「価格破壊!」・・・何年前だろうか、TVCMや広告でよく目にしたのは。
当時は、各分野でプライスダウンに鎬を削っていた。
その中でも食の世界は、「以前の価格はなんだったんだ!」
と誰もが思ったほどの競争であった。
まだ、記憶に残っているのは、「牛丼戦争」
吉野家・なか卯・松屋・すき家が、10円でも安くと競ったものだった。
「ここは、吉野家、味の吉野家、牛丼一筋80年♪やったねパパ、明日はホームランだ!」
懐かしいTVCMソングである「王者・吉野家」
私は、吉野家派である。松屋の汁付きにすき家の蛇の道牛丼、
こだわり卵のなか卯。全て魅力的なのだが、吉野家なのである私は。
そんな吉野家は、1980年に一度倒産しているのである。
今の「牛丼食べたい」のTVCMしか知らない方は、承知ではないと思う。
それから、「牛」は復活したのである。「びっくりラーメン1番」が倒産したときに
店舗・工場を譲り受け支援をおこなったり、、讃岐うどんのはなまるとは
資本業務提携し、ステーキハウス最大手の「どん」を子会社したりと
王者吉野家はグループ企業が多いのである。
久しぶりに牛丼を食したのである。私は、だぐだぐ派なのである。
店舗によっては汁が少ないこともある。その場合は、
迷わず「汁追加」なのである。今でこそ特盛は違和感無く存在しているが、
新登場のときは、私にとっては素晴らしい新商品であった。
自称・肉好きのザマは、大盛の肉の量に不満をもっていた時期があった。
まだ、頬にかすかに紅色が残っていた。二十歳のころである。
そのころ、特盛がなかったのである。そこで、私が注文したオーダーは、
「牛丼大盛と牛皿並」目の前に運ばれてくる2品。私は、一遍の迷い無く
牛皿を牛丼大盛にぶっ掛けたのである。私の中では、これこそ「特盛」である。
贅沢だが、一度ご賞味あれ、王者吉野家の極み!?大人喰いを!
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