津久井グローリークラブ ~ Tsukui Glory Club ~

津久井高等学校ボート部OB会 ”がんばれ 日本!”

世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会(閉会)

2012-08-20 07:57:39 | ボート
【世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会】(閉会)

世界ジュニアボート選手権、日本選手頑張りました。
監督、コーチとともに、そして日本からの応援で頑張ったことと思います。
改めて、全国から拍手を送ります。お疲れ様でした。\(^o^)/
帰国後は、体調を整えて、アジアジュニアに向けリセット!
”がんばれ日本”


*** 全日本ジュニアコーチ 菅原 裕 (津久井高校) リポート ***

2012/8/19
2012 世界ジュニア選手権(プロヴティフ・ブルガリア)リポート    No12
 
プロヴティフ12 日目。いよいよ最終日です。本日も朝から快晴。暑い一日になりました。日差しが強く厳しいコンディションでした。
大会最終日。JAPAN U19の残るレースはJW1x(榊原)のFinal Bのみとなりました。レース結果は以下の通りです。


<9:49 JW1x(榊原)  Final B >
1 NED 7:56.27
2 FRA 7:56.79
3 JPN 7:58.37(榊原)
4 SUI 8:00.09
5 POL 8:04.16
6 SWE 8:09.58
  レース前半からトップ争いに加わりました。リズムも良く艇の滑りも良かったです。1000mでトップに出ました。
しかし2位、3位との差は殆どありません。1500mまでの競い合いで後続に追いつかれ、最終的には第3位でのゴールとなりました。
  昨年の第7位には及びませんでしたが、第9位で今大会を終了しました。

 ◆今大会のJAPAN U19の結果を整理致します。
  JM4×(竹内・嶋田・山口・大竹)    23/27か国 位
  JM1×(福井)              22/30か国 位
  JW4×(木村・佐藤・川合・中尾)    16/16か国 位
  JW1×(榊原)                9/28か国 位
  以上の結果です。
 

  6月の全日本ジュニアオリンピックカップで選考されてから3回の強化合宿を経て、今大会に臨みました。
技術面のコーチングは全て日本ボート協会U19担当の大林コーチにお願いを致しました。
何か新しい事、今までと違った事に取り組むのではなく、オーソドックスな基本を重要視し、選手一人ひとりが持っている良さを最大限に活かし、
更にそれを進化させていくという方針のもと指導をして頂きました。
  全てを言葉で、あるいは動作で伝えるのではなく、選手自身が良く考え、そして感じ、それを表現する事を重要な要素として捉えました。
結果、選手たちは「今の自分の漕ぎは、どうだろう。」と考え始め、自分が描いているイメージと実際の動きのズレに気付き始めるまでに「感性」が高まったと思います。
  合宿は短期(5日から10日程度)を3回実施したのみです。しかし大林コーチから次回の合宿までのトレーニングテーマが与えられます。
それを各選手は自分の水域に持ち帰り、真剣に取り組みました。特に男女の4xにおいては動きのユニフォーミティーに苦労しました。
もっと時間を費やせれば、もっと高いレベルのスピードを追求できたのでは、という思いもあります。
  しかしながら限られた条件の中で最大限努力するというのも大切な事です。3回の合宿ではそのことを全員で確認しながらトレーニングに取り組みました。
  2012年の結果は決して良いものではありません。選手たちはブルガリアに到着するまでは、そして実際にレースが始まるまでは、「もっとやれるだろう。
もっと上位に食い込めるだろう。」という思いがあったはずです。
  しかし現実は違いました。予選を漕いでみて、外国勢のパワフルさに圧倒された部分もあります。
いくら追いかけても、あるいは前に出ようとしても、国内では経験したことのない速さと強さで彼らは漕ぐのです。
大会日数が過ぎるにつれ、レースの回数が増えるにつれ、その思いは強くなります。心のどこかで「かなわないのでは・・・。」と折れそうになります。
  過去、何度も世界ジュニアを引率された先生方から、この辛さを聞かされた事があります。そしてまた我々コーチ陣も同じ思いを味わいました。
ただ、こうして大会の記録を残すこと、レースへの思いを伝えることで、来年度の代表クルーには一つでも上へ食い込んでほしいと切望いたします。

