夏のはじめに悉皆に出していた普段使いのお着物が、きれいになって戻って来ました。
おもしろかったのは、いただきもののグレーの大島紬。
丈も幅も裄も全部足りなかったけれど、とっても好きな着物だったのでなんとかがんばってお端折りつくったり、はだけないように工夫して着てお稽古に伺っていました。
が、やっぱりお稽古しているうちに前ははだけちゃうし、腰紐がちょろーんって横から見えちゃったりだったのでいつも伺っている着物屋さんに相談したところ、なんとかするわ!って。
で、できあがってきたのがこちら。緑色の生地の長さ分、丈を伸ばしていただきました。
緑色の生地のところにあった大島の生地を、緑色の向こうに移動させているんですって。
で、反対側の前身ごろを開いてみると、さらに緑色の生地が・・・お仕立て直しってパズルみたいっ。
ショックだったのは、着物のこと何もわからなかった頃にお仕立てした黒絣のお召し。
お洗濯したら、裏地と表地の縫い合わせが悪かったのか、背中心の表地が極端にもわっもわっと浮いてる状態に。
そう言われてみれば洗いに出す前からちょっともったりしていた気が・・・お洗濯をして縮んでしまったのでしょうか。
お仕立てして1、2年だったら、お仕立てやさんに言って直してもらうこともできるけれど、すでに6、7年経っているし・・・。気になるようだったら、来年裏を直しましょう、ということになりましたぁ。
名だたる呉服屋さんでお仕立てしていただいたんですけどねぇ~。
この後素敵な帯を紹介していただいたのですが、お仕立て直しのお代を見て、あっ・・・そうですかぁ~なかなかの・・・、とっても素敵な袋帯だったけれど、帯はあきらめまーーーす、と言って帰って来ましたぁ。
あっ、着物つながりで。
かっちゃんがいつもごひいきにされている足袋やさんのお話を聞いて、そっかー足袋も足にぴったりの方がかっこいいよねぇ~って思っていたので、悉皆をお願いした着物屋さんにも足袋はどちらがいいでしょう・・・と聞いてみました。
そうしたら、銀座のむさしやさん(かっちゃんがいつもごひいきにされているお店)がいいと思いますよ!って教えて下さいました。細身のものもあるし、誂えなくても既製のものでぴったりのものが見つかりますよ!って。
で、早速行ってきたのですが、ぴったりのものが見つかりました。
巾細で、甲も指もしっかり足袋におさまって、しわがないんです。生地の質感も色も、素朴な感じで好きなタイプです。
今度、お誂えしてみようかな・・・いや、その前に、お稽古できれいな足の運びをマスターしなければ・・・でも、何事も形から入りたがるkaruとしては・・・。