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ベーくん

ハーレーをのんびりカスタムしていく男

マフラー変更後のマップの補正と走行動画

2013年04月30日 | カスタム

フラー交換してから300kmほど走行してマップの補正データを確認してみたところ、フロント・リアシリンダーともに3000回転以下で薄くなる方向で補正が加えられていた(下図)。

 

一方、3000回転から上ではガスが濃くなる方向で補正が加えられていた(下図)。

ある部分で濃い方向で補正したということは、その部分の燃調が薄かったということ。燃料噴射量は以前と同量と仮定すると、空気の吸入量が増加したことで薄くなったと想像できる。その分、抜けがよくなったと言えると思う。

「スーパートラップ2in1が充分な排圧をかけて低速の充填効率を高めつつ、中高速では逆に抜けをよくすることができる」と言ったミントンさんのお話を思い出した。

新しく記録されたオフセットの移動幅は10%だった。マップの最大補正幅(10%)を振り切っているため、補正幅を広げてやるか、オート・マッピングを実行する必要がある。さっそく、TMax Control Center を開いてAutoMapを実行した。

理論的にはこの手順を繰り返していくうちに燃調は合ってくるはず。しかし、同時にFuel Flowカーブが蛇行してマップが乱れる傾向がある。オートマッピングのあとは、できるだけ画面を見て美しい軌道を描くよう想像力を働かせながらカーブを整えてやる必要があると思う。

 

スパトラの音については賛否あるとおもいますが、僕は大満足です。住んでる場所が住宅街なので騒音はできるだけないほうがいいですが、やっぱりそれらしい音がするほうがワクワクが増えますー!


カメラ: SONY HDR-CX270V


SuperTrapp 2-into-1

2013年04月01日 | カスタム

マフラー変えたらぜんぜん違うバイクになりました。

4500RPMまで簡単にスルーできて、余裕のトルク感をキープしながら100km/h超で安定クルーズできます。同じバイクにまたがって7年目。やっとこさTCの高回転の滑らかを体験できましたわ~^^; 別世界~♪ マフラー変えるとここまで変わるのかと。

ほんと気持ちいいもんですな。これまでにないびゅんびゅん回る感じが。エンブレもまるで効かない。そこはマフラーだけじゃない何かを感じたけど、おそらく2年前に入れたアンドリュース48カムですな。だから山道のカーブに差しかかったら、しっかり出口を睨みつけておかないと怖い。実に楽しいバイクになりま した。

カーブや交差点の出口ではッパ!ッパ!ッパ!と音が歯切れよく響く。低速域でも、前のマフラーと比べて、より粘って踏ん張れる気がする。でも、これは音が変わったせいで、単に錯覚してるのかも知れない。音が良くなった結果、穏やかな上り坂とかで、高いギヤに入れたまま無理に引っ張ろうとする。その負担はプライマリーのコンペンセーター(ダンパー)に集約され、すぐにボトムアウトしてカン!カン!カン!というパルス音がプライマリーから聞こえてきた。

確か、TCのコンペンセーターは2012年モデルから型式変更となってる。SEパーツ同等品が搭載されるようになったのだ。コンペンセータースプリング強度が従来比で7倍となり、バネが増強された分、ギヤと車速の間のチグハグ感がなくなっているはず。多少低いギヤで引っ張ってもプライマリーは黙って仕事してくれるかも知れない。(SEコンペンセーター:40274-08A

とにかく、クルマでもバイクでも余裕のトルクでゆっくり走るのが好きなのだから、やめろと言われてもやめられない。でも、その好みの部分を差し引いたとしても、今の我がTC88は96と同等のパワーが出てるのだから、コンペンセーターも最新のTCと同様に変更することに、ちゃんとした意味があるはずだ・・・など、考えたりした。

(家に帰ってで調べてみたら、我が06ダイナにSEのコンペンセーターを取り付けるにはコイルも後年型に変更する必要があるらしいことが判明)

