津久井グローリークラブ ~ Tsukui Glory Club ~

津久井高等学校ボート部OB会 ”がんばれ 日本!”

世界ジュニアボート日本代表最終合宿(ブルガリアへ向けて)

2012-08-06 12:17:00 | ボート
【世界ジュニアボート日本代表最終合宿】(ブルガリアへ向けて)

*** 国内合宿・応援ありがとう! 世界ジュニア出場日本選手団 ***
 ~ 世界の頂点へに向け、いざ開催地 ブルガリアへ ~


<全日本ジュニアコーチ 菅原 裕 (津久井高校) リポート >

2012 世界ジュニア代表出発直前合宿(戸田)を振り返って
2012年6月10日、第10回全日本ジュニア選手権大会(熊本県菊池市斑蛇口湖)で選考された男子5名、女子5名の選手たちは
明日(8月6日)の朝で2012年ブルガリア世界ジュニア選手権大会に向けての全ての強化合宿を終了致します。
大会直後6月11日からの菊池市斑蛇口湖における強化合宿、7月6日から戸田での第2次強化合宿、そして、今回の第3次強化
合宿(戸田)と延べ22日間のトレーニングを行って参りました。


昨年度に引き続き、日本ボート協会よりU19担当の大林コーチを招き、強化策を練っての22日間でした。
選考された10名の選手(早稲田大学榊原を含む)は、いずれもそれぞれのブロックにおいて優秀なクルーであり、その選手たちを
育てた指導者・顧問の先生がいらっしゃいます。
大林コーチには一つの型に選手をはめ込むという方針ではなく、それぞれのクルーが持つ良さを最大限に活かすという方針でコー
チングをして頂きました。
最初のうちはなかなかまとまりが見られなかった動きも、トレーニングを積むにつれ日毎に艇速が上がっていくのを実感できました。
クルーたちの心理的な繋がりが強まるのも我々スタッフ陣に伝わって来て、頼もしさを感じられるようになりました。
残すところ、明日8月6日の午前モーションを終えたら渡航準備に入り、明後日7日のフライトとなります。


これまでの合宿については、リポートで概要をご報告させて頂きました。
全日程を終了する今、振り返りますと、菊池市で、斑蛇口湖で、そして戸田ボートコースで等、常に周りの皆様の温かいご支援が
あって、2012年ジュニア強化が成り立っているという事を強く感じる次第です。
斑蛇口湖では、最高の環境とコースの提供。菊池市及び熊本県ボート協会様の全面的なバックアップ体制、大分県ボート協会様
よりの借艇協力、宝来館様の選手に対して心のこもったおもてなし等、感謝の言葉もございません。
戸田ボートコースにおいては、大林コーチの働きかけにより一橋大学様、東京経済大学様、早稲田大学様、慶応大学様、日本大学
様、そして住友金属様等、ジュニア代表クルーと艇を並べてのトレーニングを快諾して頂き、こちらにつきましてもお礼の言葉もござ
いません。本当にありがとうございました。
尚且つ、ジュニア男子クルーは東京経済大学様の艇庫を、ジュニア女子クルーは日本大学様艇庫を合宿の拠点として活用させて
頂き誠にありがとうございました。
戸田ナショナルトレーニングセンター(TNTC)の長内トレーナー様にもお世話になりました。
今回はフィジカル強化というより、ローイングで疲労した全身の筋肉群を整えるコンディショニングでのサポートをお願い致しました。
お礼申し上げます。


このように、戸田合宿のメリットを最大限に活用しようという大林コーチのアイデアがあってこそ、例年には無い非常に内容の濃い
強化合宿になった事は言うまでもございません。
日本選手による、ロンドンオリンピックボート競技も終了致しました。
結果の如何にかかわらず「次の出番は我々だ!」という強い思いを胸にブルガリアへ向かいます。
チームワークの良さが持ち前のU19です。全力で漕ぎ切って参ります。


今後ともU19の活動につきまして、暖かいご支援とご理解を、何卒宜しくお願い申し上げます。
ブルガリアからの遠征リポートにつきましては、出来る限り現地より新しい情報をインターネット等でご報告致します。
応援方宜しくお願い致します。それでは行って参ります。


2012年8月5日
2012年U19強化担当
重田 英樹
村田 清晃
菅原 裕



世界ジュニアボート選手権 日本代表選手団

<後列左より>
村田先生(塩釜高校・派遣コーチ)・重田先生(日田林工高校・強化担当)
福井(洲本実業)・山口(津久井)・竹内(今治西)・嶋田(潮来)・大竹(東濃実業)・長内(戸田NTCトレーナー)

<前列左より>
藤岡(潮来高校・アシスタントコーチ)・菅原(津久井高校・派遣コーチ)
中尾(熊本学園付属高)・木村(今治西)・川合(柳学園高)・佐藤(塩釜)・大林(日ボU19担当コーチ)





世界ジュニアボート日本代表最終合宿(その9)

2012-08-06 11:55:13 | ボート
【世界ジィニアボート日本代表最終合宿】(その9)
~ いざ! ブルガリアへ 日本代表Jr ~

2012/8/5
2012 世界ジュニア代表出発直前合宿(戸田)リポート    No9

今朝は強い日差しが戻った。朝から暑い。
朝6:00水上へ。
JM4xは住友金属クルーと、JW4xは早稲田大学クルーと、JM1xは日本大学クルー―と、それぞれ1500m並漕トレーニングを2本行った。
ジュニアクルーは大会本番をイメージして臨んだ。陸上アップ・エルゴチェック・十分なストレッチングをした後に艇を出した。
レース結果は2本とも実業団、学生クルーのスピードに圧倒されたが、全く手ごたえが無かった訳では無い。スタートの飛び出しスピードは十分に戦える速さである。中盤のリズムとコンスタントの長さ・強さを意識する事でスピードは確実に上がるであろう。
今までの練習が、徐々にではあるがジュニアクルーのスピードにつながっている手応えを感じている。

午前トレーニングメニューは以下の通り。

JM4x ~住友金属クルーと並漕トレーニング
JW4x ~早稲田大学クルーと並漕トレーニング
JM1x ~日本大学クルーと並漕トレーニング

1500m × 2   1st 7:30 2nd 7:50

 午後トレーニングメニューは以下の通り
9㎞  
・ぶら下がりドリル
 ・腕漕
 ・テクニカルを確認しながらのリカバリーローイング
 (スタート練習-1・3・5  スタート5本+15本+5本×2を含む)

2012/8/6 午前メニュー(予定)
午前6:00 オン
・W-up 4500m
・4×10(20秒/40秒) SR40-42 rest12分
・C-down 1500m


順調な仕上がりの日本代表ジュニアクルー (奥側の日の丸のブレード)
~ いいイメージでブルガリアへ ~