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今年も、夏の楽しい流星群が見れる時期が近づいてきました。今年の極大日は、8月12日（日）の21時頃の様です。でも、この流星群は、ピーク時間ピッタリでなくても、前後1日位は結構流星が流れると思いますので、遠征の予定や天候などで決めるといいと思います。また、ペルセウス座は秋頃の宵に南中しますので、この季節ですと流星も夜半頃まではあまり見えないと思います。もちろん、ペルセウス座を見る必要はありません。流星の輻射点がペルセウス座にあるためペルセウス座流星群という名で呼ばれていますがむしろ、ペルセウス座近辺で流れる流星は、観測者と流れる流星の角度が少ないので流れる距離が短く見えます。なので、周辺の星座（例えばカシオペア座とかアンドロメダ座など）付近で観測される流星の方が見やすいように思います。
［画像をクリックで拡大します］左が東です
心配になる月の状態ですが、12日は夜半過ぎに月齢25の月が昇ってくるようです。大きさ的には三日月より少し大きい位なので、流星観測にはあまり影響はなさそうです。また、この流星の数は、暗い場所なら1時間あたり30～40位見える事が多く、いいかえると2分位で1個流星が見える計算になります。計算通りコンスタントに流星が流れる訳ではありませんが...
暖かいこの季節ですが、山などの標高の高い所に行く場合は、衣服を1枚位多めに持っていく方が無難です。時によっては、肌寒い時もありそうです。敷物を地面に敷いて、ごろ寝での観測も楽でいいですヨ！。週間天気予報では、いま一つ天気が冴えないようですが...