音は思った以上に爆音で近所迷惑も甚だしい。当初12枚のディスクから試してみたが、近所がどうこうと言う前に自分がアウトだった。10枚に減らしたが変化はない。試しに6枚に減らして、大型免許を持つ妻にエンジンを始動してもらい感想を求めた。始動時の音は予想通りだったようだったが、アクセルを吹かしたトタンに彼女の目がまんまるになった。

「ホンモノの音がする・・・」と苦笑いでコメントし、すぐに家にすっ込んでしまった。しかし、自分としては大いにハッピーだわ。

あとは振動について。減速時にビリビリと強い振動がでます。はっきり言って不快です。ECMの設定でまだ調整の余地があるかも知れません。TMは減速時に燃料カットの仕組みがあり、それと少し関係があるかも知れません。心配していたアフターファイヤーは一切ありませんでした。


良い点

  1. ルックスがベター
  2. 軽くなった
  3. 高速が楽になった
  4. 音が良くなった
  5. アフターがない

悪い点

  1. 近所迷惑
  2. 不快な振動が増大
  3. ヒートシールドの噛み合わせが悪い
  4. ノーマルのフランジを流用したが、きついのを無理やり押し込んだので次回マフラー交換時に手では絶対に抜けない(別途アフターパーツのフランジを用意しておくがベター)

次回は「ネックベアリングについて」です。


マフラー選びについて

2013年03月22日 | カスタム

マフラー選びに色々悩みましたが僕は、SuperTrapp 2:1 SuperMegs にしようと思います。

このマフラーは、カタログなど以下のように説明されている。

  1. ノーマル比で15%のパワーアップ
  2. パフォーマンスや音量を調整できる
  3. 2-into-1である

 

2-into-1のメリットについてはプロフェッショナルの証言が参考になる。

■ ブライアン・ナリン氏 (レボリューションパフォーマンス オーナー)の証言

↓ 自身のビデオ解説動画キャプチャー画像

ブライアン氏は、「あくまでも一般的な話だが・・・」と断った上で、「2-into-2マフラーのパワー特性は図(上画像)のようになる傾向がある」と説明している。多少誇張されている面もあるが、トルクカーブに谷があり、高回転時にピークが来る。これと比べると、2-into-1システムは、もとよりその線形が理想的な形に近いのだそうだ。(下画像)

ブライアン氏がいうことには、「パフォーマンスチャート = シリンダー充填のこと」だそうだ。その体積効率が上がれば線は上向きに動く。「色んな要素はあるが一般的な考えとして」と何度も前置きしながらも、2-into-1マフラーの特徴をいくつか挙げている。

  ・ 低回転時、パフォーマンスの立ち上がりが早い

  ・ 高出力を長く持続する

  ・ ある回転数に達すると急激にトルクが落ちる

これらの特徴は絶対的なものではなく、あくまでもこういった傾向があるということらしい。ブライアン氏はマフラー2種類を横に並べて、どちらがより優れていると言いたいのではなく、どちらにも異なる特徴があるということを説明したかったと付け加えている。

動画: 「エキゾーストシステムとパフォーマンスについて パート1 パート2

 

では、実際にどんなエキゾーストを選択するのがいいか。雑誌のコラムにこんなことが書いてあった。

■ ジョー・ミントン氏の証言

『エキゾーストシステムについて: エキゾーストの設計が難しい理由はいくつかある。ハーレー乗りはスタイルにうるさいし、また小ぶりのマフラーを選択したがる。これら二つの要求に応えるだけでもややこしいのに、そのうえパフォーマンスも、なんていう話になると設計は言うまでもなく困難を極める。残念ながら、エキゾーストのウンチクを詳しく理解している人など、それがユーザーであれ、メーカーであれ、ほとんどいないと言っていい。