  6月の菊池合宿でお世話になりました熊本県ボート協会、菊池市、宝来館様はじめ多数の皆様。
2回の戸田合宿でお世話になりました各大学ボート部の皆様、住友金属鹿島ボート部の皆様。
今大会の使用艇に関して全面的にバックアップして頂いた桑野造船様。
そして、2012年ブルガリア世界ジュニア選手権大会日本代表選手がお世話になりました全ての方々に感謝の意を表し、
今大会の報告を終了させて頂きます。


~ あたたかい応援をありがとうございました。 ~

2012年8月20日 ブルガリア・プロヴディフ
2012年ブルガリア世界ジュニア選手権大会日本代表
   団 長 藤井範久
   コーチ 大林邦彦
   コーチ 村田清晃
   コーチ 菅原 裕

<世界ジュニアを終えて称えあう選手、監督・コーチ>


大会を終えてホッとする日本選手団





世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会(JM4×最終日)

2012-08-19 13:39:08 | ボート
【世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会】(最終日)

本日、Dファイナルに臨んだJM4X(男子クオード)は、結果第5位でゴールしました。
その結果、全体の23位が確定しています。
今年の男子ジュニアの世界への挑戦は終わりました。
JM1×:福井(洲本実業) JM4×:山口(津久井)・竹内(今治西)・嶋田(潮来)・大竹(東濃実業)の選手の
皆さん本当にお疲れ様でした。
そして、全日本コーチの皆さんJW1×のレースに集中して頑張ってください。
 
なお、男子ジュニアは、9月に中国で開催のアジア大会があります。
全日本ジュニアは頑張ってますので、引き続き応援よろしくお願いします。


*** 全日本ジュニアコーチ 菅原 裕 (津久井高校) リポート ***

2012/8/18
2012 世界ジュニア選手権(プロヴティフ・ブルガリア)リポート    No11
 
プロヴティフ11 日目。本日も快晴。気温は上がりました。日差しも強く厳しいコンディションでした。
大会も大詰めです。朝のミーティングで大林コーチから全クルーに向けて「今日のレースはクルーを組んでから今日までの中で、最高の1本にしよう。」と伝えられました。
今日のレースについて確認事項は以下の通りです。
・JM4x~リカバリーの動きは出来ている。ダイレクトなキャッチでスピードを上げよう。オールをクラッチに乗せ、高いところから振り込むことが出来ればもう一つ上のレベルのスピードが出せる。そんな「覚悟」で臨もう。
     途中、リズムが乱れたらコールは「キャッチ」。これでリカバリーする。
・JM1x~まずスタートで曲がらない事。コンスタントに入ってからも、レーンの真ん中を進む。全体のリズムはとても良い状態だ。フィニッシュでハンドルを止めずに動き続ける。そして最高のレースをしよう。
以上のポイントを確認してレースに臨みました。
JM4x、JM1x、JW1xとも内容のあるレースをしました。レース結果は以下の通りです。


11:06 JW1x(榊原) Semi Final A/B 1
1 ROU 7:47.71
2 BLR  7:51.65
3 DEN 7:53.79
4 FRA  7:58.05
5 NED 7:58.39
6 JPN  8:03.03
出だしから艇速が上がりませんでした。それだけです。明日のBファイナルは本来のスピードを期待したいです。

16:21 JM1x (福井)Final E(22位~27位決定戦)
1 JPN 7:35.95
2 GEO 7:42.69
3 IRQ 7:44.75
4 UKR 7:47.12
5 PAR 7:49.32
6 CHI 7:55.52
福井君はスタートから飛び出しました。500mではきっちりとトップをキープ。2位争いのGEO、IRQに約1艇身の差をつけてグイグイと艇を滑らせました。途中曲がることもなくほぼノーミスでトップゴール。立派なレースでした。
22位確定。お疲れ様でした。そして、ありがとう。

16:42 JM4x Final D(19位~24位決定戦)
1 TUR 6:15.82
2 SLO 6:17.85
3 BLR 6:18.28
4 DEN 6:21.25
5 JPN  6:21.69
6 GRE 6:22.33
JM4xのレースは6艇でスタート。500mまでは多少のばらつきはあるものの、ほぼ横一線で通過。そこからTURとSLO、BLRが少しずつリードを広げました。少し遅れてDEN、JPN、GREが一進一退を繰り広げ追漕。1500m付近で後続3艇からDENが少しリード。次いでJPN、GREが僅差で追う。最後の250mは正に3艇のデッドヒート。日本からの皆さんの大声援を受けGREを振り切るも、DENには0.44秒及ばず第5位でゴール。23位が確定しました。

