太った婦人とカドガン卿との雑談

ハリーポッターをこよなく愛する「いい大人なはず」の人間が雑談してます。カドガン卿ですから、多少のことには目をつぶって。

唯一の「杖」のプロモ。「賢者の石」NYプレミアで配られたプロモです。

2006-07-19 00:02:19 | プロモの話


今回は、極めてシンプルかつ純粋な「プロモ」です。 以前、「賢者の石」のワールドプレミア(ロンドン)で杖箱プロップが配られたという話を、6月29日のブログ記事に書きましたが、本日のプロモもやはり「賢者の石」のプレミアで配られたものです。 これは、日本のオークションで見かけたことがあります。 ・・・・ま、でも、持ち主がこのブログを見に来てくださっている確率は低いでしょう。 今後も、なるべく、そういう知られざる欧米モノのプロモをご紹介したいと思ってますので、よろしければ見に来てくださいね。
初めていらした方はまずこちらへ 自己紹介etc.

「プロモ」とは、プロモーション・グッズ・・すなわち、売品の販促品や宣伝用品です。 色々な種類があります。 劇場の展示物等の誰でも知ってる物もあれば、限られた人のみに配られたグッズもあります。
プロモは、どういう用途で作られたのか不明なことが多いのです。 DVDやゲーム宣伝用とかでしたら、そういう事柄がパッケージに書いてあったりしますが、多くのプロモには、何も書いてないのです。 WBですとかScholasticですとか、そういった商標マークは大抵ちゃんとあります。 それでも、業界人達にひっそりと配られた物とか、映画制作に携わった方々だけに渡された物とかだと、本当に何も書いていなくて、出所も分からないことが多いです。
前説が長くてすいません。

本日ご紹介するのは、「賢者の石」のプロモで、「ハリーの杖」です。 よく考えてみると、「杖」のプロモって、これしかないんです。 スニッチが一番多いと思うのですが、なぜ「杖」がプロモになっていないのか・・・不思議ですね。 
通常、多くのプロモは、出所・用途(どういう人々に配ったのか)がはっきりしません。 でもこれは、「賢者の石」のプレミア時に、プレミアに来た方々や関係者に配られた映画宣伝用プロモであることが判明しています。

カドガン卿は、アメリカのお友達、K.R.さん経由で、このプロモをゲットしました。 数は比較的多いですし、デザインが映画とそっくり同じというわけではないので、安価かつ簡単にゲット可能です。 でもやはり、日本では、とてもレアな品物です。 

は、現在市販されている既製品の杖よりも若干短いです。 また、杖の柄の部分と、棒状の部分とが、違う材質の木で出来ています。 色が違うのではっきり分かりますよね。 実際のハリーの杖とはデザインが異なります。 実際はどんなデザインだったかというと、スクリーン・キャップを見ると、ハリーの杖はこんな形をしています。 杖の柄から棒の先まで同じ木質に見えますよね。 (注:アズカバンではデザインが変わっています。) 
プロモの杖は、どちらかというと、ハーマイオニーの杖に似ているデザインです。 もっとも、杖の柄と棒状の部分の色が違うというだけの話ですが・・・
杖の柄の部分を拡大して見ると↓のようになっています。 HARRY POTTERの商標が刻印されています。



杖箱は、前回の6月29日のブログ記事でご紹介したような本格的にリアルなものではなく、なんのラベルもない緑色の箱です。 表面はわりと良くできていて、日本で売られている既製品のような「紙箱」ではありません。 合成皮革がラミネートされているような感じで、蛇革みたいなイメージに仕上がっています。 

・・というわけで、古いプロモなので、これもお気に入りの一品です。
「賢者の石」プロモで、他に有名なのは「スタッフに配られたマフラー」というやつがありますが、他には、あんまりないんですよ。 「賢者の石」よりも「秘密の部屋」のほうが、プロモは多いです。
今後も、日本では馴染みのない「プロモ」のたぐいを紹介していこうかな?と思ってます。 
でも、6巻のペーパーバックが家に届いたので、読み直しをしちゃうと、「姐式」をはじめちゃうかもしれません。そうすると、プロモ紹介も、一時中止ですかね~・・・ 予定は未定。 わかりません。


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