いわゆる
「サビ」と云われる部分を付け足しました
そして
短めの休符の記号を、加えました
休符に
吹き吸いがあるってのは、
ヘンなはなしですが、
これには、ちゃんと理由があります
「十穴独特の特徴」
十穴奏者にとっての、
短い休符は、
無音であると同時に、
ひとつ重要なアクションが、
もれなく付いてきます
一般的な吹奏楽器の息継ぎは、
「吸い」一択であるのに対して
十穴は、
休符の次にくる音が、
「吹きか吸いか」によって、
予め逆の息で息継ぎをすることが、ひじょうに多いのです
「休符にも吹き吸がある」
それを考慮して、こういう表記になりました
舌を使うと、もう少し複雑な選択肢がでてきますが、
基本は、
「休符も呼吸」です
~誰しも
息を止めて
強く集中するときがある
私の場合
模型等で細かい作業をするとき、
息を止め、手の震えを抑えます
だが
十穴では、
悲しいかな、そんな集中が裏目にでることが多々ある
「ハーモニカを吹くと、息が苦しい、ワタシの肺活量が少ないからかな?」
と仰る方の中には、
集中しすぎるあまり、
休符で息を止めてしまっているケースが、意外とあった
因みに、
リードに当てない息のことを
「捨て息」
と呼んでます
捨て息が楽しくなると、
出音だけではない、十穴演奏の裏側が、
深く、楽しく、なります
「ハナウタの鉢」の曲は、
拍子さえ合っていれば、音符や休符の長さは自由に解釈できるように、作ってます
ようは、
だいたい拍子が合っていて、
吹き吸いと捨て息のバランスが、
ご自分なりに仕上がっていれば、
もう、あなたの音楽です
~ウッカリして、はなしが長くなりました
この曲は
ここまでです
この後は、
最初の感じに戻ってもいいし、
このまま適当なエンディングを足してもよいです
それによって2回目のサビの最後を変えるのがいいとおもいます
「バーボンママ」は、
ここまでです
☆次回は
和音やバンプを使います