写真は
だいぶん前に、月を観賞する為だけに買った双眼鏡。なかなかええ値段でした
双眼鏡は、倍率が高ければ良いという訳ではありません
倍率は低い方が色が鮮明なのです
だからこれを選んだ当時、店員さんとお店の外の月を交互に覗いて、どの倍率の機種にしようかと二人で悩みまくりました
それ以来、たまに窓を開けてクレーターの影を見ながら呑んだりしているのですが、
いつの頃から、だんだんと月の光りや満月に「真夏の夜の夢」とかで語られているような神秘性はどうしても感じられなくなってきました
当たり前のはなしではありますが、月は太陽光の反射ではっきり見えるだけで、自ら発光しているわけではない、ただの岩だと分かったからです
「常に地球に片側しか見せないのが不思議」というのも、広大な宇宙の中なら、それほど特別なことのように思えません
それでも双眼鏡から見える遥か遠くの白い死の荒野の景色は、唯一無二です
もしかしたら、
月は肉眼で確認できる最も恐ろしいものかも知れません
○5月27日の、あなぐま亭ライブでGadgetはひと区切りします
だいぶん前に、月を観賞する為だけに買った双眼鏡。なかなかええ値段でした
双眼鏡は、倍率が高ければ良いという訳ではありません
倍率は低い方が色が鮮明なのです
だからこれを選んだ当時、店員さんとお店の外の月を交互に覗いて、どの倍率の機種にしようかと二人で悩みまくりました
それ以来、たまに窓を開けてクレーターの影を見ながら呑んだりしているのですが、
いつの頃から、だんだんと月の光りや満月に「真夏の夜の夢」とかで語られているような神秘性はどうしても感じられなくなってきました
当たり前のはなしではありますが、月は太陽光の反射ではっきり見えるだけで、自ら発光しているわけではない、ただの岩だと分かったからです
「常に地球に片側しか見せないのが不思議」というのも、広大な宇宙の中なら、それほど特別なことのように思えません
それでも双眼鏡から見える遥か遠くの白い死の荒野の景色は、唯一無二です
もしかしたら、
月は肉眼で確認できる最も恐ろしいものかも知れません
○5月27日の、あなぐま亭ライブでGadgetはひと区切りします