公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

くもんなれっじの「壁に耳あり・・・・」閉鎖?

2008-11-17 | 読者からのコメント・おたより
こんなお便りをいただきました。
一部紹介させていただきますと


さて、とうとう、くもんなれっじの「壁に耳あり・・・・」が閉鎖されてしまいました。
もう、誰も何も言えなくなってしまったような感じです。


≪いつもくもんなれっじをご利用いただき、ありがとうございます。

当コーナーは、本来の趣旨に沿って有効にご利用いただいてきた一方、「公文に寄せられるお問い合わせ・クレームに学ぶという趣旨で使われていない」との多くのご意見や、「推測や不確かな情報に基づく投稿がある」とのご指摘も頂戴いたしました。
・・・・・・・・・・≫

ふーん、指導者が、他の指導者・教室に対するクレームから
自分の教室はそうならないようにする為の情報交換の場であって
指導者が研究会そのものへのクレームをつける場としては
使っちゃいけないってことなのね、
と理解しました。
だけど果たして、くもんのフランチャイズシステムにおいて
契約者がくもん側に要望を述べることが可能な場というものがあるのだろうか、
少なくとも私がやってた頃には
局員や局長相手に愚痴程度のことしか言えなかったよナァ・・・・・

普通の、商品購入なら
文句があれば、返品するなり、二度と買わないことにするなり
それで忘れるってことでいいけれど
フランチャイズ契約はそういうわけにはいかないし。
ま、私は解約して≪いちぬ~けた≫なのですけどね。

コンビニ経営者の長時間労働とか、採算性とか
裁判になってるところもありますよね。
他にも、「名ばかり店長」の問題とか、新聞をにぎわしていたことも。
こういう事柄とくもんと共通することは
どちらも、内部で解決する姿勢に欠けるってことではないのかしら。

≪くさいものには蓋≫で
研究会寄りの、耳に心地よい意見しか聞こえない状況って
≪怖い≫とは思わないのでしょうかね。
そもそも内部にいながら研究会を批判する意見なんて吐けるのは
ごく少数のはずで、氷山の一角でしょうに。

だいたい、人間なんて、
自分が聞きたいことしか聞こえないという、保全機能を持っているのですから
意識して、
「ほんとは聞きたくないこと」に耳を澄ますようにしないと
なんにも学べない・・・・

褒めて育てるのは、子育てには欠かせないことですけれど
かの徳川家康は、自らの子育ての反省として
「長男を、褒めねばせぬ子に育ててしまった・・・・」と言っていたそうです。
結局この長男を亡くした反省から、
「褒められなくても、するべきことはする」教育を心がけたそうです。

それにしても、
いいオトナの団体が
「耳に快いことしか聞こえない」状況にいようというのは
ほんとに、≪怖い≫と思います。

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