死刑台のエレベーター ニュープリント版
1957年/フランス
1957年という時代背景
tatsujiiさん
男性
総合 80点
ストーリー 80点
キャスト 80点
演出 80点
ビジュアル 80点
音楽 90点
1957年に製作されたモノクロの映画だが少しも古さを感じさせない。
完全犯罪を目論見るがちょっとした偶然が重なり脆くも計画が崩れるばかりか
まったく本人も知らない殺人事件で指名手配までされてしまう。
別な事件のアリバイを話せば自分の実行した犯罪を認める事になる。
絶体絶命の危機を迎える主人公、しかし偶然から犯罪の証拠も暴かれる。
今見ても良くできたストーリーだ。
1957年という時代背景が無いと少年がドイツ人夫婦を撃つ事件は発生しないだろう。
リメイクではこの辺りの背景をどの様に描くのだろうか。
映画音楽にジャズの即興演奏を取り入れたのも当時としては画期的な事で
自分は20代でこの映画をリバイバルで見たときにジャズの魅力に
引き込まれたきっかけになった映画です。
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