自分たちが常にベストの結果を出してきたマフラーでスーパートラップの2in1システムがある。これは、おそらく現時点で入手できるハーレー用の高汎用性マフラーとしてはベストだと言える。それは大きな排気フローを音波の力学と結合させるというシステム。エンドキャップが閉じており、これがエキパイ方向へバックプレッシャーを生み出すことで低回転時、オーバーラップによるシリンダー充填ロスが抑えられる。これこそが、このマフラーが3000回転以下でも高いパフォーマンスが出せる理由だ。また、マフラー出口にくっついているお皿をたくさん重ねたような機構は高回転時には高い排気フロー(訳注:排気を吸い出す役目をする気流)を生み出す仕組みにもなっている。

その他にも性能が折り紙付きのマフラーはある。バッサーニ製のエキゾーストシステムも称賛ものだ。2500回転(時速90km)でもトルク感が失われることはない。とてもうるさいマフラーだった。

BUB Jug Huggersは中速域で驚きの性能を見せたマフラーだった。性能はスーパートラップ、バッサーニとほぼ同等だが、トップギヤで時速90kmを超えたあたりから、後者2つのマフラーと比べパフォーマンス低下がみられた。しかし、そうであっても、他のハーレー乗りと同様、ルックスを重視したいのであれば、このマフラーは或いは良い選択だろう。

ツーリングモデル用であれば、ハイパフォーマンス/ショートバッフルを装着したKerkerツーリングマフラーは通常の回転域でかなりいい仕事をするマフラーだ。以前私が行ったテストで、この(ショートバッフル入り)マフラーをストックのエキパイの先に付けてみたらスーパートラップ2in1とほぼ同等の性能があることがわかった。ハーレー社が販売しているものと同じ品物だが、ハーレーはこのショートバッフルを販売していない。鼻づまりのハーレー製バッフルと取り換えたいなら、スーパートラップ社(KerKerの販売元)から、このバッフルを購入することができる。ここで名を挙げたマフラーはほぼ万能性能と言えることが検証され判明している一方で、それ以外のエキゾーストシステムがそれほどの性能が発揮できなかったのはマフラーの設計がいかに難しいかということの証明なのである。』

 「95コンバージョン」 ~ 雑誌アメリカン・ライダーより抜粋

ちなみに、この記事を書いたジョー・ミントンさんは2年前カムを交換を実行したときも別の記事を読んで色々と参考にさせていただきました。古い記事だけど、ほんと参考になります。感謝!

■ まとめ

要するに、上の二人のプロフェッショナルな意見から分かることは、パフォーマンス・チャート=シリンダーの充填効率のことであり、その効率を高める=バックプレッシャー(背圧)が必要である。しかし、バックプレッシャーを高める=高回転が死ぬのだが、そこを殺さずに使えるマフラーは「万能性能」を持つとされる。それはプロの目で見て、スパトラとバッサーニとBUBとカーカーしかない。

自分にとってはバッサーニは騒音でアウト、カーカーはツーリングモデル向けということで、ダイナの僕に残されたチョイスはスパトラかBUBってことね。それでハッピー、どちらかに決定です。

そこからオークションを物色すること5分。新品のスパトラ2in1がオークションで見つかりました。即決購入、送料、代引き手数料を含めて48,480円でした。

 

次回は「SuperTrapp 2-into-1」です。


HDパーツ国外販売禁止に!?

2011年03月07日 | カスタム

アメリカ国内のハーレーのディーラーが国外にいる顧客へのHD純正パーツの販売を停止した、との内容のスレをVHの掲示板で見かけました。

そこでペンシルバニアのディーラーのHPを確認すると、【国外のアメリカ軍事施設内の住所以外へのHDおよびHDライセンス製品の発送ができなくなりました。】という注意書きがありました。

これが本当なら大変なことです。多くのパーツをアメリカのディーラーで買った覚えがあるからです。そこでオハイオのパーツ屋さんにメールで確認してみることに。。

 


日本からコンニチハ

「アメリカ軍事施設以外の顧客へのHDパーツの販売が禁止された」というニュースがこちら日本まで届きまして、大変驚いております。御社もハーレー社の新しい販売規制の影響を受けますか?これまでどおりウェブサイトから注文することは可能なのでしょうか。日本ではパーツの値段がべらぼうに高いので、御社サービスに対していつも感謝・感激しております。これまでどおり日本へ発送してもらえること期待しております。


