昨夕は午後10時過ぎに帰宅夫はもう眠っていて、帰宅の次第を告げて私もほどなくねむりました。夜中に目が覚めると、戦争映画のようなものをしています。CS放送はFOXをはじめ、現代の戦争番組を放映している。またか~とか思いながら、チャンネルを検索。でも最初の番組に戻りました。どうやら、ナチスが行ったユダヤ人殺しの映画でした。
ドイツ軍人(将校クラス)と、その愛人のメイク・ラブのあと、 ベッドルームにあるベランダから、
望遠の付いたライフルで収容所の女性を撃ち抜く。
当たると人はこける。頭は吹っ飛んでない。それを2人やってた。
上半身裸の男は、してやったり・・・俺の腕もまんざらではない。そんな風だ。
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移住命令として、ユダヤ人に、手に持てる家財道具をカバンに詰め込むことをさせ駅に集め、列車に乗せる。
荷物は別便の列車で送るから・・と取り上げ、やすやすと財産を手に入れる。
それらはどこかの部屋で、空のカバンが積み上げられ、中身から服の山、貴金属の山、仕分けされていく
(亡くなった人の)金歯を技師に渡している作業を、カメラは観ている。
着の身着のままのユダヤ人は貨車に乗せられ、強制労働所や収容所へ移動させられていく。
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空っぽになった(はずの)建物の天井に、聴診器を当て、ユダヤ人が隠れていないか人の動きをさぐる。
いる!!とわかったら、音を立てずに天井に向けて一斉に射撃する。
ドイツ(ドイツ軍)にとって、ユダヤ人は下の下の下の存在で、忌まわしいだけの存在なのだ。
歩いていると、撃たれる
それが日常。
こんなシーン、映画「戦場のピアニスト」でも観た。
映画の途中から、シンドラーと名の男性をとらえている。彼は、自分の工場で働かせる名目でユダヤ人を、死の施設から救おうとする。
1100人のリストを書き出し、軍の許可を得るため、酒・貴金属・金を使いまくる。
彼はドイツ軍には顔が効くし、お金も握らせた人脈がいる。
けれど、躍起になってユダヤ人への協力者捜し、しているドイツ軍にバレやしないかとハラハラしてくる。
もうとっくに目は覚めている。
あれ? これって日本の外交官だった杉原千畝さんと同時期の話だなと浮かぶ。
1945年5月8日、ドイツが無条件降伏する約1時間前、シンドラーは収容所のユダヤ人・ドイツ軍兵士を集め、
これからの選択の自由を告げる。
命の軽さ、軍隊にいる者の卑劣さ、取り入ろうとするもの・はじかれる者、いろいろ見せてくれた。
過去の歴史を忘れない戦争映画を、深夜・それもほとんどの人が寝静まる時間の放映するのではなく、
沢山の人が見られる時間帯にしてほしかった。
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思い出しました
昨昼は、「シャイン講座」で、子供のことを話したことを。
日々の生活で、目の前の子供に目線がいくことは当然だけど、もし
我が子の体を命を、強制的に持っていかれるようなことになったら、
今、自分を苦しめている子供(いうことをきかない。訳の分からないことをする・手がかかりすぎ)でも
「ああ 私のいとおしい子」
「あなたほど大切なものはない」と
抱きしめるに違いない。