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開心香港街市

ほいさむほんこんがいしぃ
~気づけば在住6年目。香港のおいしいもの、おもしろいこと、ときどき…。在ホンコン的趣味生活~

安穏無事に天下太平珈琲館

2007年07月12日 | 香港食記
引っ越し屋さんが見積もりにやって来ました。見積もりですから、クローゼットや食器棚の中も収容量の概算を出すために「拝見してもいいですか?」ってことになります。
その場になってあ”っ!!って思ったけど、もう遅い。

クローゼットの扉の裏には、もりたごー!
キッチンは四方八方、ぶいしーっくす!

き、きゃーっ…(濁流冷や汗!)

そこはホレ、あちらはプロですから、お仕事モードの表情はしっかりキープされていましたが、内心はどう思われたでしょうか…。
うっ。ただの引っ越しならいざ知らず、今回は会社指定での引っ越しですからねぇ。あはっ。あははっ。(←遠くを見つめてミッキー笑い)

ゴネた結果、おまかせパックを利用できる事になりました(当初「パッキングも全て自分でやれ!」と指令が来て、卒倒そうになりましたよ…)。当日、指示通りにパッキングしてくれるそうですが、担当の方いわく、「見られたくないものは事前に自分で段ボール詰めしてもかまいませんよー」と。「では、下着を詰めたいので…」とお願いして早速もらった段ボールに、真っ先に手作りうちわ+公式うちわの数々を詰め込んだ私。あと、ペンライト、雑誌の切り抜き、FCの会報、生写真etcもギュウギュウと。そして、段ボールの表書きに記した言葉は『書類』です!


今日も無事に生きていることに感謝しながら、そんな話題をしつつのランチをブイファン仲間としてきました。MPFの件ですっかりお世話になった友が推薦するベジタリアンフードの店。その名も、天下太平珈琲館。英語名はWorld Peace Cafe。なんともピースフルな店名ですね。

2005年にオープンしたばかりで、食材はすべて有機栽培されたもの使用し、健康第一主義のお店と聞き、期待いっぱいで住所をたよりに訪れてみると、そこは以前、覚えたての広東語を使って大恥かいた店があった場所。リニューアルされてこんなに洒落たレストランへと変身していたのでした。



香港に来たばかりのころ、ちょっとした知り合いの香港人のおにーちゃんに「『美味しい』は『好味』でしょ。じゃぁ、『すんごく美味しい!』って力を込めて言うとなに?」と問うて教えてもらった「好鬼好味」という言葉。
次の日に行ったレストランで早速使うと、「えっ?」という顔でスタッフは私をじっと見つめます。なんで??

…後日わかったのですが、「好鬼好味」とは「クソうめぇ!」的な言い回しだとか。

若いにーちゃんに言葉を習うのはよそう、と肝に銘じたあの夏の日。
その苦い思い出のレストランはいつの間にかなくなり、ベジタリアンフードの店に変わったのですね…。



話を元に戻しましょう!
ウッディなインテリアに高い天井、ドリンクカウンター内さりげなく垂らされた紅いチャイナコットンが風に揺れてきれいです。店内別所で瞑想のクラスを行ったりもしているため、奥の方で関連図書が販売されています。



決して広いわけではないけれど、天井が高くて開放感があるため落ち着きます。ちすぐそこに湾仔(ワンチャイ)の雑踏があるとは思えないほどです。


前菜2種(スープorサラダ)、メイン3種、デザート(オリジナルケーキ)、ドリンクのラインナップから、2~5種を選んでコースを作ります。
私たちは、前菜+メイン+デザート+ドリンクの4種コースをいただきました。


 

サラダはトマトと豆腐のサラダ。豆腐は水気が切ってあって、しっかりした食べ応えがあったそうです。トマトの酸味とオリーブオイルベースのバジルドレッシングもなかなかいい組み合わせだったとか。

私はほうれん草のスープを選びました。完全なペーストにはなっておらず、ほんの少しほうれん草の繊維と青い匂いを感じるところが、「滋味」って感じです。とてもクリーミーなのに、あと味さっぱりでした。


メインは3人いたので3種をひとつずつオーダーしてみました。



こちらがマッシュルーム&チーズとピクルス&チーズのトースト、中東サラダ付きです。味の違うバゲットトーストが2種。軽そうに見えますが、結構具だくさんでトーストだけでもボリュームがあります。付け合わせがフライドポテトに見えてじつはカボチャってところが凝っていますねー。




こちらはベジタリアンカレー。さらさらカレーに大ぶりの野菜がたっぷり。ちょっと味見をさせてもらったところ、スパイスの味はしっかりしますがとってもマイルド。ココナッツミルクを使っているのでしょうが、ココナッツ独特の臭みは全然ありません。五穀がミックスされたライスはプチプチとした食感で楽しい~。




私がいただいたのは、レインボーベジタブルのフジッリ。「“レインボーベジタブル”ってどんな野菜だろー!?」と、ワクワクしていたのですが、登場したのは7種の野菜でした。あらーん。早とちり。
赤、黄のカラーピーマン、タマネギ、にんじん、シメジ、ベビーコーン、プチトマトの7種の野菜が、淡いデミグラスソースのようなものをまとってフリッジと絡まっています。ベースがなんだか計りかねる不思議な味のソースでしたが、たっぷりのボリュームを飽きることなく食べることができました。

デザートは、生クリームの変わりに豆腐を使ったオリジナルチーズケーキです。私たちは結構お腹がいっぱいになってしまっていたので、2つのケーキを3人で分けることにしました。選んだのは、マンゴー豆腐チーズケーキとキャロット豆腐チーズケーキ。
マンゴーの方は、クリームチーズそのものにマンゴーピューレと豆腐が練り込まれて結構濃厚なお味。
片やキャロットの方は、土台がシナモンが効いたキャロットケーキで、その上に豆腐が練り込まれたクリームチーズがのっていました。こちらは甘みもかなり控えめであっさり大人の味。でも、チーズと豆腐がどっしりとお腹にたまります~。



天下太平の「天」の飾りが洒落ているカプチーノ。ちょっと苦めでケーキと一緒にいただくにはいい感じです。使用しているコーヒーももちろん有機栽培されたものです!


