Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

曽我部恵一ランデヴーバンド ランデヴーコンサート2008 at 九段会館。

2008-02-17 17:17:59 | 音楽
まだ2月になりません。1月30日水曜日。

会社帰りに九段下へ。向かったのは武道館ではなく九段会館。一昨年の向井秀徳以来、この東京一味のあるハコでのライヴ鑑賞。

この日は、曽我部恵一ランデヴーバンド。
アコースティックな5人編成で曽我部恵一のフォーキーな側面をより前面に出したユニット。2007年12月にアルバム"おはよう"をリリースしてのツアー。

なのだが、二部構成の第一部はサニーデイ・サービスのアルバム"サニーデイ・サービス"の収録曲を、曲順もそのままに曽我部恵一の弾き語り。リリースしてから10年という事で行われた企画で同じように行われた"東京"の全曲弾き語りのライヴ音源はCD化されている。
アルバム"サニーデイ・サービス"は、俺も発売直後に購入して聴いているが、その前の"愛と笑いの夜"を愛聴している期間が長く、あんまり印象には残っていない...。
チョコレートのCMソングになっていたのは"NOW"だったか。サビの部分のメロディーがYMOの"君に、胸キュン。"を連想させたり、まぁ他にもいろいろあるけど、ポップでいい曲だ。

"bye bye blackbird"で第一部は終了。で二部編成というには、もしかしたら休憩でも入るのかなと思ったのだが、そのままランデヴーバンドのメンバーがステージに登場し、第二部ランデヴーコンサートの本編に突入した。

ランデヴーバンド、曽我部恵一を含めて5人の筈だが、ステージ上には6人いる。ヒックスヴィル木暮晋也が福岡公演だけの筈が、正式に加わったらしい。

第一部同様にアルバム"おはよう"の曲順でスタートする。
"雨の日の子供たちのための組曲"はアルバムでは曽我部恵一の実の娘との歌で始まるのだが、この日の出演は娘さんに断られたという事で客席の希望者を舞台にあげて歌い始める。
その後"かげろう"が入り、アルバム収録曲を順番に演奏という構成に変化が出たかと思ったが、"太陽のある風景"から同じ流れに戻る。
終盤に"テレフォン・ラブ"が挟まる他はそのまま。でも、アルバムの曲順も考えた上で並べられている筈で、そこからの演奏であればこういう構成になるのも必然と言えるのかも。
九段会館の静謐な空気の中に響く演奏も声も心地よく、とても素晴らしいライヴだった。
アンコールの"LOVE SONG"とか"東京 2006 冬"なんて鳥肌が立つ程に感動的だった。

九段会館大ホール

以下、セットリスト

(曽我部弾き語り)
01. baby blue
02. 朝
03. NOW
04. 枯れ葉
05. 虹の午後に
06. Wild Grass Picure
07. PINK MOON
08. 星を見たかい?
09. 雨
10. そして風が吹く
11. 旅の手帖
12. bye bye blackbird

(ランデヴーコンサート)
13. 女たち
14. our house
15. 雨の日の子供たちのための組曲
16. かげろう
17. 太陽のある風景
18. 砂漠
19. 街のあかり
20. ふたりの恋はおわったよ
21. 長い髪の女の子
22. テレフォン・ラブ
23. 遠い光

~アンコール1~
24. LOVE SONG
25. おとなになんかならないで

~アンコール2~
26. 東京 2006 冬
27. 24時のブルース


曽我部恵一ランデヴーバンド

曽我部恵一 (vo & g)
伊賀航 (b)
加藤雄一郎 (sax)
横山裕章 (p)
長久保寛之 (g)
木暮晋也 (g)

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