中国身体障害者舞踏団「千手観音」

先日、テレビを見ていたらある番組で耳の不自由な人たちが集まって華麗な踊りをする特集が組まれた。
なんでも選りすぐりの人たちで21名が一直線にならんであの「千手観音」のごとく腕を上下左右に動かし踊るのである。
おそらく健常者でも難しいであろう演技を寸分の違いもなくこなしている姿は「練習」「努力」「忍耐」の結集であると思った。
普通なら聞こえるのであればリズムを捉えればいいのだが彼女らは音が聞こえない。
なんでも舞台の振動を感じ取って俊敏な動作をしているらしい。
それを理解した上で流れる演技の映像を見たら衝撃と感動で胸がいっぱいだった。
愛地球博でも行ったらしいが、知らない全ての人に見せてあげたい気分。