近ごろ食生活が乱れ気味なので、ちょっとは体内がリセットされたかなー。でも、実はこのあと、お引っ越し準備の肉体労働をしていたら突然の空腹感に襲われました。あんなに満腹だったはずなのに、ガテンな動きにはちょっとパワー不足だったかも。
つい手近にあった「カール」のわさび味を食べ始めちゃったら止まらなくて、半袋も胃に収めてから、ハッ!と気づくも時すでに遅し。
せっかく滋味あふれるランチをしたのに、なんたること。プラスマイナスゼロどころか、かなりマイナスになったかも。やっぱり手元にスナックを置いておいてはいけないのね…。


set lunch 4course HKD112(約1680円)

天下太平珈琲館(World Peace Cafe) 湾仔大王東街21號 ℡2527-5870 
月~金 12:00pm~3pm(オーダーストップ2:30pm)/
土曜日 12:00pm~4:00pm(オーダーストップ3:00pm) 
日曜祝日定休


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マクドナルド NOストローDAY

2007年07月09日 | 香港食記
お裁縫は嫌いではないのですが、ぞうきん縫いはキライです。
中に折り込んだ部分がずれて、表面が波打ってくるのが許せない!(←この辺A型)
でも、まち針を打つのはめんどくさいし邪魔だからヤダ!(←この辺B型)

その結果、できあがった“歪みぞうきん”。あーあ。

でも、3秒後には「ま、いっか!」で済ませられるワタクシ、もはや「変態」と言われるのが快感になってるAB型でっす!


今日は、マクドナルドのノーストローデー。NO STRAW DAY。無飲管日。
6月から毎月第2、第4月曜日は「環境のために、ストローを使うのをやめましょう!」ってことで始まった環境保全協力の日なのです。そういえば、そんなことやるってことを聞いたような気もしますが、マクドナルド出没率がめっきり減った今日この頃、すっかり忘れておりました。

ところが今日、時間調整のために入ったマックにて、まさにその日であることを知らされたのでした。カウンターの上のストローストックケースは空っぽ。アイスミルクティーを頼んだのですが、トレイの上にもストローの姿はなし。

 

えっと…。
沈殿したミルクをどのように混ぜればいいのでしょうか?? できればガムシロップも少々入れたい気分なのですが…。

指でかき混ぜるか? しかし、だいぶ汚いぞ。
トレーに敷かれた紙をちぎって、マドラーを作るか? それもかなり汚いな。
えーと。えーと。

窓際の席にてしばし悩んだあと、カウンターに戻り、素直に「すまんが、ストローおくれ」と言ってみました。すると、なんてことはない。「はいよ!」とあっさりいただけました。それも、なぜかマックシェイク用の太くて、先がスプーン状に加工されたストローを。



いまひとつ飲みづらいけど、ミルクもガムシロも混ぜられたし、ま、いっか。

周囲をちょいと見渡してみたら、あれ? みなさん普通にストロー使ってるし。そりゃそうだよねぇ。ソフトドリンク系ならば、直接口をつけても飲めるけれど、ミルクやガムシロをミックスするアイスコーヒーやアイスティー、マックシェイクなんかはストローがなかったら困るよ…。

どうせ「NO」にするなら、ドリンク類のフタにすればいいのに。フタなら無くても困らないよね。フタが付いていたって、倒せば盛大にこぼれるんだから~(経験者は語る)。

マックの言うところの「環境保全」のポイントが、ちょぉ~っとずれているような気がしてならなかった、7月の第2月曜日でした。



おまけ。
帰国にあたって、ちまちまとお買い物をしています。最近のヒットをちょっと見て見て!



座面にダブルハピネスの絵柄が描かれたアルミの簡易イス。見つけた瞬間に値段も見ずに「買うっ!」って即決。レジにて価格を聞いてびっくり! なんと24.9ドル(約373円)!
家具や雑貨を扱うホームセンターみたいな店、實恵(プライスライト)で購入しました。もうひとつくらい買っちゃおうかなー。

その上にちんまり乗っているエッグタルト。これはリストレストです。目の細かいフェルト地になっている裏面でPCモニター表面の掃除もできちゃいます。同僚くんが持っているのをずっと「かわいいなぁ~」って思って見ていたので、まねっこして買っちゃいました。
City Superで38ドル(約570円)でした。こっちはちょっとお高かったわん。



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レパルスベイ、ザ・ベランダのアフタヌーンティー

2007年07月08日 | 香港食記
大きな声では言えませんが、『喰いタン2』のDVDを買ってしまいました。うひひひ。これで、ちっちゃくて妙にかわいい探偵助手を堪能できるというものです。
しかしながら、問題がひとつ。
いつ見る? 見る時間はあるのか? 12話分約10時間。どこで都合つけるべきか。うーん。悩ましい。


さて、ブログ仲間のビンゴさんに、グランドハイアットのクラブフロアにお招きいただいたことは前回述べましたが、実はその前に、優雅さのプロローグってことでアフタヌーンティーなどしてしまっていたのでした。

その場所は、「前に、期待に胸ふくらませて来たら定休日だったの…」とビンゴさんがしょんぼりと語っていた、レパルスベイのザ・ベランダです。あの映画「慕情」に登場したビーチの脇に立ち、レパルスベイ・ホテルとして営業していた当時の姿を一部残した建物、ザ・レパルスベイの内にある、ペニンシュラホテル系列のレストランです。ここのアフタヌーンティーはとても有名なので、私の周囲はみんな「行ったことあるー!」。でも、私は「行ったことなーい!」(泣)

めいっぱいの朝ヤムチャでまだちょっと空腹にはほど遠い腹具合ですが、オンナふたり連れ立ってのアフタヌーンティーへと参りました。




白い壁にダークブラウンの窓枠がきれいに映えて、天井からはシーリングファンの優しい風が漂ってきます。噂に違わずなんて素敵な雰囲気。窓の外には、手入れの行き届いた青々と芝生、その向こうにはレパルスベイのさざ波が光っています。いいわねー。すてきねー。

…と、思ったら突然のどしゃ降り! まさに「どっしゃーっ!!」という音とともに大量の降雨。すげっ。(←あらイヤね。こんな場所なのに思わず地がでてしまったわぁー) 芝生の上で結婚写真を撮影していた新郎新婦も大慌てで建物内へ駆け込んでいます。大変!たいへん!


