ドゥーダッドの息ぬき

ガラケーで綴る
十穴ハーモニカ、マルチブロック奏法の、花村ようかん
ライブ情報、こぼればなし

ついたての位置

2018-11-05 | 教室
私は小中高と、
音楽の話題で盛り上れるような同級生には恵まれなかった

だから当時は、
年上の方から教わるか、自分でエアチェックして覚えるしかなかった
私の場合、今でもソレですが、

改めて振り返ると、
あの頃は
音楽を聴くためのコストが今より高く、テレビが主流になるのも仕方なかったと思います


しかし、そんな中でも
稀に同年代の音楽好きに出会うと、妙に嬉しかった記憶があります


⚫中学生の僕
「~あと、ビリー・ジョエルも聴いてるねん」

⚪ある女子
「ああ、ビリー・ジョエル、前はめっちゃ聴いてたけど、今は嫌いや」

⚫僕
「なんで?」

⚪女子
「あの人《素顔のままで》とか歌ってったのに、売れたら長年支えてくれた奥さんと離婚してモデルと再婚したんやで!」

なにも言い返せなかったが、そのとき私の頭のなかは《オ~ネスティ♪》が無情に流れ、敗北感に包まれたのでした

以上、これは昔話ですが、
情報社会になった現在では、作家さんにとっては更に深刻な問題だと思います
原因は、皆さんのお察しの通り





☆因みに、さっきの問答
もし今ならこう答えます

⚫オジサンの私
「ビリーを責めたらあかん、あれはひとつの作品で、内面と外面の線引きは、時代それぞれ、人それぞれなんや!嘘や思うんなら10ホールズ吹いてみい!あと!モデルさんと一緒になるのも結構大変なんやぞ!多分!」

これで大丈夫