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複雑です

今日、ニャンを獣医さんに連れて行った。

レントゲン検査の結果、先週とほぼ変わらず。

このままうまく骨がついてくれるといいんだけど・・・・


先生とまた色々な話をした。

やっぱり1ヶ月前の今日のこと思い出してしまう。。。。

悪魔が舞い降りた日。。。。




帰り、ニャンを主人の会社に届けてから

一人で泣きながら、うちに帰った。


あの日、
ヒメは連れて帰れなくて
すでに四肢が麻痺して動けなくて・・・
声すら出すこともできなかった・・・

なのに、
ニャンは連れて帰ってこられて
元気に動いてニャーニャー鳴いて・・・




1ヶ月違いの同じ日。

なんでこんなことしてるんだろう・・・・


ヒメに申し訳なくて切なくてたまらない。。。


1ヶ月前、ヒメは私に病院に置いていかれて

不安だったよね・・・・

初めてのお泊りだもんね・・・

声も出せなくて、足も立てなくなっちゃって

自分に何が起きたんだろうって

怖かったよね。。。すごく不安だったよね。。。


声も出ないし、足も動かなくなったから

私に見捨てられたなんて思っちゃっていたら

私はどうしたらいいんだろう・・・・・

どうしたらヒメに償えるんだろう・・・・


ヒメ。

 ヒメ。

  ヒメーーーーー



       ヒメに会いたいよっっっ
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ニャンその後

8月5日の日曜日に
夜間救急の動物病院に連れて行った半ノラのニャン。


ニャンの骨折箇所は脛骨。

わかりやすく言うとスネ。





救急病院ではこのように
曲げた状態で体にくっつけて固定されました。

そしてなるべく安静にということなので
ぺこヒメの旅行の時ようの布+メッシュで出来ているケージで
会社で休ませている。




ぺこヒメがふたりで入っても余裕の大きさなので
ニャンひとりなら、トイレもベッドも置けます。


翌日の8月6日に
ぺこヒメのかかりつけ獣医さん連れて行ったけど
私の主治医(?)は院長。
院長先生は月曜日はお休みなので
副院長が診てくれました。
救急病院に連れて行ったあとに
院長先生にメールで報告はいれてあったので
べこヒメのママ(私)が半ノラにゃんこを連れてくると
申し送りがしてあった。
副院長も院長先生に診て貰うまでのツナギとわかってるのか
ニャンの健康状態のチェックと固定の確認のみで現状維持。
消炎剤だけ頂きました。

院長先生の計らいか、初診料をサービスしてくれた。

骨折の治療方針については
院長先生と話し合うことにする。



そして
昨日、ニャンを連れて院長先生の診察を受けてきた。
固定された状態でレントゲンを撮影したら
骨折箇所の骨と骨がかなり離れていて
しかも折れた箇所が皮膚を破りそうだと・・・


選択肢としては
一番良いのは手術して強固なプレートをいれて固定する。
しかし、これだと材料費だけで10万円は軽く超えてしまうと・・・

ボルト固定なら若干は安いらしいが
猫の後ろ足には非常に負荷が掛かるため
また安静に、肢を着かないように、なんて注文が
猫に通じるはずもなく
ボルト固定だとまたズレて再手術になることもあるとか・・・

または断脚・・・
先生いわく、猫のバランス感覚はすごく優れているので
3本肢でも日常生活に不便はないらしい・・・

だけど、だけど
断脚は選べない!!!!


今回のニャンのような脛骨の骨折の仕方では
ギプス固定という方法はまずないらしいが
院長先生が
「とにかくこのままでは皮膚を突き破ってしまうから
 肢を伸ばした状態で固定しましょう。」

約2時間後、先生に呼ばれて
診察室に入ると
先生特製の針金ハンガー利用ギプスをしたニャンがいた。





折れて離れてしまった骨と骨をつけるべく整復も出来る限り試みたけど
かなり厳しい感じ・・・。

骨折した直後から体内では治癒させようと
周囲の繊維やカルシウムがそこに集まってきてしまい
骨と骨の間で壁となってしまってるそうだ。

切開してプレートを入れる場合は
それらを打ち砕いて取り除いて骨と骨とをあわせることができるけど
いかんせん皮膚の上からの整復。

骨と骨とが少し距離があるため
うまく仮骨でできてくれるかどうかは賭けになる。

またうまく骨がくっついても
筋肉が固まってしまうのでリハビリも大変。
これは私とおんなじだー。



ヒメのことで大金を使い
それでもヒメを助けられなくて哀しくて
ヒメでお金いっぱい掛かったけど
半ノラにゃんのことはやっぱり見捨てられないし
だけど半ノラにゃんに掛けられるお金には限界があって

そんないろんな私の気持ちをすべて汲んでくれての
今回の院長先生の苦肉の策。

にゃんをキャリーにいれて
お会計のため待合室で待っていたら
いつもはキャリーにいれたとたんに
ひたすらずっと「ニャーニャーニャー」と言ってるニャンがやけに静か。

中を見てみたら、ペットシーツを敷いてあるのだけど
それを噛み千切っていた。

ニャンは曲げられて固定されていたものを
無理やりに整復されて痛くて
慣れないヘンなものくっ付けられて
すごいストレスみたい。

こりゃ、エリザベスカラーが必要か。。

そこに院長先生が来て

「うーん、ストレスで取ろうとするかもなあ」

「私がエリザベスを作るから」

「何で作る?」

「厚紙か、ファイルシートみたいなやつで。」

「おっ。じゃあ、レントゲンのフィルムあげる」

と何も撮影されてないレントゲンのフィルムシートに
エリザベスカラーの形に線を引いてくれて
フィルムシートをくれた。

それと、にゃんは推定年齢は10歳以上だけど
骨折にはたんぱく質とカルシウムを多く含んだ
パピー用(子猫用)のエサがいいと
病院に置いてある試供品の子猫用のエサを全部くれた。


院長先生、ありがとう!!!