ベーくんより

 

すると2、3日して返事がきました。

 


べーくんへ

たしかにたくさんのディーラーが国外向けの発送をやめてしまったけど、他(業種)の人はまだやってるよ。まったくややこしいよ。今のところ、うちには何の通達もない。これからどんな影響があるかもわからないよ。うちはディーラーじゃないからね。でも、なにかあればお客さんにはお知らせしようと思ってます。


神のご加護を!


マーク


ということで、ディーラーではないお店ならまだ今のところ影響はないようです。

次回は「カム交換の下準備」です。


ジェルジーカスタムのオイルゲージ

2009年07月06日 | カスタム
リリーフ・スプリングを取り替えてからエンジンがホント静か。いったい油圧はどうなってるんだろう…。ということで、06ダイナに適合する油圧計を検索したらJerzee Customのオイルゲージに関してコメントしてるサイトがいくつか見つかりました。

実際に販売しているサイトを探して出して(こちら)送料込みの見積りをメールでリクエストしたら、わずか20分後、下のメッセージが添付されている見積り書がPayPalからダイレクトでメールで届いた。

===/ べーくんへ /==================

見積り書を送ります。
値段が気に入ったら、この見積書の
注文ボタンを押してくださいね。

ジェルジーカスタム
グレッグより

品番: JC-9100TC

Custome Chrome
Oil Pressure Gauge Kit for Twin Cam
Engine Turned Gauge

価格: $111.95
送料: $32.95
合計: $144.90 (14,560円)

【 以上の金額を支払う 】←ボタン

====================================


ボタンを押してパスワード認証すると支払いは完了。後日金額がクレジットカードから引き落とされます。なんてシンプルなんだ・・・。この簡単さには驚き。


2日後、またもPaypalからメールが・・・。今度は発送通知メールだった。荷物追跡用リンクをクリックしたら僕の荷物がシカゴから出国したことがわかった。以後、日を追うごとに「日本に到着」、「通関中」、「通関終了」、「配達中」の旨がチェックできた。

注文から7日で我が家に到着。取り付けは思っていたより簡単だった。







スプリングを換える前に油圧計をつけておけば、ノーマルとカスタムスプリングの油圧についてもっと客観的な比較ができたなーと反省・・・。つけてみて、まずびっくりしたのは、エンジンが冷えてる間はすごく油圧が高いこと。少しスロットルを大きめに開けると針が簡単に振り切れます(60psi以上)。充分に温まるとアイドリング時の油圧は10psiまで下がります。6月の気温でも少し暖機したほうがいいのかもしれません。

作業も楽しくできたしルックスも大変気に入りました。

次回は「オイルチェンジ・スカベンジャー」です。

ベイズリー・スプリング

2009年06月06日 | カスタム
オイル・ポンプのスプリングを変えてみた。写真左がノーマル、右がLatus Motors Racing製強化スプリング、別名「ベイズリースプリング」

正式名称は「オイル・ポンプ・プレッシャー・リリーフ・スプリング」で、カムカバーの中のカム・サポート・プレートに内蔵されているバネ。冷間時や高回転時に油圧が規定以上に高くなるとバネが縮んで弁が開き、余分なオイルを別ルートに迂回させて油圧を規定値に下げる働きがある。

これを強力なバネに換えると油圧が上昇し、ヘッド周辺へのオイルの循環がよくなる。ハイカムへ換装、リフターの交換やバルブ・スプリングを強化するときに副次的に行われるカスタムだそうだ。しかし、ノーマルエンジンへのアプリケーションとなると、その目的は潤滑はもとより「ある種のエンジンノイズを8割がた無くす」ことにある。