 

雨音にのってやって来たのは、シルバーウエアに用意された紅茶です。ダージリン、アールグレイ、ペニンシュラブレックファースト、ペニンシュラアフタヌーンの中から、私はペニンシュラアフタヌーンを選びました。ちょっと渋みが強めの紅茶でした。

そして登場したのが、ケーキスタンド。お腹の具合に合わせて、3パターンあるアフタヌーンティーメニューから、デラックスアフヌーンティの1人前セットをシェアすることにしました。



カップ&ソーサーや取り皿などはウェッジウッドでしたが、ケーキスタンドはミントンのようですねぇ。(さすがにひっくり返せないので、確認はしていませんが…) お皿の絵柄とケーキの色合いがぶつかってしまって、ちょっとゴチャゴチャしちゃってるのが残念です。

定番中の定番のキュウリサンド、サーモンのオープンサンドと共に添えられている、緑の固まり。ビンゴさん曰く「きゅうりのキューちゃん」??
確かにキューちゃんが固まったように見えるそれは、実はピスタチオだったのですが、表現のしようのない不思議な味。あのキューちゃんダンゴは一体なんだったのでしょう~? 

 

 

ランガムプレイスホテルのアフタヌーンティーに続いて登場したショウガ風味のクレームブリュレ、ティラミス、フルーツタルトなどなどの中で、今回いちばんおいしいと感じたのがスコーンでした。温かいプレーンスコーンはとてもしっとりとしていて、濃厚なクロテッドクリームがすごくよく合います。アプリコットジャムよりも、ベリージャムの酸味の方がクロテッドクリームには合うような気がして、そのコンビをたっぷりつけていただきました。他のところに比べると、スコーンのサイズが小さめなのが残念。もっと食べたい!ってところで無くなってしまっただけに、いまここでも思いが募っています。

最後にスフレとラズベリーのソルベが別サーブされました。でも、スコーンのおいしさを越えるものではなかったかな…。


ペニンシュラホテルのアフタヌーンティーは、「もう行くもんか!」って思っていましたが、それは、あまりにも劣悪な環境での提供だから。こんな雰囲気のあるところでいただくと、ケーキスタンドの内容は同じでも、感じるおいしさがちがうものですね。
ペニンシュラホテルも、あんな風に食べている人のすぐ後ろでウェイティングさせるような無粋なロビーアフタヌーンティーはもうやめて、階上のザ・ベランダでアフタヌーンティーをすればいいのに…(大きなお世話?)



紅茶をのんびりいただきつつ、おしゃべりしていたら、雨も上がりました。
新郎新婦も撮影再開。ではでは、私たちも出かけるとしますか! どっこいしょ!と立ち上がって、バスにて湾仔(ワンチャイ)へ、グランドハイアットへと向かったのでした。

アフタヌーンティーにグランドハイアットのクラブラウンジと、ハイソ(いまどきは「リュクス」って言うべき?)な時間を過ごした私たち……ですが、朝は半額飲茶を目指して、客家好機に開店前から並んだことは内緒ですよ…。

ちなみに、ザ・ベランダ、ドレスコードがあります。男性のみですが、短パンにサンダル履きでは断られてしまいますのでご注意くださいませー。


Deluxe Afternoon Tea HKD188(約2820円)1人前。コーヒーもしくは紅茶付き
Tea(Peninsula Afternoon Blend) HKD42(約630円)

The Verandah 露台餐廳 淺水灣109 號淺水灣酒店 ℡2292-2822
アフタヌーンティー 3:00pm~5:00pm


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宣誓後、金鳳茶餐廳で朝ゴハン

2007年07月04日 | 香港食記
日本で会社員を辞めるときにも思いましたが、「退職する」って面倒な手続きが多い~。ドラマなんかでは「こんな会社辞めてやる!」と辞表をたたきつけて「ハイ!それまでよ」って感じですが、そんなことありえなーい!

香港で収入を得る場合、MPFという強制年金積み立て制度に加入しなくてはなりません(外国企業の駐在員をのぞく)。加入するときは、まあそんなものか…とサインしましたが、それを解約するとなるとややこしいったら。いえ。手続きは複雑ではないのですが、用紙に書かれた専門用語がわからない。英語をみても中国語をみてもわからない。辞書ひいてもその解説がわからない。説明してもらってもわからない。

しばし大混乱の私でしたが、突然救世主が舞い降りました!
なんと、職場が契約しているMPF取扱い会社の担当者のチームに、カラオケで一緒にうちわを振りまくっている友達がいることが判明! 普段は仕事の話なんてしないので、担当内容なんて全く知りませんでした。わー!なんてすばらしい偶然!!

マイクをにぎって踊っている姿からは一転した凛々しい姿で、理路整然と説明してくれる友達。かっこいいなぁ。手取り足取り指導してもらったおかげでスムーズに手続きができました。感謝感激です。

書類を揃えたらあとは会社にお任せなのですが、ひとつだけ自分でしなくてはならないことがあります。私の場合、香港を離れることによるMPFの解約なので、宣誓書を民政處(District Office)なるところへ提出しなくてはなりません。

何を宣誓するのかというと、「香港を離れる。故に今後、香港での収入は発生しない」といった感じのことです。



書類を提出後、「では、これを声に出して読んで」と、書面に書かれたことと同様のことを読み上げさせられました。声に出しての宣誓です。「永久に香港を離れることを宣言し、MPFの払い戻しを請求したく…」
法的な言葉の羅列なので、見たことのない綴りにつっかえてばかり。係りの人も苦笑いするほどのたどたどしい宣誓でした。

これは収入に関することに対しての宣誓ですが、感情は違う方面へと作用してしまいました。自分の口から「香港を離れます。もう戻ってきません。」と宣言するのは、かなりせつなかったです…。

あーあ、言っちゃった。でも、仕方ない。仕方ない…。



さて、せっかく湾仔まで来たんだもの。次の予定までの90分、気分を変えて街を歩きましょう!


