【世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会】(閉会)
世界ジュニアボート選手権、日本選手頑張りました。
監督、コーチとともに、そして日本からの応援で頑張ったことと思います。
改めて、全国から拍手を送ります。お疲れ様でした。\(^o^)/
帰国後は、体調を整えて、アジアジュニアに向けリセット!
”がんばれ日本”
*** 全日本ジュニアコーチ 菅原 裕 (津久井高校) リポート ***
2012/8/19
2012 世界ジュニア選手権(プロヴティフ・ブルガリア)リポート No12
プロヴティフ12 日目。いよいよ最終日です。本日も朝から快晴。暑い一日になりました。日差しが強く厳しいコンディションでした。
大会最終日。JAPAN U19の残るレースはJW1x(榊原)のFinal Bのみとなりました。レース結果は以下の通りです。
<9:49 JW1x(榊原) Final B >
1 NED 7:56.27
2 FRA 7:56.79
3 JPN 7:58.37(榊原)
4 SUI 8:00.09
5 POL 8:04.16
6 SWE 8:09.58
レース前半からトップ争いに加わりました。リズムも良く艇の滑りも良かったです。1000mでトップに出ました。
しかし2位、3位との差は殆どありません。1500mまでの競い合いで後続に追いつかれ、最終的には第3位でのゴールとなりました。
昨年の第7位には及びませんでしたが、第9位で今大会を終了しました。
◆今大会のJAPAN U19の結果を整理致します。
JM4×(竹内・嶋田・山口・大竹) 23/27か国 位
JM1×(福井) 22/30か国 位
JW4×(木村・佐藤・川合・中尾) 16/16か国 位
JW1×(榊原) 9/28か国 位
以上の結果です。
6月の全日本ジュニアオリンピックカップで選考されてから3回の強化合宿を経て、今大会に臨みました。
技術面のコーチングは全て日本ボート協会U19担当の大林コーチにお願いを致しました。
何か新しい事、今までと違った事に取り組むのではなく、オーソドックスな基本を重要視し、選手一人ひとりが持っている良さを最大限に活かし、
更にそれを進化させていくという方針のもと指導をして頂きました。
全てを言葉で、あるいは動作で伝えるのではなく、選手自身が良く考え、そして感じ、それを表現する事を重要な要素として捉えました。
結果、選手たちは「今の自分の漕ぎは、どうだろう。」と考え始め、自分が描いているイメージと実際の動きのズレに気付き始めるまでに「感性」が高まったと思います。
合宿は短期(5日から10日程度)を3回実施したのみです。しかし大林コーチから次回の合宿までのトレーニングテーマが与えられます。
それを各選手は自分の水域に持ち帰り、真剣に取り組みました。特に男女の4xにおいては動きのユニフォーミティーに苦労しました。
もっと時間を費やせれば、もっと高いレベルのスピードを追求できたのでは、という思いもあります。
しかしながら限られた条件の中で最大限努力するというのも大切な事です。3回の合宿ではそのことを全員で確認しながらトレーニングに取り組みました。
2012年の結果は決して良いものではありません。選手たちはブルガリアに到着するまでは、そして実際にレースが始まるまでは、「もっとやれるだろう。
もっと上位に食い込めるだろう。」という思いがあったはずです。
しかし現実は違いました。予選を漕いでみて、外国勢のパワフルさに圧倒された部分もあります。
いくら追いかけても、あるいは前に出ようとしても、国内では経験したことのない速さと強さで彼らは漕ぐのです。
大会日数が過ぎるにつれ、レースの回数が増えるにつれ、その思いは強くなります。心のどこかで「かなわないのでは・・・。」と折れそうになります。
過去、何度も世界ジュニアを引率された先生方から、この辛さを聞かされた事があります。そしてまた我々コーチ陣も同じ思いを味わいました。
ただ、こうして大会の記録を残すこと、レースへの思いを伝えることで、来年度の代表クルーには一つでも上へ食い込んでほしいと切望いたします。
6月の菊池合宿でお世話になりました熊本県ボート協会、菊池市、宝来館様はじめ多数の皆様。
2回の戸田合宿でお世話になりました各大学ボート部の皆様、住友金属鹿島ボート部の皆様。
今大会の使用艇に関して全面的にバックアップして頂いた桑野造船様。
そして、2012年ブルガリア世界ジュニア選手権大会日本代表選手がお世話になりました全ての方々に感謝の意を表し、
今大会の報告を終了させて頂きます。
~ あたたかい応援をありがとうございました。 ~
2012年8月20日 ブルガリア・プロヴディフ
2012年ブルガリア世界ジュニア選手権大会日本代表
団 長 藤井範久
コーチ 大林邦彦
コーチ 村田清晃
コーチ 菅原 裕
<世界ジュニアを終えて称えあう選手、監督・コーチ>
大会を終えてホッとする日本選手団
世界ジュニアボート選手権、日本選手頑張りました。
監督、コーチとともに、そして日本からの応援で頑張ったことと思います。
改めて、全国から拍手を送ります。お疲れ様でした。\(^o^)/
帰国後は、体調を整えて、アジアジュニアに向けリセット!
