公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

くもんなれっじ ?

2016-06-17 | 読者からのコメント・おたより
≫何気なくくもんなれっじを見ていてこの記事に目が釘付けになりました。まさしく公文=苦悶です。≪というコメントが。

え? くもんなれっじって、指導者向けの、研究会でやってるサイトでしょ?
なんで私のブログ記事が?
記事アドレスにコメントが来ているので、一部掲載ってわけでもなさそう。

≫生徒が集まらないのは指導者が悪い≪っていう記事なんですけどね。
もっとも、記事をお読みになれば
私が「指導者が悪い」と考えているわけではないということはお分かりいただけるかと
思うのですけれど。

しかし、コメントから記事を見直してみると
あれやってもダメ、これやってもダメという経験披瀝はあっても
ではどうしたらいいかという具体例は載せてないなぁと反省。
でも私だって何百人もの生徒数になるほどの大教室だったというわけではないので
どうしたらいいか、ということについて
偉そうにウンチクを語るってわけにはいきません。
現在も小遣いに困らない程度には生徒がいるとはいうものの
そうそう新入会があるわけでもありませんしね。

地道に、
子どもたちが楽しく続けられるように気を配るしかないし
子どもの成績が良くなっているとか
何かしら親の価値観に訴える成果を上げるしかない。
そうして同じような価値観を持つ人たちの入会を待つしか。

親の価値観ということについては
研究会では保護者向けの雑誌みたいなのを年に何回か出していますよね。
何歳の子が何ができるようになってとか
くもんの学年越えの学習のメリットとかを様々にアピールして
継続学習の価値や何学年先取りができるかなど
親の「欲」をかきたてるような記事満載の。
ところが、
ああいうのをしっかり読んで真に受ける人っていうのが少なくなっているわけです。

だいたい、いまどきの幼児小学生の親年齢の人って読み物が苦手ですし
ネットで断片的とはいえ様々な情報が拾える世の中ですから
親の価値観も一様ではありません。
その一様ではない価値観を、
世間一般でくもん至上に操作・統一できれば
研究会しては「やったぜ!!」という所でしょうけれど
テレビコマーシャルぐらいでは無理。
大きくテレビ新聞などで取り上げてもらえれば話題になって関心も高まるでしょうが
メディアって、良くない話は我も我もっていうカンジだけど
「いい話」というのはタダで宣伝の片棒を担ぐことになるせいか、めったに広まりませんよね。
でも、例えばロイヤルティの大幅切り下げ、なんて話題なら
池上さんの講座かなんかでフランチャイズシステムについて解説してもらったりして
一気にひろまるかも? (^.^)

そうそう、うちの教室での生徒数維持についてのあれこれは
また別の機会に。






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