寝る前に陳奕迅(イーソン・チャン)のCDを聴きながら家事をしていたせいか、彼の夢を見ました。
目の前で突然倒れるイーソン。「うわっ!大丈夫!」と駆け寄る私。でも周囲にいたその他の人は、気を失ったイーソンの上半身を抱き起こす私を遠巻き見ているだけ。
叫ぶ私。
「助けてください! 誰か助けてください!」
そんな姿を見ているもうひとりの私が冷静に言う。
「今さらセカチューかよ…」
叫ぶのも私。冷静なのも私。その2人の私を夢で見ているのも私。
当然のようなひとり3役。夢っておもしろいなぁ。
さてさて。
大きな木めがけて、願い事をしたためた紙を重しとなるオレンジについたひもに縛って、大きな木めがけてエイッ!!とやる図をみたことありませんか?(見たことのない方はこちらの映像をご覧くださいね)
投げたものがみごと枝にひっかかれば願い事は叶う…という願掛けの木、許願樹を見に行ってきました。といっても、かなり前の話なんですが~。
とっても有名な許願樹なのに、訪れるのは今回が初めて。見てみたいなぁ、というか、私も願掛けをしてみたいなぁなんて思いつつも、ちょっと遠いという理由で、今まで足を運んだことがなかったのでした。
けれども、2年ほど前、願い事の紙の重みに耐えかねて枝だが折れ、その後の調査で、中の浸蝕が激しくもう寿命かも…なんて話が聞こえてきました。その後もしばらくは願掛けが続けられていましたが、樹齢500年という老齢には勝てず、昨年にはとうとう願掛けが禁止されてしまいました。
残念だなぁと思っていたところへさらに追い打ちをかけるように、今年になって「もう回復の見込みはない。あと10年も持たないだろう」という悲しいニュースが…。
今見なかったら、もしかしたらもうこの許願樹を見ることはないかも。(再植樹はすると思うけど…。) そうとなったら、やっぱり見ないと。行かないと。
大埔(タイポー)から向かうは林村というところ。ドライバーさんに「林村に着いたら教えて」とお願いしてありましたが、告げられる前にわかりました。道からもはっきりとあれだとわかる大木が見えるのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/c2/55fd6f27d46aca20cf0b598512efcc02.jpg)
近づいてみると、許願樹の周囲は柵で囲まれ、木の幹にもロープが巻き付けられ、四方に張られています。たくさんの杖をついてなんとか立っているおじいちゃんのようです。今まで尋常でない数の願掛けを全身で受け止めていただけに、疲れ切ってしまったといった感じに見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e7/8ff420e056fa343c4d747b36810d891f.jpg)
願掛けそのものは今でも続けられていて、木に投げる変わりに許願樹が見守る地に、願い事を書いた紙(寶牒)をくくりつける許願板が用意されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/c2/81cd550316872e211f0a1825d62893d0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/bd/ec231e7210d929351aab300b809b5fa5.jpg)
「許願樹を救おう!」という活動も多数行われているようです。とはいえ、そばに展示されていた許願樹の切り株は、真ん中がボロボロで、人間で言うと重度の骨粗鬆症のよう。日本にとっても有名な樹医さんがいましたよね。彼の診断と治療を受けるわけにはいかないのかな…。
お線香を供えて熱心にお祈りしていたおばあちゃんが、木の前にツツッと歩み寄り、木に向かって手を合わせていました。なんとか回復して欲しいと願うの人は、願を掛けた人の数と比例するはず。それ以上のはず。
がんばれ! と私も心の中で手を合わせずにはいられないのでした。
だいぶ落っこちてしまいました~。あははは(泣) 励ましのポチどうぞよろしくお願いいたします。
人気blogランキング
目の前で突然倒れるイーソン。「うわっ!大丈夫!」と駆け寄る私。でも周囲にいたその他の人は、気を失ったイーソンの上半身を抱き起こす私を遠巻き見ているだけ。
叫ぶ私。
「助けてください! 誰か助けてください!」
そんな姿を見ているもうひとりの私が冷静に言う。
「今さらセカチューかよ…」
叫ぶのも私。冷静なのも私。その2人の私を夢で見ているのも私。
当然のようなひとり3役。夢っておもしろいなぁ。
さてさて。
大きな木めがけて、願い事をしたためた紙を重しとなるオレンジについたひもに縛って、大きな木めがけてエイッ!!とやる図をみたことありませんか?(見たことのない方はこちらの映像をご覧くださいね)
投げたものがみごと枝にひっかかれば願い事は叶う…という願掛けの木、許願樹を見に行ってきました。といっても、かなり前の話なんですが~。
とっても有名な許願樹なのに、訪れるのは今回が初めて。見てみたいなぁ、というか、私も願掛けをしてみたいなぁなんて思いつつも、ちょっと遠いという理由で、今まで足を運んだことがなかったのでした。
けれども、2年ほど前、願い事の紙の重みに耐えかねて枝だが折れ、その後の調査で、中の浸蝕が激しくもう寿命かも…なんて話が聞こえてきました。その後もしばらくは願掛けが続けられていましたが、樹齢500年という老齢には勝てず、昨年にはとうとう願掛けが禁止されてしまいました。
残念だなぁと思っていたところへさらに追い打ちをかけるように、今年になって「もう回復の見込みはない。あと10年も持たないだろう」という悲しいニュースが…。