”がんばれ日本”
*** 全日本ジュニアコーチ 菅原 裕 (津久井高校) リポート ***
2012/8/19
2012 世界ジュニア選手権(プロヴティフ・ブルガリア)リポート No12
プロヴティフ12 日目。いよいよ最終日です。本日も朝から快晴。暑い一日になりました。日差しが強く厳しいコンディションでした。
大会最終日。JAPAN U19の残るレースはJW1x(榊原)のFinal Bのみとなりました。レース結果は以下の通りです。
<9:49 JW1x(榊原) Final B >
1 NED 7:56.27
2 FRA 7:56.79
3 JPN 7:58.37(榊原)
4 SUI 8:00.09
5 POL 8:04.16
6 SWE 8:09.58
レース前半からトップ争いに加わりました。リズムも良く艇の滑りも良かったです。1000mでトップに出ました。
しかし2位、3位との差は殆どありません。1500mまでの競い合いで後続に追いつかれ、最終的には第3位でのゴールとなりました。
昨年の第7位には及びませんでしたが、第9位で今大会を終了しました。
◆今大会のJAPAN U19の結果を整理致します。
JM4×(竹内・嶋田・山口・大竹) 23/27か国 位
JM1×(福井) 22/30か国 位
JW4×(木村・佐藤・川合・中尾) 16/16か国 位
JW1×(榊原) 9/28か国 位
以上の結果です。
6月の全日本ジュニアオリンピックカップで選考されてから3回の強化合宿を経て、今大会に臨みました。
技術面のコーチングは全て日本ボート協会U19担当の大林コーチにお願いを致しました。
何か新しい事、今までと違った事に取り組むのではなく、オーソドックスな基本を重要視し、選手一人ひとりが持っている良さを最大限に活かし、
更にそれを進化させていくという方針のもと指導をして頂きました。
全てを言葉で、あるいは動作で伝えるのではなく、選手自身が良く考え、そして感じ、それを表現する事を重要な要素として捉えました。
結果、選手たちは「今の自分の漕ぎは、どうだろう。」と考え始め、自分が描いているイメージと実際の動きのズレに気付き始めるまでに「感性」が高まったと思います。
合宿は短期(5日から10日程度)を3回実施したのみです。しかし大林コーチから次回の合宿までのトレーニングテーマが与えられます。
それを各選手は自分の水域に持ち帰り、真剣に取り組みました。特に男女の4xにおいては動きのユニフォーミティーに苦労しました。
もっと時間を費やせれば、もっと高いレベルのスピードを追求できたのでは、という思いもあります。
しかしながら限られた条件の中で最大限努力するというのも大切な事です。3回の合宿ではそのことを全員で確認しながらトレーニングに取り組みました。
2012年の結果は決して良いものではありません。選手たちはブルガリアに到着するまでは、そして実際にレースが始まるまでは、「もっとやれるだろう。
もっと上位に食い込めるだろう。」という思いがあったはずです。
しかし現実は違いました。予選を漕いでみて、外国勢のパワフルさに圧倒された部分もあります。
いくら追いかけても、あるいは前に出ようとしても、国内では経験したことのない速さと強さで彼らは漕ぐのです。
大会日数が過ぎるにつれ、レースの回数が増えるにつれ、その思いは強くなります。心のどこかで「かなわないのでは・・・。」と折れそうになります。
過去、何度も世界ジュニアを引率された先生方から、この辛さを聞かされた事があります。そしてまた我々コーチ陣も同じ思いを味わいました。
ただ、こうして大会の記録を残すこと、レースへの思いを伝えることで、来年度の代表クルーには一つでも上へ食い込んでほしいと切望いたします。
6月の菊池合宿でお世話になりました熊本県ボート協会、菊池市、宝来館様はじめ多数の皆様。
2回の戸田合宿でお世話になりました各大学ボート部の皆様、住友金属鹿島ボート部の皆様。
今大会の使用艇に関して全面的にバックアップして頂いた桑野造船様。
そして、2012年ブルガリア世界ジュニア選手権大会日本代表選手がお世話になりました全ての方々に感謝の意を表し、
今大会の報告を終了させて頂きます。
~ あたたかい応援をありがとうございました。 ~
2012年8月20日 ブルガリア・プロヴディフ
2012年ブルガリア世界ジュニア選手権大会日本代表
団 長 藤井範久
コーチ 大林邦彦
コーチ 村田清晃
コーチ 菅原 裕
<世界ジュニアを終えて称えあう選手、監督・コーチ>
大会を終えてホッとする日本選手団
皆さまの今後の益々のご活躍とご発展を愛知池よりお祈りしています