大会は明日を残すのみとなりました。U19のレースはJW1x(榊原)のBファイナルがあります。
明日も頑張ります。応援を宜しくお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。



力漕する全日本男子ジュニア・クオード


大会会場・観覧席




いざスタートへ ~ 男子クオードクルー ~


日の丸を振って、日本クルーへの熱い応援!ありがとう。






世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会(準々決勝)

2012-08-17 07:32:51 | ボート
【世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会】(準々決勝)

全日本ジュニアクルー頑張ってます。
今日の準々決勝では、A・Bファイナル(1位から12位)には入れませんでした。
明日の準決勝でC・Dファイナルのどちらかに決まります。
Cは13位から18位決定戦へ、Dは19位から24位までの決定戦となります。
全国の皆さんが応援してます。最後まで全力で頑張ってください。
また、皆さんも引き続き応援をよろしくお願いします。


*** 全日本ジュニアコーチ 菅原 裕 (津久井高校) リポート ***

2012/8/16
2012 世界ジュニア選手権(プロヴティフ・ブルガリア)リポート    No9
 
プロヴティフ9 日目。本日も快晴。日中気温は上昇しますが、吹く風は日増しに秋を感じさせます。
ただ、日差しは強く相変わらず選手たちが苦労しています。
今日のコースの風向きはスタートからゴール方向へ吹く順風でした。さざ波が立つ程度の風速でした。
午前7時、U19全体クルーミーティング。今日のレースについて確認をしました。
・日中は気温が上がるので出艇時間はいつもより遅らせよう。その分、陸上アップを十分に。
・JM4x~キャッチをクイックに。「ため」を作らず素早く水をつかもう。
・JW4x~昨日のレースで艇が傾くシーンが見られた。オールの深さをリギングで修正。
     ブッシュを5度に変え、ハイトを4㎜下げる。これで勝負に行こう。
・スタートで艇を曲げないように。
スタートブザーのタイミングを読むのが難しいので、バウポジションの選手が風を考慮して艇の進行方向を微調整してスタートに備える。
 ・「負けない強い心」と「自分たちの漕ぎを分析できる冷静な心」の両方が必要だよ。
・自分たちの最速のスピードを出す。そしてそのスピードに乗り続けよう。
・リズムが乱れたらコールを掛けよう。そして修正しよう。
以上のポイントを全クルーで確認してレースに臨みました。
しかしながら、各レースとも結果は厳しいものとなりました。以下の通りです。


<10時59分 JM1x Heat(予選)4組>
1位 CHN 7:08.24
2位 IRL  7:13.05
3位 ZIM  7:14.77
4位 EST  7:22.12
5位 JPN  7:27.06
洲本実業高校福井君が挑みました。第1クォーター(500m)は健闘して2位通過。
中盤以降のコンスタント勝負で外国勢と水が空き始めました。ゴールは第5位。
本人いわく「1000mから喉が痛くて呼吸が苦しかった・・・。」
明後日のEファイナル(25位~30位決定戦)に賭けます。

<11時48分 JW1x Haet5組>
1位 RSA 7:48.37
2位 ESP 7:54.68
3位 JPN 7:59.41
4位 NOR 8:01.29
早稲田大学1年生榊原さんが出漕しました。大学生ですが早生まれでU19のカテゴリーでエントリーしています。
2011年イギリス・イートンで行われた世界ジュニアではこの種目第7位と頑張りました。
明日のクォーターファイナル(準々決勝)以降、順調に勝ち上がり今年は是非ともAファイナルを目指したいものです。
明日以降の活躍を期待します。

<13時05分 JW4x Repechage(敗者復活)2組>
1位 GBR 6:44.88
2位 CHN 6:47.39
3位 CZE 6:54.00
4位 FRA 6:59.74
5位 JPN 7:11.50
 今日は昨日のレースの反省を踏まえて、艇を大きく揺れさせないようにとポイントを絞って臨みました。
2000mを限りなくノーミスで漕ぎ切ったらチャンスがある事も確認して岸を蹴り出しました。
しかしながら厳しいレースとなりました。スタートからイギリス、中国、チェコ、フランスが飛び出し、それを必死で追いかけるも
徐々に水が空き始め5位でのゴールとなりました。
 明日はEファイナル(25位~30位決定戦)に挑みます。