今見なかったら、もしかしたらもうこの許願樹を見ることはないかも。(再植樹はすると思うけど…。) そうとなったら、やっぱり見ないと。行かないと。
大埔(タイポー)から向かうは林村というところ。ドライバーさんに「林村に着いたら教えて」とお願いしてありましたが、告げられる前にわかりました。道からもはっきりとあれだとわかる大木が見えるのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/c2/55fd6f27d46aca20cf0b598512efcc02.jpg)
近づいてみると、許願樹の周囲は柵で囲まれ、木の幹にもロープが巻き付けられ、四方に張られています。たくさんの杖をついてなんとか立っているおじいちゃんのようです。今まで尋常でない数の願掛けを全身で受け止めていただけに、疲れ切ってしまったといった感じに見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e7/8ff420e056fa343c4d747b36810d891f.jpg)
願掛けそのものは今でも続けられていて、木に投げる変わりに許願樹が見守る地に、願い事を書いた紙(寶牒)をくくりつける許願板が用意されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/c2/81cd550316872e211f0a1825d62893d0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/d0/0f337f6d59b50e2c924eacb3f6e0e476.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/bd/ec231e7210d929351aab300b809b5fa5.jpg)
「許願樹を救おう!」という活動も多数行われているようです。とはいえ、そばに展示されていた許願樹の切り株は、真ん中がボロボロで、人間で言うと重度の骨粗鬆症のよう。日本にとっても有名な樹医さんがいましたよね。彼の診断と治療を受けるわけにはいかないのかな…。
お線香を供えて熱心にお祈りしていたおばあちゃんが、木の前にツツッと歩み寄り、木に向かって手を合わせていました。なんとか回復して欲しいと願うの人は、願を掛けた人の数と比例するはず。それ以上のはず。
がんばれ! と私も心の中で手を合わせずにはいられないのでした。
だいぶ落っこちてしまいました~。あははは(泣) 励ましのポチどうぞよろしくお願いいたします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/30/673f462eeadae6cdfb24cc52bacc665b.png)
TVBドラマで愛しの健ちゃんが投げてるのを見た事があり面白い風習だなって思ってたんですよ
もしかしてドラマで使われてた樹だったり???
後でもう一度DVD観てチャックせねばっ!
私の苗字はこの村と同じなのでこれは行かねば!と遠路はるばる行きました。その数ヵ月後にこの樹が倒れたニュースを見てびっくりしました。
みかんを投げると紙に書いた願い事が叶う。私はなんと1回でひっかかりました。しかし願い事が叶ったかは微妙。隣で香港人のカップル(女性)が必死に投げていたけれどなかなかひっかからない、最初はビデオを撮りながら笑っていた彼氏もだんだんひきつり始め、
でもあの樹をこももさんのブログで見れるとは!
やっぱこのブログ私のお気に入り!
樹齢600年ですか…長い長い間、がんばってきたんですね。色んな人々を見続けててきた事でしょう。
香港も台湾も廟は身近で、皆熱心に拝拝していますね。この木に手を合わせていたおばあさん、子供の頃からこの木は身近にあったんでしょうね…。
なんとか回復してほしいです。
思います。ドラマで使われたのはセットでなければこの樹の
可能性が高いのでは…。
『墨攻』のプレミアで、アンディ・ラウは鉢植えの小さな木に
向かってキンカンにくくりつけた願い事の紙を投げてましたよ。
全てがミニチュアサイズでなんだか微笑ましかったです。
以前中国にも同じ名字があるっておっしゃっていたから~)
ねぇねぇ。香港人の不器用な人って、日本人には想像できない
レベルの超不器用じゃないですか??どーしてそこまでできない
かなぁ~?って不思議なほどに。たぶんそのカップルの女の子、
その「どうして?」ってレベルの不器用ちゃんだった
のかも。
でも、そういう人って6言語ぐらい操れちゃう才女だったりも
するんですよね。
バス停でなだめるカレ氏さん。なんだかリアルに想像できます!
香港人の男性はやさしいもの。というか、よく尽くしますよね。
お気に入りなんていっていただけてとってもうれしいです
ありがとうございます!!
この樹がポコンと土から芽を出した時の香港ってどんなだった
のでしょうね。年月を身体に刻みながら成長する樹って、とても
神秘的ですよね。この許願樹のある林村には立派な天后廟もあって、
熱心にお参りする人がたくさんいましたよ。
許願板にかけられた願い事の中には、許願樹の回復を願うものが
あるに違いないと思います。
木の前がかなり広い空き地っぽかったでしょうか?
ロケ地かもしれません!
ちなみにタイトルは「イ火頭智多星」です
現在木の前は立ち入り禁止の柵で囲まれてしまっていますが、
許願ができたころは、広く解放されていたと思います。
地面は固めて整備していますけれど、空き地っぽいといえば
そういえるかも。
次回の香港は、許願樹訪問してみてくださいねー