まずは、金鳳茶餐廳で、腹ごしらえ。いつもは狭い店内で肩寄せ合いながら座るのですが、出勤時間は過ぎ、お茶をするには早すぎる時間だったので、壁際の2人席を占領することができ、店内観察、店員観察も余裕で楽しめちゃいました。

 


深く考えずとも、ここに来るとするりと口から出てくるオーダー「菠蘿飽と凍奶茶!」。数々のガイドブックに載っている店なので、ひとりでふらりとやって来てそう注文する日本人も多いのでしょう。オーダーを聞いて「やっぱりね!」といった感じに口の端を上げたのは、店員番号5番のおじさんでした。



まだ焼きたての温かさが残っている菠蘿飽(パイナップルパン)は、表面がサクサクで中しっとり。クッキー生地をこぼさないよう、フォークの背で少し生地を押しつけて潰してから食べるのが菠蘿飽をいただくお作法(?)だと聞いているとおり、となりの席に向き合って座っている仲の良さそうなおじさんふたりも、確かにそうやって食べていました。

氷の入っていない凍奶茶(香港式濃厚アイスミルクティー)。氷よって味がうすくなるのを嫌い、手間はかかるけれど冷蔵庫で冷たく冷やしたものをだす!というこだわりのある凍奶茶です。この時期、早く飲まないとぬるまっちゃうけれど、最後まで濃い味を楽しめるのはうれしい限り。ほんのり感じる茶葉の苦みと濃いミルク、控えめな甘さのコンビネーションがやっぱり美味しいー!

 

狭い店内をすり足で歩く3番のおじさん、おじさんの方の5番(若い5番もいる)の魚河岸系ダミ声、お勘定台に立っているのがオーナーさんかな? 持ち帰りようの凍奶茶をせっせと作っているおばさん。胸に「金鳳」とプリントされたシャツを羽織った店員さんたちは、それぞれに個性的で、ついその動きは飽きずに見てしまうほど。
はじめて来たときに「『菠蘿飽』の発音が悪い」と、指導してくれたのは3番のおじさんだったっけかなぁ…。
そんなことを思い返していたら、なにやら店が混み始めてきました。どこから来たのかな、地図を片手に中国語を話しているカップルが順番待ちのしています。じゃぁ、席を譲るとしますか!

電話中のオーナーさん?なおじさんに代わって、若い方の5番がお金を受け取ってくれました。「バイバイ」。軽い挨拶にわたしも「バイバイ」。それから、声には出さなかったけれど「また来るからね!」と告げたのでした。
 


菠蘿飽 HKD3(約45円)/凍奶茶 HKD13(約200円)

金鳳茶餐廳 湾仔春園街41 ℡2572-0526 6:45am~7:00pm


このあと家庭雑貨屋さんやおもちゃ屋さんなども巡ったのだけれど、それはまた、今度…。


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低音で「ガンバレー」、徳昌魚蛋粉の魚皮餃河

2007年07月03日 | 香港食記
1カ月くらい前なのですが、MTR旺角(モンコック)の駅内で、インタビューに協力して欲しいと声をかけられました。主旨を聞いたところ「ラジオがどーたらこーたら」と早口の広東語で説明され、なんだかよくわからなかったものの、「こんなところで声をかけるくらいだから、低予算のだれも聞かないような番組なんだろうなぁ」と、勝手ながら少々哀れに思い協力することにしました。

そばに立っている、黒いシャツに黒ネクタイ、胸に『喪Do男』と刺繍の入った白いスーツを着た男性を指さし、「彼をどう思う?」と問われたので、素直に「黒社会の人みたいね」と答えると、インタビュアーのおにーちゃんはニタニタ笑顔。当たり障りのない質問をいくつかされたあと、「最後にこのマイクに向かって『ガンバレー』と日本語で言ってくれ」といわれました。はいはい、と地味~な声で3回「ガンバレー」をリテイクし、「はいOK」で解放されました。

そんなことはすっかり忘れて日々を過ごしていましたが、先日ふと思い出して同僚たちにその話をしたところ、「その『喪Do男』って知ってる!」と。「結構人気があるよ!」と。
え。誰も聞かないような穴埋め番組的なもんじゃなかったの?? ってことは、番組の合間かなにかに、私の「ガンバレー」が流れたりしたのか?? おそろしー! あんな低い声で言わないで、もっと可愛い声を出せばよかった。もしかしたたらDJとか声優とかのスカウトが来たかもしれないのにぃー!(←夢見がちでどーも)

もちろんボツになった可能性も高いですが、何かのはずみで、私の「ガンバレー」を聞いちゃったみなさん、あんなドスコイ声ですみません! あー。もう恥ずかしいなぁー。
で、結局『喪Do男』ってなに??





一食一食に魂コメテ行くべし!と、今日は、徳昌魚蛋粉麺へ行ってきました。香港に来てすぐに知り、最近は通うペースが落ちているものの常に心にある店。このブログにも何度となく登場しているお店です。




ここに来たら絶対にコレ!の魚皮餃河。一体いままでに何杯食べたかなぁ。
魚のすり身を、これまた魚のすり身を練り込んだ皮で包んだ、中も外もプリプリの魚皮餃は最高です! 中も外も材料は魚のすり身なのに、プリプリ加減が微妙に違うので、ダブルの食感が楽しめます。熱いので噛んだあとハヒハヒしながらも、そのプリプリ感だけは逃すまい!と神経を集中して味わうその時が幸せでした。

店の名前にもなっている魚蛋も、かなり弾力が強くて他の店よりも味がいいと思います。でも、その差は魚皮餃のそれと比べると小さなものかもしれません。プロフィールにも書いていますが、魚皮餃好きなわたしが、どこのものより愛しているのがココの魚皮餃です。



