ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

今年の桜

2017年04月15日 20時39分23秒 | 花や木々

咲き始めの頃は何とも言えない期待感に支えられた美しさがある。

さぁ~これから花見だっ!っていう期待感

でも咲き始めの頃ってのは

桜の木全体としては花の量が少なくて

まだ淋しいものがある。

そして

満開の時期を過ぎて

散り始めても実はまだつぼみが沢山隠れている

従って

大いに散って行くようになったころが

最も木としては大きく見える。

歌の文句ぢゃないけれど

霞か雲かと謳われる時期はまさにこの頃のことを言うものだろう。

谷の斜面一杯に花を付けた桜は

絢爛豪華そのものである。

そして

こんなに花びらがあったのか!と思わせる頃が

もののアワレを人の心に呼び起こすのだ。

人の生き方もかくありたいものだと思う。

ああ、あと何度こういう光景を見ることが出来るのか・・・

という己の未来の有限さに気づいて

愕然とするのか

はたまた

人生を深く理解するのか

これは日ごろの内省の量によって決まるとも言える。

近頃の人類は長生きし過ぎてると確信すれば

今更、オタオタするのもおかしな話だ。

今年の桜は例年になく美しかったと思う。

そう思えば

あと何回桜の時期を迎えられるか?

なんてこと考えるのもおこがましいではないか?

今年も桜さん、

ありがとう!!

来年もよろしくってところかな?

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まだ花見可能 (松ちゃん)
2017-04-16 20:33:56
平地の桜は終わりましたが、山地の桜はまだ行けそうです。
今日、ちょっと用があって仲南町の尾瀬山に行ってきましたが、山腹に山桜がたくさんあってとてもきれいでした。
標高500m以上の山地だと、まだまだこれからでしょう。
釣りのついでに花見なんて、乙ですね。
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ついつい (たか)
2017-04-16 20:35:45
限りあるものばっかりって事を忘れて生活してます。
もっと色んな事を大切にせんといかんですね。
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お花見! (ginjiro)
2017-04-16 21:54:31
良いですねぇ。昨日は松井さんが帰った直後、ほんの5分後に川ぞうさんが来ました。家の素晴らしいタケノコを貰いました。
釣りをしていて渓の岩にむしたコケの上に散った桜の花びらを見ると、もぉ~釣れなくても良いな!と思うことがありました。
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RE:ついつい (ginjiro)
2017-04-16 21:56:48
人生を丁寧に生きるって大事かと思うね。

なんせ、あっという間に時は過ぎて行きますから。

オイラなんか、この20年、あっと言う間に過ぎてしまいました。

残りが10年になっちゃったのにね。反省しきりです。
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日々、1日久々 (川三(かわぞう))
2017-04-17 05:11:54
そうですね。
生きて居れば、日々の1日が大事ですねぇ。
心豊かに美しい物を見て感動し。
美味しい物を食べて美味しいと思い。
自然の風の流れや草木を見て季節を感じる事は物凄く大事だと痛感します。

物が豊かな時代ならではかもしれませんが、
季節感の無い物を食べたり、
閉鎖的な空間で暮らす事により、
日々1日を感じ無い様に成っていますねぇ。
(金銭的な生活のゆとりが無いと駄目なのかなぁ。)

桜の蕾が膨らむと心が弾み、
桜が散ると、もの悲しく成ります。
桜の葉が青々としたら、
来年も桜の満開を見たいと日々を努力して頑張ろうと思う気持ちに成ります。
私は、四季を感じる日本で産まれ育って良かったです。
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日々なんとか生きてくこと (ginjiro)
2017-04-17 10:38:54
綺麗なものって世の中に沢山あると思うんだけど・・・

それを「美しい」と思うのはそれぞれの人の心の感動ですね。

以前にも書いたのですが、人間、どれだけ感動して生きたのか?

それだけがあの世へ旅立つときのオミヤゲですね。

釣りをやるのも、ブレスレットを作るのも、写真を撮るのも
み~んな、自分の心の感動を求めての行動だとすれば

結果は二の次のような気もするぢゃないですか、ね?
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