ゴアさんぶらり

大分県に住んでおもった。

大分弁と私14

2007年10月08日 11時45分59秒 | 大分弁
なんだか最近自動車事故が多くって
会社の周りでも4~5件ありましたよ
その他でも現場検証してたり

こわいこわい、
皆さん気をつけましょうね。

なんかチョット見通しが悪くて
大丈夫かな?行ってしまえーで、
同じタイミングで車が「ぽっち」出てきたり。
非常に危ないですよ。

そー!!
今回の大分弁は、「ぽっち」です。
「ぽ」+「っち」で「ぽっち」

この「ぽ」の部分、
非常に繊細で微妙でして、
使いこなすには多少の訓練と時間が必要です。
へたに使うとフブキさんに怒られます。

使用例としましては、
「ぽっちTVをつけてみた」
「ぽっち灯りがついた」
「そこらにぽっち置いたんだけど」

「ぱっ」とか「サッ」とかとは違うの?って聞くと、
似てるけど違うんだそうだ。

なんとなくそれらの中間な感じだったり
別次元の感じだったり。

説明は難しくて「ぽ」は「ぽ」って言うのが正しいのかも。

でもわかって来て、使いこなせるようになると
とても便利!!

あと「ぽっ」って言葉の可愛さから
会話に丸みが出て楽しくなってきます。

「ぽっ」ですよ「ぽ」。
「ぱぴぷぺぽ」の中で最後に来るんですよ!
この半濁音ぱ行を最後に結んでくれる音ですよ。
ぱぴぷぺーーっと来て最後に「ぽ」です
つつーーっ、、まる!みたいな。

っと、話がそれましたが
ニュアンスで読むかスルーして下さい・・・

そう、
まあニュアンスで、感覚で、モノにする言葉って言うか
身体で覚える大分弁なんだと思うんです。

でも、この「ぽっち」
一番ハマる使い方が、
「その角からぽっち車が出てきて驚いた」とか
危なかったよって話しが一番しっくり来ます。

話がヒートアップすると「ぽぉぉっち!」とか
更に加熱すると「ぽくっっち!!」って
「く」が入ってきたりします。

「そこん角から車がぽくぅっち!!出ちきち、たまがったわぁ!!!」

「ぽ」って丸みからはちょっと遠いような感じだったり
「く」が入ってくるとまたニュアンスが違ってきたり

ほんと、感覚重視な右脳で使うような大分弁です。

この辺を使いこなせるようになると
ああ、オラも馴染んできたかなって思いますねぇ。

会話の中で「ぽ」みたいな「丸い音」が入る光景なんて
なんとも楽しく可愛らしいですよねぇ
オラの好きな大分弁の一つでございます。