数メートル先も見えない上り坂を徐行運転のバスに揺られて万座温泉へ。
海抜1800メートルにある万座プリンスホテルの窓から外を眺めても、
生憎の濃霧と激しい雨に視界が遮られる。
むせかえるような緑と温泉の硫黄がいりまじった匂いが漂う。
かけ流しの白濁した泉質は入浴後もさらっと汗をかかない、ゆっくり癒されている。
雨があがった翌朝、イワツバメが飛び交い鶯とカッコウがさえずる中、さっそく散歩に出かける。
草に残った雨のしずくがダイヤモンドのように輝いてとても綺麗!
可愛いサインを発見 野うさぎや小鳥の足跡の見分け方
コマクサ アカモノ
? ツマトリソウ
苔の群生しているのをズームで見ると、原生林のようにも見える小宇宙・・・・
分水領 『ここの上方の稜線が群馬 長野の県境で分水領となっています。群馬県側の雨は利根川から太平洋に
長野県側の雨は千曲川から日本海へ注ぎ まさにここは本州の背骨といったところです』
つげ義春の世界のような露天風呂をはるか遠くに発見
熊四郎洞窟 天然の洞窟
洞窟内より弥生式土器が出てきたことから、万座温泉の歴史を証明する史跡とされているそう
昔、人や荷物を運ぶ牛方が池の周りに牛をつなぎ水を飲ませ、牛方達は宿に泊まったのが由来で牛池と呼ばれたそう
豊富な湯量にも拘わらず、宿泊・観光施設がちらほら点在するだけの静かな万座・・・・又晩秋か冬にも訪れたい!
次回は本を沢山抱えて来てこもりたい!
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