に摂取すれば死に至ります。

(注3)焼き魚や焼き鳥や焼肉には、ダイオキシン類が含まれています。

(注4)マグロの刺身には、水銀が含まれています。

(注5)米や米糠には、カドミウムが含まれています。

(注6)セメントには、水に溶けやすい六価クロムが含まれています。

(注7)日本は火山大国なので、温泉や温泉の周辺の土壌には、多くの有害物質(ヒ素等)が含まれています。

(注8)天然の花崗岩(御影石)には、放射性物質(カリウム)が含まれています。

(注9)バナナには、放射性物質(カリウム)が含まれています。

(注10)打ち上げ花火にも、放射性物質(ストロンチウム)が含まれています。

(注11)ラジウム温泉に含まれているラジウムは、放射性物質です。

(注12)地球の海底は、有害物質の宝庫です。




(2)下の画像は、和歌山県出身の博物学者、生物学者、民俗学者、南方熊楠(1867年5月18日~1941年4月15日)の金言です。

 



【補足説明】南方熊楠は、他人が見向きもしないもの(粘菌類等)に対する研究に没頭していました。

(注)現代の日本の社会では、占有者が他人に有償で譲渡することができない物を不要なものと判断したときに、廃棄物が発生します。



(3)下の画像は、ベルギー・ブリュッセル出身の社会人類学者、民俗学者、レヴィ・ストロース(1908年11月28日~2009年10月30日)の金言です。


 




【補足説明】日本には、今でも「貝塚は縄文人のごみ捨て場である」と考えている考古学者が数多く存在しています。

(注)貝塚からは、人骨や装身具などが数多く発掘されています。




(4)下の画像は、貝塚に対する国(環境省)と貝塚のある市町村の考え方の違いを整理した資料です。

 



【補足説明】「貝塚は日本のごみ捨て場の起源である」というのが、現代の国(環境省)の公式見解になっています。

(注)かなり数は少なくなりましたが、貝塚のある市町村においても「貝塚は縄文人のごみ捨て場です」と言い切っている市町村がまだ存在しています。




(5)下の画像は、縄文時代の日本人と現代の日本人の発想の違いを整理した資料です。

 




【補足説明】このように、現代の日本人にも、縄文時代の日本人の概念に近い「循環資源」という概念が残っています。

(注)循環基本法は、いわば縄文時代の日本人の発想に立ち返って、現代の日本人が地球資源と共生して行く社会(持続可能な循環型社会)を形成することを目指していることになります。



(6)下の画像は、循環型社会における現代の日本人に求められる重要な発想を整理した資料です。


 



【補足説明】この中では、「もったいない」という発想が、持続可能な循環型社会を形成するための最も重要なキーワードになります。

(注)地域によって言い方は異なりますが、この「もったいない」という発想は、北海道から沖縄まで、現代の日本人の遺伝子の中に染みついています。

 

循環資源の管理型利用に関するホームページにリンク