この魚皮餃にお米でできた幅広麺、河(ホー)を組み合わせて、さらにソコへ魚の河をパリパリに揚げた炸魚皮を浸しつつ食べ、その合間に芥蘭(ガイラン)を食べつつ、飲み物にレモンスライスたっぷりの凍檸茶をいただくのが、私の『徳昌シアワセのフルコース』なのです。

芥蘭の軸のボリボリとした食感好きなんだなぁ。でも、日本にはない野菜だから間もなく食べられなくなっちゃうんだなぁ…(泣)
日本のレモンティーってレモン一切れしか浮いていないもんね。例え農薬もどっちゃりミックスされちゃおうとも、5~6枚投入されたレモンをガシガシ潰してこそのレモンティーだよね…(泣)

 

香港生活の中で、おそらく、というか絶対いちばん通った店。そして毎回食べた魚皮餃河。
抜群においしい!とか、ほかに類を見ない!とかそういうノリではないのだけれど、ふと思い出したならば食べずにはいられなくなる、そんな味。潜在意識になにやら深く刻まれてしまったようです。
日本に戻ったら、事あるごとに思い出して「食べたーい!」って暴れるにちがいない。ドメスティックバイオレンスならぬダッチョンバイオレンス。略してTV。周囲の皆様、どうぞご注意ください。


魚皮餃皮 HKD17(約255円)/炸魚皮 HKD12(約180円)
油菜(芥蘭) HKD13(約195円)/凍檸茶 HKD14(約210円)

徳昌魚蛋粉 天后電器道75 ℡2510-8783 7:00am~11:00pm


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一家人の拉(らー)したて麺

2007年06月28日 | 香港食記
昨日仕事で会った人は、すごーい美人で笑顔がかわいらしい人。たぶん私と同じくらいの年齢の人だと思うけれど、姿勢もいいし何よりもお肌がきれいで若々しい。シミもなければくすみもない。ぴっかぴか。「うらましい~」と思わずジーッと見つめてしまいました。
秘訣を聞くと「別にきれいじゃないわよー」と謙遜しつつ、「でも、暑さの厳しい2カ月間は肉や魚を食べないようにしているの」と、こっそり教えてくれました。外の暑さと室内の冷房とで体力が奪われがちになるので、内蔵に負担のかかる食物は避け、その分のエネルギーを身体全体にまわすようにするのだとか。
「へえええ!」と感心しつつも、「残念ながらマネできん!」と、即あきらめたワタクシ。だって2ヶ月間も自分を律する人だもの、それ以外でも日常的にもなにかしらの努力をしているに違いない。本能のおもむくままに胃袋を酷使してしまう私にはムリムリ~。
そんなワタクシ、鼻の横に大きな吹き出物ができてます。(←ライチを食べ過ぎた結果でしょーう!)


そして本日、本能が欲求するには「美味しい麺が食べたい!」と。そしてグッドタイミングで教えてもらったことには、「尖沙咀(チムサーチョイ)にオーダーしてから拉(らー)してくれる麺屋さんがあるよ」と。
欲求と情報の合致。イコール、すぐ行け!!



向かったのは「一家人」というお店。尖沙咀の外れ、道を挟んだ向こう側は尖東(チムサーチョイイースト)という場所にあります。
オーダーが入ってから麺を打つ、というか「のばす」というので、その作業が見られるかなー?と楽しみにしていたのですが、通された席が厨房から遠かったため、残念ながら、1本が2本に、2本が4本に~~のあの拉(らー)のする技は見ることができませんでした…(泣)

上海系のお店だそうなので、小籠包は必食だとか。ふむふむ。大きめの粒に外から見てもわかるたっぷりの肉汁。セイロにくっつくのを防ぐため白菜が敷かれているのが見た目にもイイ感じです。



「おっとっと~」と肉汁をこぼさないよう気をつけつつ食べてみると、なぜだか甘い。かなり肉汁に甘みを感じます。良い肉は甘みを持つと何かで聞いたことがありますが、肉の甘みなのかなぁ?? 小籠包でこんなに甘みを感じるのは始めて。不愉快な甘みではないのですが、ちょっと不思議な味です。


お待ちかね麺がやって来ました!
三鮮湯拉麺と酸辣湯拉麺です。エビ、ハム、豚肉の3つに、青菜が少々入っています。





三鮮湯拉麺は具に、エビ、ハム、豚肉の3つに、青菜が少々。シンプルに塩で味付けされたあっさりスープなので、麺のおいしさが引き立ちます。拉(らー)したての麺なので、やっぱりコシが強い! 一生懸命、噛みます!噛みます!!

酸辣湯拉麺はたっぷりの酸辣湯で麺が見えませんねー。たけのこ、キクラゲ、湯葉、豚肉などなど、具もたっぷりで食べ応え充分です。程良いとろみがコシの強い麺にいい具合に絡みます。麺を味わうための酸辣湯としてアレンジされているのかもしれませんが、酸辣湯は「酸」が強めの方が好きな私としては、酸っぱさが物足りなかったのが残念です。

手で延ばしているだけに、ところどころに不揃いな太さの部分があったりして、そこだけが少し固めだったりする食感がまた楽し。しかも、三鮮湯拉麺と酸辣湯拉麺とで、麺の太さが微妙に違うのが「おお!」って感じです。スープの味付けに合わせて拉(らー)しているんでしょうか?(たまたまそうなっただけかなぁ?)

 


B級の麺屋さんで食べるクタクタの河粉も大好きなのだけれど、本格的な麺もやっぱり好き。でも、家賃の高騰があってか、どんどんとそういう店が街の中から姿を消しているのが残念。ちょっとくらいなら割高でもいいから、麺そのもので勝負する店にもぜひがんばって欲しいです。

ほら、今日も満腹。こんな私が美肌を手に入れようなんて、やっぱりムリムリ~。
…なんて言いつつも、こっそりパックしたしてね。(←いじましいオンナ心よん)


小籠包 HKD22(約330円)/三鮮湯拉麺 HKD36(約540円)
酸辣湯拉麺 HKD28(420円)

一家人拉麵小籠包 尖沙咀金馬倫道金馬倫中心1樓 ℡2368-1298


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6月の外賣朝ゴハン記

2007年06月26日 | 香港食記
あらかじめ出るとわかっていても、テレビ画面に映る彼の人を見るとドキドキするっていうのに、なんの予告もなくドバーンと映し出されたら、泡吹いて…いえ、泡飲んでひっくり返っちゃうって!

