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ガレージSMAK

マークX(GRX130)ATF圧送交換

射水市のお客様からATF圧送交換のご依頼です。

トヨタ マークX GRX130 2012年式 143100キロ

まずは現状を確認するために試乗です(^^)
加速は特に違和感は感じず、アクセルの踏み直しのレスポンスも問題はなさそうです。ただクリープが弱く、出だしの少し進んだ後にガツンとギアが入る感じがありました(*・ω・)ノ

それではリフトアップして下廻りの確認です!

このミッションのオイルパンには排出用のドレンプラグと油量調整用のオーバーフロープラグが付いてます(^^)

左側の側面に注入口であるフィラープラグがありました~

右側の側面には密閉式のフルードウォーマーが装着されてます。

ドレンアウト~

確か全容量は7.5Lぐらいのはずなんですが約1.6Lしか排出されてきません(^^;)
一般的な循環交換をディーラー等で依頼した場合は約20%しか交換出来ないということです(>_<)

オイルパンを取り外し。

全体的に汚れ(鉄粉)が付着してます(^^;)

取り外したオイルパンはこんな感じになってます。所々に黒い汚れが漂ってます(゜Д゜;)



鉄粉吸着用の磁石は一回り大きくなってますね(>_<)

ストレーナーも取り外します。

取り外したストレーナーの汚れ、色はグレーではなく黒に近いです(^^;)

フィルター部分には鉄粉が見えますね (。・ω・。)

新旧比較!
新品は綺麗なシルバーで外したストレーナーが如何に汚れているかがよくわかります(ノД`)

ちなみに裏側にも、、、まぁまぁな量の鉄粉が見えます。

ストレーナーを取り付ける前に出来るだけバルブボディを洗浄しておきます!

綺麗にしたことによってソレノイドに刻印がされていたのがわかるようになりました(^^)

新品のストレーナーを取り付け。



鉄粉が付着した磁石は綺麗に拭き取って

これまた綺麗にしたオイルパンに装着します(*・ω・)ノ



新品のガスケットに交換してオイルパンを取り付けます♪

オイルパンの取り外し、ストレーナーの交換で1.9L程排出されたので、合計で全体の50%弱の3.5L程が抜けたことになります。

フルードウォーマーを外し、アタッチメントを取り付けて、圧送交換の代名詞?であるトルコン太郎のホースを接続します(^^)

使用するフルードはワコーズセーフティSです♪

最初に排出された分プラスαのフルードを補充します。
エンジンを掛けて30分ほどクリーニングモードで循環させます(^^)
左 新油のセーフティS
中 最初にドレンアウトしたATF
右 現在ミッションを循環しているATF

それでは圧送交換スタートです!

初期補充で50%近く入れ替わってるんですが、排出されてくるATFはまだ真っ黒です(^^;)



圧送交換が進んでくると排出されてくるATFの色が変わってきました(^^)





圧送交換が終わってクリーニングモードへ移行しました~

黒かったATFが赤みのある透明な色に変わってきてます♪

予定していた量の交換が終わったので今回はここで終了です(^^)

油量調整の規定温度が46~51℃ということで、一晩寝かせて翌日に診断機をモニタリングしながら規定温度に達したところで

オーバーフローさせて滴状になったら調整完了となります。

左が最初にドレンアウトしたATFで、右はトルコン太郎の接続を外した時に採取したATF。
圧送交換が1回だったこともあり透き通った色にはなってませんが、交換前の真っ黒なATFと比べると雲泥の差です(^^;)

交換後に再び試乗をして確認です。
違和感を感じてなかった加速ですが、交換前よりも力強さが出て踏み直しの加速も鋭くなった様に思います。そしてクリープが出るようになってガツンとギアが入る感じは無くなりましたね(≧∇≦)b


皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。




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