ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

まったくの偶然から・・・次々と

2017年04月08日 16時32分26秒 | Jazz

 

ウチにはテレビが無い

で、夜は一杯引っかけた後はネットでタダの俗悪な昔の映画なんかを

ぼんやりと見てることが多い。

1週間ほど前の事だった

恋をすると鬼になる!なんて荒唐無稽な映画を見てた。

映画が終わって

役者やら映画作りに関わった色んな人や企業のクレジットが

画面に流れていた。

その背後で

My Funny Valentineが鳴り始めた。

おや???

これわ!

チェット・ベイカーの声ぢゃないぞ!

バックのピアノ・トリオも冴えた音でサポートするぢゃないか?

これは良い!

こんなヴォーカルとサウンドは

久々に聞く快感である。

こりゃいかん。

パソコンの画面を止めてもう一度クレジットを

じっくり眺めてみると・・・

オイラが全く知らない人が歌ったものであった。

しかし・・・

知らない人と言っても世の中は広い。

旨い歌手は沢山いるのである。

慌ててネットで検索して

この曲が収録されたCDを注文した。

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数日後

彫金仲間の女性陣にこの歌手を知ってるか?

って聞いてみた。

な~んと4人のうち2人が知ってるよ!と返事。

なんと、一人は今、この歌手のCDを持ってると言うぢゃないの!

貸してくれぇ~

と絶叫するオイラ。

帰りには3枚のCDをカバンに入れてたな。

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そして昨日のこと

仲間内で花見をやろうと言ってたのが

雨で桜の下ぢゃぁ無理だなとなって。

ふとした飲み屋で屋内花見を口実にバタバタ飲んでた。

そして宴もたけなわになったころ

またぞろオイラが口走ったよ。

この歌手しってるかってね☆

そしたら一人の男が

自分は昔から好きだったって言うぢゃないの。

しかも

一枚CDをプレゼントするって!

また一枚手に入ってしまうぞ。

俗悪映画を見たことに始まって

あっと言う間に5枚のCDが聴けることになりました。

偶然の出会いというのも恐ろしい。

良い出会いもあるだろうが

とんでもない出会いだって同じ確率で発生するわけだから

怖い。

良いことばかりが起きる訳は無いんだから気をつけようっと。

でも

コミュニケーションって大事だなぁと思いました。

つまらんことでもコミュニケートすることで

面白い方向へ展開する。

また

コミュニケートできる仲間がいるということも

本当にうれしい。

 


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2 コメント

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ポリス (和三郎)
2017-04-09 04:26:18
スティングは、我々世代のヒーローでした
東京ドームで観たこともある
そのときは、オマーハキムやブランフォード・マルサリスなどの若手ジャズミュージシャンをサイドに使っていた
後藤雅洋氏も著書で、現代のジャズボーカルの名盤で
スティングのブリング・オン・ザ・ナイトをあげている
最近は、原点回帰で、またロックをやり始めているらしい

このところ何枚かSACDを買いました
レコードとは違う音の素晴らしさがある
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そうだったんだ! (ginjiro)
2017-04-09 07:16:19
何か時代を遡る錯覚に似た気分ですね。

和三郎さんの時代はオイラより20年若い。

そんな若い時代に迷い込んだようでもあり

20年の浦島太郎のようなブランクも感じ・・・

そうか・・・年取るだけぢゃなくて、若い世代

とのコミュニケーションの大切さってか

そんなことをしみじみと思います。

ありがとうございました。

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