土曜日の夜、歯を磨きながらなんとはなしにテレビをつけたところ、いきなり剛くんのどアップが! 「はっ!?」と息を呑んだと同時に歯磨き粉も飲んじゃいましたよ。ケホケホ。

2つしかない香港のテレビ局のうちのひとつ、亞州電視(ATV)で『喰いタン』の放送が始まっていたのでした。もー。もっとちゃんと宣伝してよー。知らなかったじゃないの。
自分の意志でDVDなどを再生するのではなく、自然に画面に映し出されるものを目にするのって、なぜか興奮しますねー。既にDVDを持っているくせに土曜日が楽しみでワクワクしています。



「朝ご飯は家で食べる派」なんて言いましたが、奶占多の一件以来、外朝ご飯の魅力に取り憑かれて、今月は4回も外賣(オイマイ)朝ご飯してしまいました。





職場近くのパン屋さんが安くて美味しいのでお気に入り。いつも行列しているけれど、客さばきも早いので待っても3~4分。菓子パン&調理パンのほか、店の奥にあるカウンターでサンドイッチやお茶類も作ってくれます。


この日は毎度おなじみ、火腿煎蛋三文治(焼いた玉子とハムのサンドイッチ)と凍奶茶(冷たい香港式ミルクティー)。



あっ。カレンダーがっ…。
茶餐廳のものと同じボリュームのなのに、なんとHKD9(約135円)。なんてお得!ちゃんとネル地の濃し布を使って作っていた口当たりなめらかな凍奶茶も、同じくHKD9。朝マックよりお得でシアワセです。


出先に直行だったこの日は、軽く朝ご飯を食べたにも関わらず、移動中に空腹を覚え美心餅店(マキシムベーカリー)で火腿煎蛋飽を購入。HKD6(約90円)でした。



少し甘めのパンに、小さなハムと卵焼きが入っているだけでなんのひねりもないものなのに、つい購入してしまう率の高いパン。私、どうやら「パン+ハム+玉子」という組み合わせに滅法弱いようです。
写真は駅構内で撮りましたが、食べたのは改札を出てからです。念のため~。(MTR駅構内および車内での飲食は禁止されています!)


この日は、茶餐廳で奶占多(コンデンスミルクとジャムのトースト)を買いました。一等地にある茶餐廳だからでしょうか、熱奶茶とセットでHKD23(約345円)もしました。値段を確認せずに頼んだ私も悪いけれど、ちょっと高すぎじゃない??



ぎゃ。今度はCDがっ…。
たいした距離ではないとはいえ、やはり店で焼きたてを食べるのと比べると、持ち歩いた時間分味が落ちますー。パンが少し固くなってしまっていました。コンデンスミルクとジャムのバランスは、甘すぎずこってりしすぎずでよかったのですが、やっぱりトースト系はその場で食べなきゃダメですね。


この日は、サンドイッチを買おうと列に並んでいたら、「はい、どいて!どいて!」のかけ声と共に、オーブンから出たばかりのアツアツ菠蘿飽(パイナップルパン)のトレイが目の前に置かれたのでした。だもんで路線変更! 菠蘿飽はHKD3.5(約53円)です。



焼きたて菠蘿飽は表面のクッキー地がサックサク! 夢中で食べている途中、ふと胸元に目をやるとポロポロとパンくずだらけ。思いきり子供だー。でも、菠蘿飽って本当に美味しいんだもん。焼きたてだからパン部分もしっとり。噛みつくとほわーって湯気が立ち上るんですよ~。


そんなこんなの6月ももうすぐ終わり。2007年も半分が終わってしまうのですね。
今月はパンものばかりでしたが、来月は早起きして朝粥や朝麺にも挑戦してみようかなーなんて思ってます。
あれ?「朝ご飯は家で食べる」主義はどーしたんだ??


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2週間待ちの鶏蛋巻(エッグロール)!!

2007年06月15日 | 香港食記
オーダーから2週間。ほんのり甘くさくっとした食感を思い出しながら「早く食べたいなぁ~」と待ち続けた日々。

大きくうすーく焼いた生地をクルクルっと丸め、まるでパイのような多重の層が心地よすぎるサクサク感を生み出し、そのベースとなる味は鶏蛋巻という名前のとおりたっぷりの玉子風味。さらにほんのりと感じるバター味、主張することのない上品な甘み……あああ~。

そんな徳成號(Duck Shing Ho)の鶏蛋巻がようやく届きましたよ~!!

北角(ノースポイント)のフェリー乗り場にほど近いところにある小さな店、徳成號は、宣伝もせず、メディアの取材もほとんど受けないのに、店頭に商品を並べるヒマもなく予約分のみで売り切ってしまう人気店にして密かな有名店なのです。その確かな味が口コミで伝わって、宣伝なんか必要のない確固たる基盤になっているってことなんですねー。



ときどき店の前の道を通るため、その存在は知っていましたが、堂々とした看板はあれど、カッターシャツにだぶつき気味のズボンをはいたおじいちゃんが右から左へ商品を移動しているだけのおよそ店らしくない店なので、なんだろーなぁ?なんて思っていたのでした。




そんあある日。職場の同僚が、「食べてみて」と手に入れた徳成號の鶏蛋巻を試食させてくれたから、さぁたいへん!! 先に記したようなおいしさに大騒ぎ!
衝撃的なというよりは、その素朴さが味覚と胸にジ~ンとくる、そんな感激の波に襲われて、無言(食べている)→大騒ぎ→無言(再び食べている)→大騒ぎ、のくりかえし。
即刻、「次回のオーダー時には私も混ぜて~」とお願いしてて注文してもらったところ、「2週間待ちだって」とのお返事。それでも、クリスマスやら旧正月やらのギフトシーズンからは外れている今の時期だから、2週間で済むのだとか。時期が時期なら1カ月待ちってこともあるらしいです。


そして2週間の時が過ぎ、やっと今日の日を迎えましたっ!

