風に吹かれて    Blowin' in the Wind  今でも旅の途中~ 

海風や森から吹いてくる風がすき。いつも旅の記憶は風・・・又旅にかえりたい。

内子を歩く

2011-04-20 | 建物

前から一度訪れたい場所であった内子・・・・はじめに内子座へ。
大正5年2月(1916)、大正天皇即位を祝い創建。昭和60年に修理復元工事完了。
この日は訪れる人もなく貸し切り状態だった為、奈落までゆっくり見学出来た。

  

内子の市街地を散策したが、商店の方が震災以来旅行者が激減したといわれていた。
町は静まり返っていた。

   

 

 自粛ムードの中観光地は閑散としている。観光客が戻るのはいつになるのだろうか?
『木蝋と白壁の町並み』を堪能・・・・
後ろ髪をひかれながら午後の便で東京へ戻る。


筍 蕨 こどもになって

2011-04-19 | 旅行

朝Nと幼馴染のEの案内で中町へ。
マンホールは開明学校

 

 

江戸中期から昭和初期の商家が立ち並び、その中登校途中の小学生が
あいさつして通り過ぎる。 古い街並みは時代を超えてとおい昔へといざなう・・・・

 

   

雨が上がったからとNの小学校時代からの友人でミカン農家に嫁いだ
Eが声をかけてくれて、急いで法ケ津のお友達の家に車で向かう。
トロッコでミカン山の上にのぼってNとEが小一時間で沢山の筍、蕨、すかんぽを収穫・・・・

 

 

 

 
伐採されたミカンの木がくべられて        子供の頃梅干しを筍の皮に包んでいただいた思い出をNが再現

すかんぽ(別名 虎杖-イタドリ)で水車を作ってあそんだというEが小学生にもどっている。すかんぽの節にきりこみをいれて水にさらすとくるっと丸まる。芯に割り箸をとおすと水車に・・・・土手のすかんぽジャワ更紗・・・・歌詞がうろ覚え? この歌を知っているのはEと私だけ。。。

  

筍ごはんと山菜をおなかいっぱい戴いたのに、最後にお餅を焼いて砂糖醤油でいただく

完全に子供がえりして楽しかった一日...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Shikoku 四国への旅

2011-04-17 | 旅行

昨年末からの予定であった友人Nの故郷の締め切った家に
風を通しに行くのと墓参を兼ねる旅に同行させてもらった。
羽田から松山空港へ飛び、Nの幼馴染Eの出迎え。約70キロ車を飛ばして宇和町へ。

まず地元の市場を案内してもらい、揚げたてのじゃこ天を頬ばる。美味しさに絶句。
どんぶり館で地元の新鮮で廉価な食材に、豊穣な土地に住む人々の暮らしを垣間見る。

Nの昔からの行きつけ『やすい食堂』でお昼。 タケノコやぜんまいの小鉢をサービスしていただき
お値段が300円台とは驚き!

 

N宅の掃除、庭の雑草取り、納屋のお掃除で、懐かしい昔のものに魅入る・・・・

  

 

 

裏山に筍掘りにいったが、筍はまだ顔をだしていない、里山の散策何をみても感激

 

 

 

 

 


季節は巡る

2011-04-06 | 日記

ニュースを聴くのが怖い毎日

人間が創造したものに絶対はない
盲信しているか、目を背けていた....
関東に住む人達の電力供給の為に、福島の人達が今避難民になっている
矛盾と心の痛みを覚える・・・・

原子力発電はクリーン・エネルギー・・・・
だが一歩間違えると空気や水、土壌を汚染し健康被害を
及ぼすなんて考えてもみなかった自分を反省している
電力消費を出来るだけ抑えて生活しようと試みている
これ以上の原発を作らせない為にも・・・・

大震災からまもなく4週間が経とうとしている
例年なら皆お花見で浮かれている季節
入学式、入社式・・・ 始まりの季節でもある

津波にすべて押し流されてしまった土地に種が芽生え、
又森になるのにこれからどれだけの時間が必要なのだろうか

ふと気がつくと庭のスノードロップ、ムスカリ、チューリップが花を咲かせ、
木々が芽生えている、季節は巡る

 どんなに過酷でも人は今日を生き明日に繋げる、それを信じたい