Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

Cocco きらきら Live Tour 2007/2008。

2008-01-14 21:21:38 | 音楽
またしばらく開いてしまいました。先週の話です。

1月10日木曜日。会社帰りに日本武道館へ。

CoccoのLIVEを観にいきました。

「きらきら Live Tour 2007/2008」のファイナル。
前日との2days公演なのだけど、この日はアコースティック・スペシャルナイトと名付けられ、通常とは違う形式のライヴになる様子。俺はこの日のスペシャルな公演だけを観る。

ライヴに行く時は、当然仕事もそれなりに切り上げて会場に向かうのだけど、この日はトラブルで脱出が遅れ、開演予定時刻まで15分を切った時間に退社。開演予定時刻には青山一丁目で九段下に向かう半蔵門線待ち。
会場に入ったのは開演予定時刻から20分経つかという時間だったが、始まっていなかった。2階東スタンドの自分の席に着いて、上着とか脱いで丸めていたら客電が落ちた。

アコースティックという事だったので、昨年の京都音楽博覧会の時みたいに、長田進のアコギ演奏だけを従えたライヴなのかもと思っていたのだが、ツアーメンバーは勢ぞろい。
右からギター大村達身(ex.くるり)、ベース高桑圭(Curly GiraffeGREAT 3)、ドラムス椎野恭一、ギター長田進、キーボード堀江博久。以上がツアーパンフにも記載されているメンバーだが、これにこの日はフィドル(ヴァイオリン)の太田惠資が加わる。

ステージ上はアルバム「きらきら」のレコーディングが行われた沖縄の燦燦スタジオのイメージを模したとの事で、シェードの付いたランプがそこら中に配され、エキゾティックな柄のストールが機材に被せてあったり。俺の席からはステージ脇のスピーカーの死角になる場所にはソファもあるようで、演奏しない曲ではメンバーがそこに行ってお茶なんかを飲んでいる様子である。

Coccoのブルーのドレスは琉球藍で染めたもの。水玉模様は絞りで抜いた、1年がかりで作られた衣装だそうだ。

アルバム「きらきら」のオープニングチューンである"燦"、そして代表曲"強く儚い者たち"で始まったライヴは、「きらきら」からの曲を中心に沖縄民謡なども交えて。
ラス前の"ジュゴンの見える丘"で相変わらずグッと来て、ラストは"バイバイパンプキンパイ"という曲。

素晴らしいライヴでした。実は初めは、会場が広い武道館だという事だけで、行こうかどうしようか迷ったのですが、観てよかったです。

終演後。日本武道館

彼女がラストに語った言葉。
「自分に優しくね。答えは生きていたら見つかるから。ゆっくり続けること。答えが見たかったら生きること。」

正直、能天気な俺には関係ない言葉のはずなのだけど...。

こんな言葉だとか、曲もそうだけど、いわゆる「メッセージ」って数年前の俺だったら思い切り毛嫌いしてたかもしれないなって、聴きながら思った。
それを素直に聞けて心動かされるようになったのは年をとったせいなのかもしれないが、Coccoという人を信頼しているからこそかなとも思う。

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