再び筆を起こす

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方向音痴はつらいよ

2021-04-18 19:40:56 | 日記
 「お義母さん、引っ越して来ました。
また同居させてもらいます。どうぞよ…」
「うーんと沢山 憎まれ口叩いてやるんだ!」
「!!!」
「ケメコさん!ここは私の部屋ですからね!
勝手に入って来ないでちょうだい!」
「(ヒェー!怖) ゴミ捨て場の掃除に行ってきます。」

「あら、町内の当番ですか?お世話様。」
「お向いの奥さん、こんにちは。」
「あの、お義兄さん、住んでいらっしゃいましたよねぇ?」
「いまもいますよ。」
「まぁ、それは大変ねぇ。
あの、お宅の縁側にいつも野良猫が座っているのは何故?」
「義母と義妹が野良猫にエサをやっているからですよ。」
「えっ?!野良猫を餌付けしていらっしゃるの?」
「それはスゴイ数の猫の餌を揃えてあるんですよ。
居間の、いや 義母の部屋の縁側に出る窓の前に
畳一畳分、安い餌から 高い餌まで、
ポリポリ系から しっとり系まで スゴイ数の猫の餌を
並べて、野良猫の姿を見ればエサをやっているんですから。」
「だけど、先日 ゴミ捨ての時、お義母様と一緒になって、
野良猫の糞害に困ってるって お話ししたら、
ウチも困ってるんですよって、おっしゃってらしたわよ?」
「私も困ってしまって、市の相談所に行って
『野良猫にエサをあたえないで下さい!』って看板、
もらえないでしょか?ウチの窓に貼りたいのでって
お願いに行ったくらいです。」
「それでは、事を荒立ててしまうわよ。」
「どうしたら 良いのでしょうねぇ
義妹が週に2回来てくれているのですが、
義妹が野良猫が可愛そうだからエサをやれって、
義母に言っているんですよ……」
「そう それは大変ねぇ。
 私、町会長さんに相談してみるわ。」
「そうですか、それはお世話掛けます。
よろしくお願いします。」
        ┐(´д`)┌ヤレヤレ


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