<13時26分 JM4x Quarterfinal(準々決勝)3組>
1位 ITA  5:52.96
2位 NED 5:55.13
3位 ROU 5:55.67
4位 NOR 5:58.97
5位 AUS 5:59.26
6位 JPN 6:20.08
 3位以内を想定してレースに挑みました。昨日の予選でつかんだ手応えを今日のレースに活かしたかったというのが本音です。
岸を蹴り出す前にポイントを確認してレースをイメージしました。
 スタートの感触は、クルーたちは「良いスタートが切れた。」と言っていましたが、実際はイタリア、オランダ、ルーマニア等に出遅れていました。
ただ、ミーティングでは「スタートの飛び出しはそんなに重要ではない。最も重要なのはコンスタントスピードだ。」という事を確認していたので慌てませんでした。
ところが、その重要視していたコンスタントスピードが乗りません。徐々に各国から置いて行かれ、どんどん水が空き始めました。結果第6位でゴール。
 スタート前、大林コーチから「1位もあるし、6位もあるぞ。」というニュアンスのアドバイスがありましたがその「第6位」ゴールとなってしまいました。


以上、本日はJAPAN U19 の全クルーがレースに挑みました。当然の事ながら、選手・スタッフ一丸となって戦いました。しかしながら世界の壁は高い。
それが今日の現実であり、実感させられた厳しさです。
しかし、明日があります。今出来ることは、沢山食べる事、そして良く眠る事、明日へのエネルギーを蓄える事、もちろん身体も心もです。
「リセット」の重要性を感じます。それを心掛けて明日へ挑みます。
どうか明日も、明後日も応援を宜しくお願い致します。
本日はありがとうございました。



力漕する全日本ジュニアクルー(手前)


はためく日の丸 ~全国の皆さんの応援のようです~

世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会(予選)

2012-08-16 06:29:11 | ボート
世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会(予選)

予選が始まりました。
JM4x 第3位で明日のクォーターファイナル(準々決勝)へ
JW4x 第5位で明日のレペチャージ(敗者復活戦)へ
詳しくはFISAのHPあるいは全国高体連ボート専門部HPをご覧ください
明日も応援を宜しくお願い致します。

*** 全日本ジュニアコーチ 菅原 裕 (津久井高校) リポート ***

2012/8/15
2012 世界ジュニア選手権(プロヴティフ・ブルガリア)リポート    No8

プロヴティフ8 日目。快晴の1日でした。朝から気温がぐんぐん上昇しました。日中は強い日差しと暑さに選手たちが苦労するほどでした。風は時折変わるもののスタートからゴール方向へ吹く順風の時間帯が多かったようです。
午前11時、U19全体クルーミーティング。いよいよ始まるレースについての最終確認をしました。
・スタートで艇を曲げないで進めよう。
・リラックスと集中が重要。
・大切なのはコンスタントスピード。スタートダッシュの後のスピードのキープが重要。
・スタートは「強く」というイメージではなく、「速く」というイメージで。
スピードを艇にダイレクトに伝えよう。
・スタートで乗せたスピードを失わずにコンスタントレートに落とす。その後もスピードに乗り続けることが重要。
・キャッチを遅くしない。シャープでコンパクトに。
・高速で艇を進める良いイメージを4人で共有することが大切。
以上のポイントを全クルーで確認してレースに臨みました。
午後15時24分 JW4x Heat(予選)3組
1位 USA 6:46.61
2位 AUS 6:51.03
3位 GBR 6:51.82
4位 DEN 7:00.63
5位 JPN 7:18.70
健闘しましたが5クルー中第5位でゴール。特に大きなミスがあったわけではありません。これが世界の実力かも知れません。トップのアメリカとは実に32秒差が付きました。
 明日の敗者復活にかけます。フランス・チェコ・イギリス・中国・日本の5か国で競います。上位3位以内でA/Bファイナル(全体の12以内決定)に進めます。明日が勝負です。
午後15時45分 JM4x Haet3組
1位 LAT 6:08.02
2位 POL 6:10.77
3位 JPN 6:13.39
4位 CZE 6:15.55
5位 DEN 6:17.24
よく頑張りました。5クルー中3位でゴール。ラトビア、ポーランド、デンマークなどどこの国の選手を見ても体格が違います。身長も体重も全く比べ物にならないほど日本選手は小さいです。パワーでは劣るかも知れませんが、そこはテクニックと精密なローイングで対応しました。
前半500mまでは殆ど差の無いレース展開でした。コンスタントに入り徐々に差が開き始めました。中盤の1000mから1500mにかけて良く粘りました。2位の艇に約1.5艇身まで迫ることが出来ましたが捕まえることは出来ませんでした。そのまま3位でゴール。
明日のクォーターファイナル(準々決勝)に進出です。
対戦相手は、オーストリア、イタリア、ルーマニア、ノルウエイ、オランダです。JW4x同様、上位3位以内でA/Bファイナル(全体の12以内決定)に進めます。明日が勝負です。
なお、JM1xは本日レースがありませんでした。明日のレースがHeat(予選)となります。対戦相手は、イストニア、ジンバブエ、アイルランド、中国です。4位以内でクォーターファイナル(準々決勝)に進出です。
レース会場応援スタンドには世界各国からたくさんの応援の方が見えました。その中に
日本からの応援団の方々もいらっしゃいました。シニアの応援には8+のクルー小谷選手(豊田紡織)のご家族、ジュニアの応援には女子クォド中尾選手(熊本学園大付属高校)のご両親がお見えになりました。選手たちの大きな力となる暖かい応援をして頂きました。
スタンドに飾って頂いた横断幕も励みになりました。
本日はありがとうございました。明日も宜しくお願いいたします。


