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weblog by glidebranch

横浜市都筑区の庭師会社「グライドブランチ」のブログ。植物やお庭に関する様々な話題を取り上げます。

女優犬

2006-07-08 18:35:55 | 今日のわんこ
4年前に造園の御依頼を請けたお客様より、
樹木の入替えとフェンス補修の御依頼を頂き、
久々ご自宅へお伺いさせて頂きました。

そちらの箱入り息子のハリーくん。
造園プランのお打ち合わせ時からとても愛嬌があり、
工事中も家の中の窓際からきちんと現場監督をしていたました。

久々会ってもその愛嬌の良さ、可愛さは変わりません。
自分が可愛いと言われている事をきちんと自覚していいて、
表情のある目でじっと見つめられてしまいます。



見てください。この女優並の素晴らしいカメラ目線。
1ショットで撮りました。
この愛らしいまなざしについついやられてしまうのです。


気持ち良さそうに、、、、、

2006-07-08 18:21:56 | 今日のわんこ
施工事例にも掲載させて頂いております、お客様のお宅の黒ラブのエルくん。

初めて造園プランでお伺いさせて頂いたときは、まだ生後数ヶ月のbaby犬で、
数ヶ月工事に入っている間に、やんちゃな子犬に。。。
今ではもう聞き分けのいい賢い成犬に成長してました。





これは工事をしているときにあまりに可愛い顔で眠っているので、
パチリと盗み撮りした画像。
ここまで気持ち良さそうに、私達が施工したデッキで過ごしてもらえるなんて、
職人冥利につきるというものです。



門周りリフォーム

2006-07-08 18:01:06 | 造園
庭木の剪定及びお庭の造園工事をさせて頂いたお客様より、門周りのリフォームの御依頼を頂きました。
ご予算等のご要望を御聞きし、この度はモダンでシンプルな家屋に合わせて、
壁面はモルタル仕上げで施工することになりました。



上記が施工前の画像。
家の白系でシンプルなデザインに対して、門扉周りが色合い的にもちょっと重たい印象。
コンクリートブロックの壁面も経年変化がかなり見られるので、
リフォームすれば、階段付近もかなりすっきり新しい感じになりそうです。





こちらが施工後の画像。
門扉左側の壁面がかなり高すぎたので、道路側の段と高さを合わせカットしました。
こちらにグリーンをはわせるのも素敵ですし、壁面裏の庭側に樹木を入れても
グリーンがとても映える仕上がりとなりました。

既存の階段は踏面がせまく、蹴上の高さとのバランスが悪かったので、
踏面を広く取り、上り下りがスムーズになるよう、調整しました。

門扉は既存のものを取り外し、アイアンのオリジナルフェンスを製作。
華奢な線の中にも、鉄を叩いて製作しているので、
シンプルな中にも面白みがあると思います。

乱形天然石と濃いグレーのピンコロの組み合わせが、
このエリアを上手く引きしめる色合いになりました。
雨の日、石がぬれると、また別の表情を見る事ができます。

(2006/4工事完了)

アプローチ、砂利施工、立水栓、植栽

2006-07-08 17:32:30 | 造園
昨年10月にインターネットにて初めて御問い合わせを頂き、
プランニングさせて頂きました。
色々お打ち合わせをさせて頂き、諸事情から施工は3月からということで、
今年3月に施工しました。



ご自身でレンガを敷いたり、芝を植えたものの、
雑草だらけになってしまい管理が大変ということでご相談を頂き、
樹木や植物が楽しめる管理のしやすいお庭にということで、
アプローチ、砂利、植栽工事を御請けすることとなりました。



庭奥側が台形で、家から一番見えるエリアなので、
樹木を中心に植栽エリアとアプローチが交互になるようなデザインにしました。
植栽エリアを限定することにより、除草作業も軽減されることと思います。



そして完成です。植栽も全て御まかせでやらせて頂きました。
今は植えたばかりなので、土の余白が気になりますが、
一年経てばかなり充実してきて、
毎年見応えのあるボリュームに成長していく事を見越してのレイアウトです。
メインツリーはジューンベリーで、花も実も楽しめる落葉樹です。
下草類はクリスマスローズや、ユーフォルビア等、
冬でもグリーンや花が楽しめるものも入れました。

今後の樹木、下草の成長が楽しみなお庭です。

(2006/4工事完了)


飲食店デザイン・施工(その2)

2006-07-08 13:22:48 | デザイン、製作
(その1からの続きです)

お客様と色々検討をさせて頂いた結果、
テーブルは弊社でオリジナル製作する事が決定しました。
材料はいろいろ検討した結果、ステンレスのフレームと、
イペ材で天板を製作することになりました。





上の画像が完成品です。下の画像が、お店へ搬入後の画像。
シンプルですが、ステンレスのマットな感じとイペ材のニス仕上げが、
とても素敵な色合いに仕上りました。
店内の木壁や、ベンチシートの黒ともとてもなじんでいます。
飲食店のテーブルなので、テーブル天板の仕上げは
ドイツ製の自然塗料を使用してます。

