志賀高原 たかまがはら温泉 白樺林の温泉露天風呂の宿

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6月3日

2014年06月03日 08時35分19秒 | Weblog
天気 うす曇り 気温14度

夏山リフトの話が続きますがサマーリフトに使っている第3リフト
上部の支柱がゆがみました。リフトは基本的に滑車やワイヤーなど稼働している部品は
常に交換していますので基本的には長い間使う事が出来ます。(コンピュータ制御部品を除く)
上部の支柱ですので修理をすると行ってもウン千万以上掛かります。
1977年昭和52年竣工となっていますので37年前 余談ですがピンクレディーやキャンデーズが
活躍していた頃です。サラリーマンの方なら入社してもう少しで定年・・・・悠々自適の毎日?
流石に古いリフトにウン千万の投資は出来ませんし夏山リフトとして使う分には価値はありますが
冬は皆さんクワッドリフトに乗りますので、利用率があまり有りません。

それで驚いた事が有ります。前は1000メートル位のリフトなら固定の2人乗り(第3リフト・サマーリフトなど)
は工事費約1億円 高速循環の3人乗りなら3憶、4人乗りなら4憶と聴いていましたが
第3リフト新設で見積もりを取ったら、なんと倍掛かるそうです_| ̄|〇
利用されるお客様の数も減っていますので、いまさら新設してもペイ出来ません。
リフト料金は倍になっていません_| ̄|〇お客様の減少率を半分とすると
リフト料金3倍に値上げしないと乱暴な言い方ですがペイしません。

サマーリフトだけのために新設して2億円掛かり10年返済としますと
1年で2000万円ですのでグリーンシーズン100日稼働するとして(台風や嵐もあります)
1日20万円 一人一回400円として500人!!毎日観光バスが押すな押すなの
騒ぎをしても建設費だけで、人件費や電気代部品の消耗を入れれば
現状では新設のリフトは不可能です。リフト会社の厳しい現実が見えます。

幸い横にクワッドリフトが有りサマーリフトに転用できるなら辞めた方が得策です。
冬を考えればお客様が少なくなったので山頂に向かうリフト2本は必要ありません_| ̄|〇
高速循環リフトが出来た頃は長蛇の列になりましたので、並ぶよりマシと乗られるお客様も
多かったです。ただ途中で追い越されましたが、1つの選択として価値はありました。
そんな訳で今年の夏からクワッドリフトが夏山として運行開始になります。

ただ第3リフトは上部を辞めて現在の中間降り場まで短くして緩斜面用のリフトとして
使う事は可能です。しかし37年・・・・

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2 コメント

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37年かぁ (ST650)
2014-06-03 10:18:40
37年前は大学2年生でした。確かその頃一度、ゲレンデの防風林?ゲレンデの樹木が無くなり、まったく雪がつかない年があった記憶があるのですが。
毎年、リフトに乗るたびに、木が大きくなったなぁと年月を感じております。
返信する
コメントありがとうございました。 (ホテル銀嶺)
2014-06-03 11:04:05
入社時最初の仕事がスキー場の植林で
定年を迎えられた社員がおりました。
彼に言わせますとリフト会社に入社したのに
土方から始まったと思い出話をしています。

当初スキー場を広げるために木を切りましたが
やがて風で飛ばされるので植林をしました。
よろしかったらhttps://www.facebook.com/old.shigakogen?ref=profile
に昔の写真をUpしてあります。
返信する

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