ぎふのおばあちゃんの記録

新しい生活様式を取り入れ、明るく過ごしたい!!

ほう葉寿司

2017年06月09日 | 食物

先週、同僚が「ほう葉寿司は好き?」と80代の生徒さんに聞かれました。

昨日、その生徒さんがほう葉寿司を2個ずつ手作りの茶巾袋に入れて、15人分持ってきてくれました。

ありがとうございます。主人も同じ教室でボランティアをしています。

朴葉寿司 ウィキペディア(Wikipedia)

 朴葉寿司(ほおばずし)とは、下記地方の郷土料理。

岐阜県

飛騨地方の高山市下呂市

東濃地方の中津川市恵那市瑞浪市土岐市多治見市

中濃地方の美濃加茂市加茂郡可児市可児郡関市美濃市郡上市

長野県

木曽郡

下伊那郡阿智村の旧清内路村

奈良県

吉野郡でも作られている。

旧暦端午の節句に、昔から作られてきたもの。

まず(飛騨地方では鱒という)を1cmほどの大きさに切り、生のままに1晩ほど浸ける。

翌日、寿司作りに取りかかる。まずご飯を炊く。その間にミョウガの若い茎を細かく切る。

ご飯が炊きあがったら、大きな鉢を用意し、ご飯、鮭(酢ごと)、

ミョウガを交互に均等に混ざるように入れていく。

全部入れ終わったら、上を朴葉で覆う。しかし、上には重しをのせない。

しばらくすると、酢がご飯に染み込み食べ頃となる。

家庭によっては、など他の具を入れることもあり、家により味が異なっている。

しかし、比較的、具の数は少ない。最近では、切った鮭を煮たりして、

酢に浸ける時間を1時間ほどに短縮するケースもある。

食べるときは、各自が朴葉を持ち、しゃもじで鉢からまだ熱い寿司を取り出し朴葉に盛り、

サンショウの葉を入れて、握りながら食べる。この時、朴葉とサンショウの香りが漂う。

残った寿司は、朴葉に挟んで、サンショウの葉を入れて包み保存する。

この地方では、各家庭で朴葉寿司が作られるため、家の庭先や畑、

空き地などに朴の木が植えられている光景をよく見かける

酢の具合もほどよい加減 とても美味しかったです。お米も美味しいこと!!

茶巾袋も丁寧な作品 (前と後ろにポケット付き、袋の内側も写真と同じ柄)

上の柄の茶巾袋は実家の妹にあげる予定