梅雨の晴れ間、家からそう遠くないプラチナ通りをブラブラ散歩、ショコラティエ・エリカ
で大好きなミント入りチョコを買って・・・・
必ず足を止めてしまう Botanical Fuga
プラチナ通りから東京大学医科学研究所の西門をはいると、緑に覆われたレンガの建物が見えてくる。
春先の桜も楽しみだが、ギラギラ太陽が照りつける夏の暑い日、ついつい通り抜けたくなる貴重な異空間・・・・
マンホールは伝染病研究所 暗渠 とある
東京大学医科学研究所病院正面玄関
すでに廃墟になっている・・・・取り壊しを予定されているという??? 旧国立公衆衛生院
お城の尖塔には美しいお姫様が眠っている・・・・なんて子供の頃のファンタジーをかき立てられるが、
立入禁止サイン。
建物および設備は、1923年(大正12年9月1日)米国ロックフェラー財団から、関東大震災後の災害地復興援助の一部として、
公衆衛生専門家の育成・訓練機関の設立について、日本政府に非公式な連絡があった。
1930年(昭和5年)、日本政府は公衆衛生院及び学生の臨地訓練機関としての都市及び農村保健館の
設計図・公衆衛生院の計画案をロックフェラー財団へ送付した。
この計画案が、財団で了承され、次いで建築設計の実施案の作製に着手することとなった (ウィキペディア参照)
建築家内田祥三氏の設計。 1935年(昭和10年3月)着工、1940年(昭和15年10月)竣工
ゴシック様式を採り入れた歴史的な建造物が今は廃墟・・・・ 取り壊しとなったとしたら切ない限り。
このような美しいランドマークは後世に是非残してほしいと思う。
建て替えや廃業の多い中『利庵』は今だ健在なのがうれしい。