

ウィーンが生んだ若き天才シーレ。
シーレは最年少(16歳)でウィーン美術アカデミーに入学しますが、保守的な教育になじめず退学します。

やっぱりすごい!
実物を見ないとわかりませんね。


17歳の時、クリムトと出会い、才能を認められます。
「才能がありすぎる」と言われました。
クリムトの影響もあり、新しい芸術集団を立ち上げたりし、28歳で大きな成功を納めますが…。
自画像を多く残しています。
自分のからだを利用し、人間の内面や性を生々しく描き出したかったのでは…。

スペイン風邪が流行し、夫婦で感染。
奥さんが亡くなってから、三日後に28歳で亡くなりました。

ちなみに…
シーレがウィーン美術アカデミーに入学した翌年、ヒトラーが受験しています。
2年続けて不合格を出した教授が…あの時合格させとけば…と言われていたそうです。
4月初めまでの開催だったので無理だな~、と思っていましたが…。
桜と一緒に見ることができました。
実物は違いますね。
次回のお楽しみは「マティス展」!

東京都美術館、2023年4月27日~8月20日まで