 

2ポンド(約900グラム)の入りが3つ。全部ひとりじめっ
というのは冗談で、お誘いに乗った友人達の分も我が家にご到着。デリバリー料金15ドルはかかりますが、指定場所まで配達もしてくれるんです。まとめ買いをするると持ち帰りはタクシー利用になってしまうと思うのですが、だったら配達してもらった方が断然お得!


 

包み紙からして望郷の念が湧いてくるほどの懐かしテイスト。包み紙を開けると、さらに中の缶も懐かしい絵柄です! こんなガラのコーヒーカップ、子供の頃に家で見たような気がするよぅ。

店の手提げ袋も別に付けてくれました。


きっちり締まっているフタにスプーンを差し込みながら開けていきます。キュッ!キュッ!ポン! さあ待ちかね。鶏蛋巻とご対面です!



行儀よくならんだ鶏蛋巻からは、かすかな甘さとバターの香りが立ち上ります。猫にまたたびのごとく、頬ずりどころか身体ごとこすりつけたいほどの魅惑的なの香りです。はぁーん。



製菓チェーンの鶏蛋巻とは比べ物にならないくらい薄い層が巻き付いているのが、この写真でおわかりいただけますか?
表示によると、材料は、玉子、砂糖、小麦粉、バターのみ。あとは技術と手間ひまでできているピュアなお菓子です。

囓るとポロッと口の中へ。でも、すぐに溶けることはなくちゃんとサクサクという食感もあり。甘みはあれど切れ味(?)よし。長さ20センチ×直径1.5センチはありそうな大きさだけれど、1度に3本は軽くいけちゃう。「一度に3本」を1日何回繰り返しているかは、置いていおいて…。

残り二缶の行き先、友人宅からも即「好好味!!」との言葉が届きました。さらに「一度に5本は軽いよね!」とも。上には上がいるなっ!


運がよければ、キャンセル分などが店頭で売られることもあるとか。無駄足にならないためには予約がいちばんだけど、運を天に任せて行ってみるのもいいかもしれません。


牛油鶏蛋巻(2磅缶) HKD76(約1140円)

徳成號(Duck Shing Ho) 北角渣華街62-68號
℡2570-5529/2571-5049



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元朗で刀削麺&フルーツてんこ盛りB仔涼粉

2007年06月13日 | 香港食記
ゴンピン360の落下事故。何度も繰り返し報道されていますが、詳しい原因はまだ調査中。でも、映像にハッキリととらえられているのは、ゴンドラの滑車をガイドする役目を果たす支柱にとりつけられた滑車の一部が破損している図。さらにそのガイドを取り付けているボルトも数本脱落しています…。「5日から3日間かけて点検作業を行ったばかりだった」という説明は、どう受け止めればいいんでしょうね。
あの日あの時にこの事故に遭遇していたら、一家全滅だったんだ…。そうと思うと、本当に恐ろしくて涙が出そうになります。


さぁさぁ、話を変えましょう!

香港湿地公園へ「禁区」を見に行った帰りに、軽鐵(LRT)という1~2両編成の路面電車のような電車を乗り継いで、元朗(ユンロン)へと向かいました。



目的はそう! なにかおいしいものを食べるため!

いやほら、なんていったってお昼が大家楽のとほほランチだったため(←しつこい)、お腹が美味を求めてやまないのであります。

とはいえ、何の資料も情報も持たず「おいしいもの」を探そうとは無謀というもの。軽鐵を降りてから、グルグルグルグル~。自分の嗅覚だけを信じてかなりの時間歩き回るはめになったのでありました。

そして、見つけたのが「生記 山西刀削麺」です。
大きく練った麺の生地を、専用の刀で削りながら茹で湯のなかに落としていく独特の製麺法で作る刀削麺、大好きなんです。モチモチとした触感がすごく良くて、銅鑼湾(コーズウェイベイ)にそのお店があったときは通ったものでしたが、家賃高騰で撤退してしまってから、食べることができずにいたのでした。


 

ガラス張りの厨房では、まさに「刀削」をしている姿を見ることができます。ピュンピュンと飛ぶ麺に「これは!」と期待も気合いも高まって、GOGOGO!

何はさておき刀削麺。とにかく麺を楽しみたいので、具はあっさりと鶏肉のものを選んでみました。勢いよく麺を削ってゆでることしばし。ほんわかと鶏の香りを漂わせて登場したのがこちらです。



手で割いた鶏の胸肉がたっぷり。麺を邪魔するような濃い味付けでもなく、予想通りのシンプル麺。いいわー。いい感じよー。




ある程度の基準はあれど、なにせ手作業で削る麺だから太さも長さもまちまち。そこがそれぞれに違うモチモチ感を生み出していていいのよね~ 弾力がありつつものどごしツルリ。おいしい。おいしいよぅ!
鶏ダシベースのあっさりスープの塩加減もちょうどいいし、ちょーっと香菜が多いかな?って感じもあれど、苦手なわけでないので気にせずガツガツ。昼ご飯のとほほを補ってあまりあるおいしさです!




こちらは、麺生地を削らず拉(ら)~した、まさに拉麺を、茹でてから炒めたラーメンの焼きそば。できたて麺だから、これも箸ではちぎれないほどにモチモチ。野菜もタップリ入って、なんとも贅沢な焼きそばです。

麺好きの私、久しぶりに感激。飢えたお腹に染み渡るおいしさです。アテもなく歩き回った甲斐があったってもんです。足は疲れたけれど、気持ちは大満足です!




おいしい麺でお腹がふくれたところで、さあ帰ろう! なんてことになるわけがない。さっき歩き回ったときに、ちゃーんと見つけておきましたスイーツの店を~!

