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瓢箪と夕涼み(お稽古日誌 2011年7月21日)

2011年07月23日 | 茶道/お稽古日誌(裏千家)
サマータイムを有効活用しようと、週末お稽古に伺えない週の平日にお茶のお稽古に伺うことに。
5時15分に会社を飛び出し、24分のバスに乗って6時前には先生のお宅に到着。サマータイム&定時退社ってすごい!

今日のお稽古は長板シリーズ。
まずは、お正月以来久しぶりにお会いしたKさん、次に疾風のようにやってきてすがすがしく初々しいお稽古をして帰って行った少年Tくんの、それぞれ長板二つ置き薄茶のお正客をさせていただきました。
今日は昼間のお稽古で、かっさまが後炭を継いで下さっていたとのこと。
さらに、日が落ちてきたところで先生が行灯に火を灯して下さったので、とっても幻想的な雰囲気の中でのお稽古になりました。
お薄を二服と主菓子と干菓子を戴いてほっと一息ついたところで、karuのお稽古です。
まずは、長板総荘り薄茶のお稽古。
長板総荘りは、お茶碗、建水、火箸の扱いがポイントですね。火箸の扱いがうまくできず、先生に何度もご指導いただきました。
そして、引き続き、先生のお濃茶もやってみる?というお言葉に甘えて、長板総荘り濃茶もお稽古していただきました。
お濃茶のお稽古でお客様になって下さった先生から、今日のお菓子は?とたずねられ、ひょうたん(?)と答えたkaru。
今日のお菓子は、塩瀬さんのひょうたんの形に緑色の蔓がほどこされた、求肥と白あん。
先生が、銘は夕涼みですよ、と教えて下さいました。
ひょうたんがなぜ夕涼みなのか…と、不思議な顔をしていると、ひょうたんの棚の下で夕涼みをする絵を見たことある?あ、はい!(うろ覚えですが…。)
(お家に帰ってきて調べてみました。久隅守景の「夕顔棚納涼図屏風」のことですね。
金沢城付近の自宅で、ひょうたんの棚の下で、夏の夕涼みをしている家族を描いた図とのこと。)
なるほどーーー、それで、ひょうたんに夕涼みという銘をつけられたわけですね!
と、感心させていただいたにも関わらず、karuの今日のお茶杓の銘は・・・風鈴と清風・・・どちらも台風が海上を通過中の今日には穏やかすぎる銘でした。


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