一番大きなサイズのもので、幅2,000×奥行840です。
イペ材を使用しているので、普通のサイズのものでもかなり重いのです。
仕上がりは、お客様にもとても気に入って頂くことが出来ました。



上記画像は、ステンレス壁面の間接照明です。
(壁面の白い部分はまだ養生を剥がしていない状況です)
お店全体をとてもシンプルなクールなデザインにしたので、
この温かみのある光をアクセントにして、お店の外から見たときも、
「何のお店だろう?」と入っていきたくなるような、
素敵なインパクトを与える事ができればと思い、デザインしました。


いよいよ完成です。
実はこちらのお店は沖縄料理のお店。
でも私達は敢えて「沖縄」という言葉にこだわらず、
シンプルで居心地がよく素敵な空間作りを念頭におき、
工事を進めて行きました。
沖縄にはあの風土があるからこそ沖縄なのであり、
逆に「沖縄」ということにこだわりすぎて、
中途半端な和風のデザインになることはどうしても避けたかったからです。

美味しいお酒とお料理と、心地よい音楽と空間が全て調和すれば
とても素敵なお店だと思いますし、
また行きたいなと言う気持ちにもなると思います。
そこに実際お店を切り盛りしてゆく、シェフとスタッフの人柄が加われば、
もう最強のお店になるのではないでしょうか?

このお店を切り盛りしていく島袋夫妻は、
ご主人が沖縄出身で、某飲食店で長年厨房経験があり
店長もされてきた実力のある方で、
奥様も飲食店での勤務を長く経験されている方。
お二人の気さくで、温かい、ゆったりしたお人柄が、
より、このお店の素敵なオリジナリティを生み出していくことと思います。
これからどんなお店になっていくのか、私達もとても楽しみです。

近日完成画像を撮影する予定ですので、またアップデイトします。

ではお店の情報を記載させて頂きます。

おきなわ料理「ちばりよ」
住所:横浜市都筑区仲町台1-15-15 磯部ビル1F
   (オレンジ色の電光看板が目印です。近隣にコインパーキングあり)
最寄り駅:横浜市営地下鉄 仲町台駅徒歩3~5分
電話番号:045-949-9011
営業時間:17:00~2:00(火~土)
     17:00~1:00(日・祝日)
定休日:月曜日
2006年7月7日よりオープン!








飲食店デザイン・施工(その1)

2006-07-08 12:16:32 | デザイン、製作
5月末から約一ヶ月強、飲食店のデザイン、施工に携わる機会に恵まれました。





上の画像は、施工前の室内画像。

内装工事といえども、同じ空間設計なので、
デザインすることに特に抵抗はなかったのですが、
新規店舗の出店ということで、厨房設備が関わってくるのと、
多くの役所がからんでくることもあり、
様々な役所周りに通算3-4日かかりました。



店舗のデザインについては、デザイン大体の色バランスが分かるようなもので、
お客様に御持ちし、大まかな部分のイメージはすぐ賛同頂く事ができました。
ただ、オープンキッチンだと、客席の壁床素材迄も厨房の仕様(耐火性、防水性等)
要求される可能性があるということで、
厨房エリアと客席エリアには結果的に間仕切り壁を設ける事になりました。



色々打ち合わせを重ねた結果、壁は既存のコンクリート打ち放しを生かし、
部分的に木目の綺麗なウッドの塗り壁でポイントを持たせ、
床もコンクリート打ちで、厨房エリアと客席エリアの間仕切り壁はステンレス仕上げで、
但し少し暖かみを持たせる為にウッドを部分的に使用するというデザインで
進めるという事になりました。


いよいよ解体工事です。


何度も別の店舗が入れ替わり立ち代わりしていた物件で、
床と天井がリフォームの度に木材で上から重ねて施工されていたので、
解体作業も一苦労。
天井を全て撤去し、木材で何重にもなっていた床を取り、
ようやく本来の部屋の姿が出てきました。ここが厨房になるエリアです。
これから配管を行い、グリストラップの設置、コンクリートを打設していきます。



厨房エリアの耐火ボード用の躯体、換気のレンジフードが取り付けられてゆきます。




厨房エリアの耐火ボードが貼られ、厨房と客席の間仕切りの躯体もほぼ完成してきました。



厨房エリアの壁ステンレス仕上が終わり、床の仕上げも終わりました。
これが乾けばいよいよ厨房機器の搬入です。




間仕切り壁のボード貼も完成し、客席部分の化粧板が貼られてきました。
ここ迄来るとお店の感じが大分掴めるようになってきました。
壁は当初コンクリート色を生かす方針でしたが、
コストパフォーマンスや木壁の色味とのコントラストを考え、
白系で塗装を行うことに。。。
既存ピーコン跡と、コンクリート壁の崩れ具合が良い感じの仕上げとなりました。