で、実際やってみて、その効果に心底驚いた。



新車で購入してからというもの、エンジンが温まるとまるで自転車のスポークに針金をこすり付けて回すようなテケテケ音が必ず聞こえる。ディーラーの人に尋ねても「異音ではない」とポツリ。気温が上がると音量が増すので夏場になると気になって仕方がなかったのだが・・・。



静かなエンジンって、モノスゴク快適。。。



スプリングはLatus Motor Racing社開発のもので99以降のTCに適合。スプリングの強度を15%増しで油圧を上昇させるように作られている。価格は13ドル。オレゴン州でレースエンジンを組んでいるベイズリーさんが世に広めたので、本国では「Baisley Spring」と呼ばれている。ネットで検索してわかったが、本国ではレース用パーツとしても、エンジンノイズ低減用の秘策としても認知度は高いようだ。

効果があるとされるエンジンノイズだが、ネットでは「Valve train noise」「clattering」「ticking」「marbles(おはじき)」「tapping」など、いろいろな言葉で言われているが、共通しているのは、これら全てエンジンが熱を持つとヘッド付近から聞こえてくる耳障りな音だということ。冷えてるときや高回転で回ってると聞こえない。


取り付けは思ってたよりも簡単だった。エキパイを取り外し、カムカバーを開ける。



スプリングを抑えているロールピン(ロールケーキのような形のピン)をポンチでたたき出し、スプリングを小さなドライバーで掻き出して交換する。



強化スプリングを小さなドライバーで押し戻してホールドし、その間にロールピンを小さなハンマーで少しずつ叩きいれるだけ。ロールピンの割れ目がバネに触れないようにしました。



エキパイとカムカバーのガスケットは交換、オイルが多少流れるので養生をしっかりしておいた。人生初、トルクレンチ使いました。

購入情報:
Latus Motors Racing
Harley-Davidson of Portland Inc.
870 E Berkeley St.
Gladstone OR 97027
UNITED STATES
503 249-8653
http://www.latus-harley-davidson.com

品番: LMR-002
価格: $12.95
送料: $25.00
合計: $37.95(3,655円)

カムカバーガスケット 25244-99A: 1,450
エキパイのガスケット 65324-83B: 1,600 x 2

支払い方法: google checkout

次回は新機能「Accelerated Auto Map Procedure」です。

S&Sエアクリーナー

2007年09月09日 | カスタム
画像拡大
Vol.16

S&S AIR CLEANER


なんだなんだ、この加速は~。興奮冷めやらぬうちにコメントを書いておかないと。。エアクリーナーの交換でこんなにも変わるの?

今回のカスタムパーツはS&Sのエアクリーナー。ディーラーで「何かよく吸うやつがほしい」と相談したら、これを勧めてもらいました。第一の感動は、エンジンをかける前。その美しいルックスに見とれてしまった。そしてエンジン始動。そしたら、新しいエアクリーナーの辺りからチュ・チュ・チュ・チュと音がする。うわ^^; おばあちゃんの足踏みミシンみたいな懐かしい機械の音がする!これが第2の感動。そして乗り出した。マフラーの音が大きくなってる。なんで?でも、いいねーこの感じ。これが感動の3つ目。そのまま御堂筋に乗り出した。信号のない直線道路でスロットルを軽ーく大きく開けてみた。感動が大波になる予感。肩関節が強い力で後ろに引っ張られます。バイクが軽い^^; 激しい吸い込み音が聞こえてあっという間に100キロまで加速した。一気に感動の大波に包まれた。エアクリーナーでこんなに変わるのね。

一方、帰り道の信号待ちではサンダーマックスは明らかに戸惑いっぱなし。指定の900回転をキープできなくて1000回転前後を行ったり来たり。しばらく停車してIACを学習させたらずいぶん落ち着きました。