なんとかこれで良い方向にいけばいいんだけど・・・


次の受診は1週間後。
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ニャン救急病院へ

主人は歯科技工所を経営している。
会社はエレベーターなしのビルの3階にある。

その会社に数年前から気が向くとやってくるニャンコがいる。

もともとは近所の何か食べ物屋さんだかが飼っていたネコらしいが
そこの飼い主さんが亡くなり
ニャンコはあちこちのおうちに出入りしていたみたい。

いろいろなところでご飯を貰ったり
自由な生活をしていたのだが
会社にちょこちょこ来るようになってから
ネコ用のトイレやエサまで準備し
あげくにはフロントラインまで買ってやってたそうだ。

ぺこヒメのことは
ほとんど私にまかせっきりで
フロラントライン1本買ってくれたことないのにね。。。。

まあ、ぺこヒメの場合は
元トリマーの私がいるから大丈夫でしょうって安心もあったと思うけど。。。

ニャンコちゃんは半分ノラネコになっちゃってたし
わんこのように手間隙かからないし
気まぐれに会社に来て、何日も戻ってこなかったりと・・・

そんなニャンが
ヒメが亡くなった翌日から
毎日毎日会社にやってきて
主人の膝にぴょんと飛び乗り抱っこされていたそうだ。

土曜日の夜に
「ニャンの前足がヘンなんだ」
という話を聞いた。

一度折れた骨がヘンなふうにくっついたようなそんな感じだと。

「最期まで面倒を見る覚悟がないのなら半端に面倒はみないほうがいいよ
 ニャンも可哀想だし、あとで後悔したり苦しむのも自分だよ」

とだけアドバイス。

実際の飼い主はいなくて
それでも懐かれてしまえば情は移るけど
じゃあ、どこまでそのコの命に対して責任持てるかって話になっちゃう。。。

良いときだけカワイイ、カワイイ、して
病気やケガしたら、何もしないというのでは
あまりにもニャンは可哀想だし、自分も後悔する。


そんな話をした翌日、
つまり正確には昨日の夜。

会社にいる主人から夜9時頃に電話がかかってきた。

「ニャンが骨折してるみたいなんだ。足がブラブラしてるんだ。」

日曜日の夜9時・・・・

主人も夜間対応してる動物病院にあちこち電話をした。

私はぺこヒメの獣医さんの携帯に電話した。

ネコの場合、骨折だけであれば翌日での受診でも大丈夫だと思うとの返答が多かったが

骨折した原因が何もわからない。

骨折した足で3階までの階段を登ってきたんだと思うと切なくなる。。。。

もしも膀胱破裂などしていたら大変なことになる。
内臓に損傷があったら大変なことになる。

「ああ。あのときにこうしてれば良かった、こうしてれば良かった」

って後悔はもうヒメだけで十分だ。


ぺこヒメの獣医さんに聞いた24時間対応型の動物病院に連れていくことにした。

ぺこヒメ用に勝ってあったキャリーを持ち

車で主人の会社まで迎えに行った。


ニャンはキャリーに入れられて
ずっーと「ニャーニャーニャー」鳴いていた。


獣医さんについて
ニャンについて問診があっても
ホンモノの飼い主ではないだけに詳しいことはわからないことばかり。

そのあたりは獣医さんも考慮して
まずは最低限の検査治療から入ってくれた。

レントゲンでは、キレイに骨折箇所がわかった。
ちょうど骨折したあたりに傷があるため
開放骨折なのかどうかにより処置も変わる。
そこの部分の毛をバリカンで刈って見てみたら傷は幸いにして浅かった。

脱水症状もあり、また腎機能もあまり良くないらしい。
栄養状態もあまり良くない。

本当なら1泊点滴のために入院するのがいいらしいが
先日のヒメの件で
莫大な医療費をかけてしまってるため
皮下注射のみで帰宅することにした。

ノラに近いニャンのために
そこの院長先生も考慮してくれて
(つまり本当の飼い主ではない私達の経済的なことを考慮して?)
本来なら3万5千円くらいかかった医療費を2万8千円にしてくれた。

それにしたって痛い出費だよ。。。。。。


でもニャンはヒメが死んでから毎日主人に元にきて
慰めてくれたんだもんね。

骨折してるのに3階まで階段上って
主人のところに来たんだもんね。

助けてあげなきゃ。

もう死ぬのはイヤ。


これから
ニャンの骨折についてどういう治療方針でいくかは
かかりつけ獣医(とはいってもニャンにはないのでぺこヒメの獣医さん)と
相談の上、治療してくこととなる。


どこまでお金がかかるのかコワイけど
関わってしまった以上は
ニャンを見捨てることはできない。







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