いつも大変おせわになっております、板金屋さんの社長さんと弊社代表。
壁面のステンレス仕上げの採寸作業の合間のツーショット画像。



数日後いよいよステンレス仕上作業です。
継ぎ目がなるべくないように製作しているので、
一枚一枚がかなり大きなステンレス板になりました。
ずれないよう、曲がらないよう、慎重に施工してゆきます。
特に天井に近いエリアはダクトが沢山走っているので取り付けがとても大変。
微調整しながら確実に取付け作業が進んでゆきます。



壁の地道な仕上げ作業が進んで行きます。
(続きはその2へ)



紅葉剪定

2006-06-29 22:48:52 | 庭木管理
年間管理をさせて頂いているお客様の所のモミジの剪定前と剪定後です。


かなりのボリュームです。


美しい枝振りが分かる、涼やかな仕上げとなりました。


茶毒蛾大発生

2006-06-29 19:28:40 | 庭木管理
今年は弊社お客様のお庭でチャドクガが多く発生した年でした。


ちょっと離れた場所から茶毒蛾を発見。。。


巨大な毛虫が2-3匹居るように見えますが、、、、


数十匹のチャドクガが整列してひしめき合っています!!!

仕事柄、触れてもわりと平気な方ですが、
人によっては、蛾がいなくても残った毛にふれただけで
ひどくかぶれる人もいるので、十分注意した方がよいです。。。
こちらの茶毒蛾達は、葉ごと採取し、捕殺しました。


パソコンデスク製作

2006-05-23 13:56:44 | デザイン、製作
とてもこだわり派の友人より、パソコンを置くためのシンプルな机をずっと探している

けれど、なかなか納得いくものが見つからないという話を聞きました。

椅子は既にアンティークもので入手済で、この椅子を引き立たせるようなデザインの机が

欲しいとのこと。イメージ画像等をいろいろ見せてもらい、それなら是非私たちに

作らせて!ということで、引越祝いも兼ねて製作させて頂くことになりました。

 高さや天板の広さ等をメールにてやり取りして決め、天板の素材は私たちがよく使う

イペ材で製作してほしいとのご要望。以前サンプルを見せた際に、その重厚感、風合いを

とても気に入ってくれたようなのです。

 そして出来上がったのが画像の作品。机のフレームは鉄製でオリジナル製作しました。

鉄のつや消しの塗装と椅子の黒い脚の部分とがとてもマッチしていると思うし、

また天板は無塗装でマットな色合いなので、椅子の塗装のつや加減と飴色の素材の色を

生かしつつ、両者がとてもなじんでいるようで良かったです。

天板はなるべくシンプルに見えるよう、ビスは全て裏から打ってます。

 納品の際の友人の大喜びの様子に、私たちもとても嬉しく楽しい気分になりました。

これくらいお客様に喜んでもらえる仕事をこれからも数多くしていけたら、、、と

改めて感じた出来事でした。



(2006/2月製作、納品済 画像は納品先の友人からの提供。さすがのカメラワークです。)

心惹かれる場所-1

2006-05-23 13:16:39 | daily life
植物調達で豊橋へ。せっかくだからもう少し足を伸ばそうと、神戸を拠点に姫路、

京都散策を計画しました。

 なぜ姫路なのか?映画「ラストサムライ」の舞台にもなった書写山圓教寺へ

行くため。2年前の夏に初めて訪れた時、モミジや杉の巨木に囲まれた山道を

ずっと歩いていくだけで、澄んだ空気と大きな木々達が織りなす静かな雰囲気に

とても魅了されました。

 山道の入り口迄はロープウェイで昇ります。山道を20分くらい歩くと、

その先には舞台作りの魔仁殿がまず見えてきます。すばらしい建物だけれど、

興味はその先。

もう少し歩くと三つの堂というのが見えてきて、まさにそこが

「ラストサムライ」の舞台になった「食堂<じきどう>」がある場所です。

三つの堂ー大講堂、食堂、常行堂ーそれぞれがとても壮大で渋い建物で、時の天皇や

法皇の行幸があっただけあり、細部にわたって美しいのです。





特に屋根の下等の木組みの美しいこと。昔の職人のセンスの素晴らしさには

脱帽してしまいます。木材そのものの美しい経年変化もあり、また木材が

アイボリー色になっている部分が、木材のグレーのグラデーションと瓦の銀色

ともとても合っています。



これらの建物がこの字に配置されていて、その屋根がぶつかり合うところから

山の緑が見えるのがまた美しいのです。

 こちらの住職は山の樹木についても手をいれすぎず、自然な美しさを重んじる方

とのこと。(倒れた樹木もなるべくそのままにしておくくらいなのだとか)

そういう考えはきっと代々受け継がれるものだと思います。

建物や巨木が作り出す厳かな雰囲気を心からすばらしいと感じました。

 仏教を特に信仰している訳ではないけれど、とても心が洗われる場所。

何度でも行ってみたいと思いました。秋の紅葉はまた格別だそうです。

書写山圓教寺HP http://www.shosha.or.jp/index.htm