鉄拳というゲーム

僕はどちらかというと、対戦格闘ゲームというジャンルは苦手です。
とにかく、技のコマンドが覚えられないので、コンボを繰り出して華麗に勝利する事が出来ないんです。

でも、苦手というだけで嫌いなわけではない。
そんな僕でも、遊べる格闘ゲームが２つあります。
カプコンの『バンパイア』とナムコの『鉄拳』です。
キャラクターに惚れ込んだというのもありますが、コマンドがわからないままに、

ボタン連打
&
レバーガチャガチャ

だけで、楽しんだりします。

それでも、遊べたのは、『バンパイアハンター』、『鉄拳２』まで。
これら以降は、気になるけど手が出せません。
もちろん、これ以外の格闘ゲームでもバーチャファイターや、デッドオアアライブなんかもちらちらと遊んでみたりはしますが、やっぱり技が覚えられない。
って、事で、結局格闘ゲームはなかなか遊べません。

で、PS3の『鉄拳ハイブリッド』を購入してみました。
もともとPS2で発売されていた『鉄拳TAGトーナメント』がHD化されたゲームと、アーケードで稼働中の『鉄拳TAG2』の体験版が遊べるゲームです。
がしかし！僕の目的は別のところにありました。

TEKKEN BLOOD VENGENCE

が目的。これは、CG映画で上映されたものをそのまま3Dで収録したものです。
主人公がリンシャオユウという中国系少女なのでずっと見たかった映画なんです。
なので、ゲームそっちのけで、映画のためにゲームを購入しました。

結果はというと、これが予想以上に面白かった。
CGも奇麗だし、格闘シーンもかなり迫力のある演出がされていました。
京都が舞台という事でなじみもありました。
ただ、鉄拳の話の人間関係を理解していないと、難しいかもしれませんが、純粋にアクション映画としても楽しめる可能性はあります。
3Dに関しては、特に必要性のあるような構図はなく、2Dで見ても十分楽しめそうです。

映画目的で購入するには、ちょっと高価に感じるかもしれませんが、Amazonで価格が下がるのをじっと待って購入したので、普通のDVDやBlu-rayソフトを購入するぐらいの価格で手に入れられた事もちょっと得した気分です。

最近、実写化して映画になるゲームはたくさんありますが、やっぱりゲームはCG映画にした方が原作の雰囲気をこわさずにすんでいいなぁと感じました。

ゲームの方も、ちょっとは遊んでみようかな…。