日本からの応援で頑張ってます。


予選3位の男子クオード 明日の準々決勝へ

世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会(その7)

2012-08-15 21:17:49 | ボート
【世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会】(その7)

*** 全日本ジュニアコーチ 菅原 裕 (津久井高校) リポート ***
~ 明日15日からレース開始 日本チーム始動 ~

2012/8/14
2012 世界ジュニア選手権(プロヴティフ・ブルガリア)リポート    No7
 
プロヴティフ7 日目。快晴の1日でした。
朝は昨日同様に気温が下がりましたが、日中は汗ばむほどの暑さが戻りました。コースコンディションは良好でした。
乗艇トレーニング4日目。艇のセッティングは完了。JM4x、JM1x、JW4x、JW1xとも快適に動いています。
テーマはあくまで「リラックス。そして長く。」
トレーニング内容はほぼ昨日と同じです。UT漕に加え、スタート練習、インターバル、そしてスタート付500m漕を行いました。
今日もプラクティス・スタートでした。各クルーとも昨日よりは力みも無くブザー音に反応してスタートが切れるようになりました。
艇は良く滑っています。

<本日のトレーニングメニュー>

午前10:45  乗艇トレーニング
コース2周 8㎞UT漕 SR22
15本オン/10本オフ×3セット
スタート練習
スタート付500m×1(プラクティス・スタート)
午後2:00  乗艇トレーニング
コース2周 8㎞UT漕 SR22
15本オン/10本オフ×3セット
スタート練習
スタート付1000m×1

本日夕方7:00より市内中心部(旧市街地)にある、プロヴティフ市最古の遺跡「円形コロシアムシアター」でオープニングセレモニーが行われました。
二人の女性による司会進行で華々しく執り行われました。
各国選手団のプラカードと国旗の入場。ブルガリア、プロヴティフ市からそれぞれ歓迎の言葉がありました。
続いてFISA代表による「OPEN」という開会宣言がなされました。
JAPANはプラカードをジュニア代表の佐藤(塩釜高校)が持ち、国旗はシニア代表の西村(NTT東日本)が持ってステージに入場。
各国選手団から盛大な拍手を受けました。今大会は世界各国から58か国の参加です。
いよいよ明日からレースです。選手・スタッフ一丸となって戦います。
皆様の応援を宜しくお願い致します。

JW4x 15:24 スタート
JM4x 15;45 スタート
レース結果は明日お知らせ致します。
なお、JM1xは明後日のレースとなります。


プロヴティフ市最古の遺跡「円形コロシアムシアター」でのオープニングセレモニー


オープニングセレモニーで観覧の全日本ジュニア選手


最終調整の全日本ジュニアクルー