パーツ 約35,000円
取り付け 約5,000円

次回は「ノッキングについて」です。

ポイントカバー

2007年08月26日 | カスタム
Vol.15

Twin-Cam 88 Point Cover


以前ブログに書きましたダービーカバーと一緒に入手したポイントカバーです。3つの「Twin-Cam88コレクション」のうちのひとつ。

品番:32685-99A
価格:ダービーカバー、クロームのボルトとセットで5000円でした(中古品)。

次回はいつまで続くのかサンダーマックス研究17弾「どこまで自動なのか」です。

ウィンカー トリムリングキット(前)

2007年08月13日 | カスタム
Vol.14

Bullet Turn Signal Trim Ring Kit


ウィンカーのレンズを外してトリムリングを取り付けた。レンズがクリアになったので、バルブをオレンジ色のもの(キット付属)に変更する必要があります。

箱からバルブを取り出し、ソケットにぐりぐり押し当てる。。ところがどうやっても、電球がソケットに収まってくれない。何度やっても、ぐりぐり回るだけで引っかかりがない。ナゼだ?

電球をよく見ると、何の変哲もないポッチリが二つ。この出っ張りによってソケット内部の留め金具で電球が固定されるようだ。だが、よく見てみると、2つのポッチリの位置関係(角度つき)が、ソケットの受け金具の位置関係(平行)と合わない。これではバルブはどうやっても使えないので、近くのオートバックスでオレンジ色のバルブを購入したのだった。(今回はフロント用だが、リア用キットのバルブはそのまま使える。)日米のモデル間でソケットの規格が違うのか、はたまた単なるパッケージングのミスなのか。ま、かっこよくなったからええか。。。

ターンシグナルトリムリングキット
Bullet Turn Signal Trim Ring Kit

品番:69754-04
適合:Bulletスタイルのウィンカー(フロント)
特徴:クリアレンズ、アンバーバルブ
価格:約$28 mandmcycles.com

ターンシグナルトリムリング

次回は「ファームウェア4.5」です。

サンダーマックス その3

2007年07月17日 | カスタム
Vol12ThunderMax で山坂道

サンダーマックスで山坂道を走ってみた。場所は大阪北部から京都の山中へ抜ける森の中を曲がりくねるワインディングロード。雨上がりで道路は所々ぬれていた。

劇的な変化はなだらかな上り坂のカーブで感じた。なんと4速50キロでクルーズしている。タンクダッシュにある回転計では1500回転前後、エンジン音はリズミカルなトントン拍子で不快なピンギング音もない。

だんだん調子が良くなる

サンダーマックスAutoTuneは30以上のセンサーから得た情報をベースマップにフィードバックし、モーターサイクルのパフォーマンスを最適化していく。これがまさに「AutoTune(自動調整)」だというわけだ。

自動調整はイグニッションONからOFFまでの間を「1セッション」とし、セッションごとにデータの更新を積み上げていく。つまり、乗って降りてを繰り返すうちに、だんだんとパフォーマンスに変化が現れるのだ。

サンダーマックスでは1セッションあたりの変化幅の上限をも専用ソフトで数量化できる。私に限って言うと、一度乗って&降りて5%の変化がなんたるかを語れるシビアな感性など持ち合わせていないため、インプレッションとしては、「だんだん調子が上がってくる」としか言いようがない。そして、これは「ベースマップに間違いがなければ、大雑把にだが確実に帳尻を合わせてくれそうだ」という信頼感につながっていく。3~4回乗り降りを繰り返して山ん中を走り回れば、だいたい調整が済んだように思った。それにしても、これが同じバイクかと思うくらい中低速でトルクが太った。

これまでにかかった費用等

サンダーマックス本体は友達に頼んで北米から個人輸入($704 US)。取り付け+初期設定はディーラーで約2万円、エキパイのボルトのかじり付き補修等は保証内で対応してもらった。RS232(Sub9ピン)のポートがないパソコンの場合は、USB-シリアル接続ケーブルが便利です(広告)。その他コストは・・・個人輸入モノの英語環境(マニュアル・ソフトウェア)に加え、ある程度のエンジンの仕組みについての座学をやっつける時間が必要でしょう。

次回は、サンダーマックスのインストールから初乗りまでの備忘録 です。