以前、元朗に来たときにも入ったのですが、その時は店名にもなっている名物を食べず、違うものを頼んでしまったため、ちょびっと悔いがのこっていたのでした。
今まさに、リベンジの時! 「B仔涼粉、お願いしますっ!」



マンゴー、パパイヤ、キウイ、スイカ、メロン、パイナップル、バナナ、あとはえーと…?? とにかく盛りだくさんのフルーツが、ラーメンどんぶりサイズの器いっぱいに盛られているんです! これらフルーツを「涼粉」というハーバルゼリーと共に盛り合わせたのが「B仔涼粉」の始まりですが、今回は涼粉をナタデココに変えてもらいました。

取り分けしようにもフルーツがきっちり隙間なく盛られているので、レンゲを挿すと山が崩れてボロボロボロ~。フォークが欲しいけど、どうやらこの店にそんなものは用意されていないらしい。ええーい!とばかりに手づかみで食べはじめるアニマルな私たち。

しかしながら、どのフルーツもちょと若いのか、酸味強し。特にキウイは固いし酸っぱいしでちょっと食べられませんでした。それに、底に敷かれたモサついた寒天のようなものが多すぎて、食後に食べるには…。うっ。



『どんぶりサイズのスイーツ』として話題性はあるけれど、そのお味はたいしたものではありませんでした。まぁ、そもそもの目的がその話題に乗っかってみたかったってだけなので、とりあえず目的達成です。

ちなみにB仔涼粉のB仔とはお店の常連の女の子で、いつもこの涼粉メニューをオーダーしていたことから、「B仔の好きな涼粉」→「B仔涼粉」となったそうですよ。


元朗といえば、老婆餅で有名な恒香餅家の本店があるところですが、さっすがに満腹すぎて、立ち寄る気力もでなかったです。次回。元朗を訪れる時には、刀削麺→できたて老婆餅のコースで行ってみたいと思います!



◆生記 山西刀削麺 元朗大馬路212號華昌楼D舗
℡2479-8033 11:30am~11:00pm

手撕鶏刀削麺 HKD28(約420円)/蘭州牛肉拉麺炒麺 HKD36(約540円)
いずれも飲み物付き。


◆B仔涼粉(元朗佳記甜品) 元朗教育路大坑渠側
℡2479-4708 12:00pm~2:30am

B仔涼粉 HKD55(約825円)


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ランガムプレイスホテルPortal - Work & Playのアフタヌーンティ

2007年06月10日 | 香港食記
昨夜、もう日付が変わろうというころに、朝日新聞を「あー、やれやれ」とだらしない格好で広げたところ…。
目に飛びこんできた すんごいカッコイイ人!!

誰これっ??
と、居住まいを正し、食いつかんばかりに紙面を凝視したら、あらま。

V6リーダー、坂本昌行さまでした。あはは。やっぱり、わたしって…。



そんな私が「香港の聖地」と呼び、いつかは「彼の人がうつぶせで枕の下に手を差し込んで寝たであろうこだわりのベッドで私も寝てみたいわ~」なんてあこがれ続けているホテル。はい、それは、何度その名がこのブログに登場したかわからないランガムプレイスホテルでございます。

そのホテルに「宿泊」以外にもうひとつ憧れていたものがありました。それがアフタヌーンティです。
アフタヌーンティといっても、3段のケーキスタンドのブリティッシュスタイルではなく、「オリエンタル・ハイティー」と名付けられたチャイナテイスト溢れるもの。フィンガーサンド、スコーンなどの代わりに、叉焼飽や焼売などの点心、エッグタルト、マンゴープリンなどがセットされているんです!



その「オリエンタル・ハイティー」がいただけるのは、ホテル5階のPortal - Work & Playというバー。スタイリッシュなバーでオリエンタルなアフタヌーンティ。…なんで?
ちょっとちぐはぐな感じは否めないものの、ま、肝心なのはお味ですもの、細かいことは置いておいて。


 

登場したのは、チャイナテイストの小ぶりの茶だんすのようなもの。なんとここに点心やお菓子が入っているのです!
1番上は、点心。叉焼飽と蝦餃、蟹子の焼売がせいろに入って納められています。

 

2番目の小さな引き出しには、ブルーベリー、メロン、いちごがそれぞれのったタルト。その下の引き出しには、エッグタルトとシナモンクッキー。



いちばんしたの引き出しには、マンゴープリン、クレームブリュレとミートパイが入っていました。

とてもオリジナリティあふれる演出で、ひとつひとつ引き出しを開けていくワクワクもとても楽しいものでした。ただ、残念ながらお味のほうはいまひとつ…。
タルトもクッキーは甘さは上品でよかったのですが、生地がしっとりしすぎてしまっていて、「湿気てる?」って感じがしたし、マンゴープリンは、固さがしっかりとしてしまっていてプリンというよりゼリーでした。
唯一、クレームブリュレは、「おお!」と思ったお味。ほんのりとショウガの風味が付けられていて、カスタードの濃厚な甘さのなかにすこしスパイシーさがある大人の味。これは美味でした!



お茶は多彩なメニューの中から、私はダージリングリーンティを選びました。紅茶なんだけれど中国茶緑茶っぽい香りもある、まさに今日のアフタヌーンティにぴったりのお茶でした かなりの回数を飲んだけれど、香りが飛ばず最後までおいしくいただたのは、いい茶葉を使っているからですよね。


ちょっとお菓子が期待はずれだったのものの、初めてのオリエンタルスタイルのアフタヌーンティの雰囲気はしっかり味わえました。
この小たんす、Portal - Work & Playのオリジナルなんだとか。欲しいなぁ。どうやったら手にはいるのかなぁ~。そんなねっとりした視線でタンスを見つめている私に何かを感じたのか、お茶を飲んでいる隙をついて、「はい、失礼します!」とばかりにササッと小タンスを撤収されてしまいました。あらーん。


Oriental High Tea Set(2人分) HHD229(約3435円)

Portal - Work & Play 九龍旺角上海街555號朗豪酒店
℡3552-3232 アフタヌーンティは3:00pm~5:30pm


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