
高速道路といっても早く走れる車とオイラの黒狸みたいな遅い車とでは
1時間で50㎞も走る距離の差が出てしまいます。
友人の車は早いので、あっというまに高知市内でした。
黒狸だと倍近く掛かることでしょう。
インターチェンジを出るとすぐさま高知県立美術館へのルート表示があちこちになされてます。
まず、道に迷うと言うことはありません。
展示会場のエントランスにある作品だけは写真撮影可です。
110点ほどのコラージュと10数点の彼女が写した写真が飾られていました。
年譜やら解説やらの中でやはりそうか!と
思わされた記述を発見しました。
コラージュを作ってた期間は数年間という短い間だったらしいのですが
その後自分でも写真を撮りたいと言うことになって
滝口修造が指導したという記述です。
岡上さんの写真を数点拝見してまさにシュールレアリスムに裏打ちされた
作品であることが一見して判ります。
フォト・コラージュというものが必然的に持つ特性がシュールレアリスムであることにも納得できます。
レヴィ・ストロースが提案した(?)ブリ・コラージュにも通じます。
この展覧会を見てから体の中をシュールレアリスムが
走り回ってる奇妙な感覚があります。
駐車場と小川の間に白い花が咲き誇っていました。
まるで岡上さんの心のように思えましたのでパチリ☆です。
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展覧会の感動覚めやらぬうちに昼餉の時刻となりました。
高知城界隈を散策しますが大した飯屋も見つからないまま
一杯飯屋で昼食を摂ってから鏡川に掛かった橋を渡って
向こう岸にある立派な神社で参拝しました。
神社にある牛の背後は終わりかけた梅の花が鮮やかでした。
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鏡川へ至る道には飲み屋街がありました。
ゆっくりとこんな店で春の宵に一杯やりたい風情の店ばかりです。
そこに見慣れぬ看板がかかって居りました。
ふと立ち止まってると店の主人が出て来たので
看板の由来を尋ねますと
エミール・ゾラの「居酒屋」に登場する人物なのだそうです。
無学なオイラには突然の勉強会でした。
優しく店名の由来を教えてくれた親父さん。
高知って面白い所だなぁ~というのがその時の感想です。
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さて鏡川を渡り返して再び高知城界隈に戻ります。
ひろめ市場という表示が目に飛び込んできました。
名前だけは以前から知っておりましたが
運用の実態はまったく存じません。
しか~し!!
一歩足を踏み入れてみると
これわ!
オイラの意識には無い別世界が展開されてます。
老若男女という言葉がこれほどピッタリする集まりも
見たことがありません。
みなさん、実に楽しそうに宴会を開いて居られます。
これは素晴らしい!
数年前我が香川県は高松市の繁華街に
「ひろめ市場」なるものが作られたことがありました。
一回だけそこでお酒を呑んだんですが
どうみてもこういう地元の生活との密着感は湧き上がりませんで
あっという間に廃業に追いやられました。
もう、なんて言ったら良いか・・・
県民性の大きな乖離をマザマザと見せつけられた感じです。
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やはり高知は違う。
偉い県ぜよ~って。
太平洋の広さと明るさそれに加えて
こういう裾野の広い文化的背景があってはじめて
坂本龍馬やら岩崎弥太郎やら板垣退助みたいな人達が羽ばたけるんだと思いました。
友人と今度は電車に乗ってこんといかんなぁ~と語り合ったものです。
「たっすいがはいかんぜよ!」と
ビールの広告旗に書かれていました。
本当に土佐はよいとこ!
でした!!
また何か後に入ってますよ。
あまり長続きしそうには思えませんが…
ひろめ市場は昼間っから主婦がビール飲んでますもんね(笑)
もはや文化の違いですな!
春になり寒さも和らいで蘭の栽培も楽に成って来たので。
先ずは、春蘭の展示会を見て(購入してまでは育てる気は有りません。)
寒蘭の栽培土等の買い物と蘭友のお家に寄ったりして話をしたいと思います。
私は高知県に行っても、観光をした事がないのが事実です。
釣りで通り過ぎるだけだったり、此の所は展示会や蘭小屋を見たり、お話しをしたりで観光や土産物を買った記憶が有りません。
一度は、ゆっくりと観光もしてみたいです。
高知と香川では、気質が違います。
酒を飲むには、金が有る人が払う。
金が無くても酒には有り付ける。
高知人は、人情が厚く気っぷ良い人が多いと思います。
高知でも、西と東では気質がかなり違うと高知人が言っていました。
間違っていたら高知の皆さんごめんなさい。
佐喜浜漁港付近は、さくらが7分咲きになっていた!
大量の鰤が水揚げされていました
鰹の姿は見ない
たっすくないキリンビールは、三菱系の会社です
たっすいアサヒは、住友系
だから、アサヒは住友金属のアルミ缶で
キリンは、新日鉄のスチール缶
今はスチール缶も薄くなりましたが
30年くらい前は、ちょっと重くて硬かった
徒歩1分!
お会いしたかったなぁ。。。
「咳する坊や」は、昭和のレトロ感に溢れる”宵まち横丁”にありますね。
その横丁にある「黒尊」という店が有名ですが、私は「ときわ」という居酒屋に、たまに行きます。
神社は「潮江(うしおえ)天満宮」です。
菅公お使いの臥牛と梅の写真、素敵ですね。
頂いた福寿草も新しい花が蕾をつけて間もなく開花です。
たまには、ボ~っとして高知を楽しんで下さいね。
オイラ釣りは寄る年波に勝てず、情けない釣りばかり。
そのうちブログでアホみたいな堰堤往復の記事を書きます。
ビールも色々と苦労するんですね。
海部も美しい景色に恵まれていて羨ましい限りです。
近頃、地元の友人達も皆年取って、魚釣りやお酒、
碁の方も元気なくて寂しい限りです。
あの辺りを宵町横丁って言うんですね。勉強になります。
奥の方に「黒尊」って飲み屋さんの看板が見えて居りましたよ。
そんなに有名なら一度行って見たいものです。
立派なお社なので、お賽銭をあげて孫どものことを願いました。
牛ですね!な~んだか風格のある牛なので思わずパチリ☆してしまいました。