代弁者になりすます偽善者

学校に怒鳴り込んでくる親。
一昔前は金縁眼鏡をかけた成金みたいなばばあだけだったが、今やモンスターペアレンツは増殖中！学校の方針に文句を付けたり、先生を責め立てるのは当たり前になってきてる。

このモンスターペアレンツたちの言い分は必ず「子供たちの事を考えてるんですか？」って子供を心配しての提言のフリをする。本当はただの親のエゴでしかないのに、文句を言うための大義名分として子供を利用してる。
だって本当に子供の事を心配してたら、よほどの事が無い限り黙って見守る事が子供のためだって誰でもわかる理屈。親がしゃしゃり出て子供のためになる事は無い。それが本来常識のはずだが、今の常識はどうやら違うらしい。
親って漢字が「木の上に立って見守る」という根底の部分が理解できてない。昔から言う。「子供のけんかに親が出てどうする？」と。そんな親としての欠落してる部分がこいつらには理解できない。

学校の先生も教育委員会と親に挟まれて、言いたいことを言えないまま我慢してる。
地震が夢見た理想の教育なんて、できっこ無い現状。
叱る事ができない。殴れば体罰と言われる。学級崩壊やいじめは当たり前。止める術を教師は知らないしできないのは当たり前だ。
そんな学校にしてしまった親はそしてこう言う。「今の教師は覇気がない。私らが学生の頃は・・・」て。

トチ狂った親は言う。学校が悪い、先生が悪い、いや日本の教育制度が悪い。すべては行政やシステムのせいだ。政府の方針だ。すべて責任転嫁。
自分が悪いなんてこれっぽっちも思いやシネぇ。だってこいつらは代弁者だもの
原発の是が非かの大義名分で、頼まれもしないのにフクシマの住民の代弁者になる。猿の名前で英国王室の代弁者になる。集団的自衛権の件で将来子供が戦場に行くかもって代弁者になる。代弁者のフリをした偽善者。

そして学校に対しては子供の代弁者のフリをして文句をつけてる。
「子供たちの事を考えて私は言ってるんです」ってヒステリックに言ってるが、所詮それは親のエゴでしかない。
本当に子供の事を考えてるなら、黙って見守るか、応援してあげるしか無い。それさえ理解できない親に何を言っても通じないだろう。

マクドナルドに「子供のために安全な食材を」って言う前に、自分で作って食べさせろよ。
ブラック企業だとか言う前に、お金を稼ぐ事の難しさやありがたみを教えろよ。
教師や学校に文句を言う前に、教育と指導の意味をちゃんと理解しろよ。

俺が教育委員会のTOPだったり文部科学省の幹部ならそう言う。

今の教育制度の崩壊は日教組、突き詰めればお前らのせいだ。それをお前らは理解してるのか？理解してるのなら改善に向けて努力しろよ。まぁ絶対しないだろう事はわかってるけど。