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日本の狂気: 異常に高いグリホサート残留基準値の設定されている食品

2019年07月28日 14時01分49秒 | ラウンドアップ、グリホサート除草剤

日本の狂気: 異常に高いグリホサート残留基準値の設定されている食品

 

厚生労働省は2017年12月、一部の農産物のグリホサートの残留基準値を引き上げました。

このブログ記事の残留基準値は、次の公式資料を使用しています。

 

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000193425.pdf

生食発1 2 2 5 第4 号

平成2 9 年1 2 月2 5 日 厚生労働省大臣官房 生活衛生・食品安全審議官

食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件について

 

 

1.穀物・豆類

 

残留基準値ppm

改正後

改正前

対米比率

米(玄米をいう。)

0.1

0.1

1

小麦

30

5

300

大麦

30

20

300

ライ麦

30

0.2

300

とうもろこし

5

1

50

そば

30

0.2

300

その他の穀類

30

20

300

大豆

20

20

200

小豆類

10

2

100

えんどう

5

5.0

50

ソラマメ

2

2.0

20

らっかせい(ピーナッツ)

0.1

0.1

1

その他の豆類

5

2

50

 

米(玄米)は、0.1ppmのままで変更されていません。

日本人が良く食べている米を1として、他の穀物を比較すると、

米と同じように日本人が良く食べている小麦(パン、麺、パスタ、菓子類に大量に使用)では、米の300倍の30ppmが残留基準値にされています。

常識的には、米が0.1ppmならば、小麦も0.1ppmにしなければ、国民の健康は守れないと思われます。

 

米と小麦に300倍もの差をつけた科学的根拠はあるのでしょうか?

両方とも人が食べれば胃腸で消化されて体内に吸収されますから、米に含まれる0.1ppmのグリホサートよりも、小麦に含まれる30ppmのグリホサートの方が300倍も量が多く、常識的には300倍も危険なはずです。

小麦は、子供たちが給食やおやつに良く食べていますから、ぞっとするほど不安です。

 

 

小麦に関しては、次のように報道されています:

 

長周新聞

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/11262

猛毒除草剤 米モンサント社製ラウンドアップ 発がんリスク「41%増」の研究結果も

社会2019年3月26日

被害続出し各国で使用禁止に

 

『 アメリカでは、小麦の収穫量を増やすために収穫直前になってグリホサートをまくことが認められている。これによって大量のグリホサートが残った小麦が輸出に回される。残留基準値が低いと日本への輸出が困難になるという背景があり、規制緩和はアメリカ側の圧力によるものだ。

 

 国内で流通する小麦の約90%(約50%がアメリカ産)は輸入品であり、これらの小麦にはグリホサートが収穫前に散布されている可能性がきわめて高い。今年1月、消費者団体がスーパーで販売されている大手製粉会社3社の小麦製品を調査したところ、12商品中5つからグリホサートが検出された。ちなみにアメリカで食の安全を訴える市民団体の調査では、小麦を使用したスナック菓子からもグリホサートが検出されており、加熱しても分解されにくいことがわかっている。

 

 大手製粉会社3社の見解は「外国産小麦は輸入時に農水省が残留農薬に関する検査を実施し、安全性を確認したうえで製粉会社に売却している。残留基準は人の健康に害を及ぼすことのないよう、厚労省により認定されている」といったもので、「問題なし」との対応をとっている。

 

 世界的にモンサント社の除草剤ラウンドアップの販売規制に動くなかで、日本政府は「安全だ」とお墨付きを与え、規制緩和に動いている。』

(引用終わり)

 

 

https://biz-journal.jp/2019/07/post_106840_2.html

Business Journal 

2019.07.01  輸入小麦使用の食パン、発がん性あるグリホサート検出…世界で使用禁止の動き、日本は緩和

 高級食パンブームのなか、輸入小麦を原料としている食パンから、2015年7月にWHO(世界保健機関)の外部組織である国際がん研究機関(IARC)が「ヒトに対しておそらく発がん性がある」と結論づけたグリホサートが検出された。検査を行った農民連食品分析センターが4月12日に公表した。それによると、国内に流通している食パンおよび菓子パン15製品を検査し、そのうち食パン9製品、菓子パン2製品からグリホサートを検出(痕跡を含む)したという。具体的に検出された製品は、以下のとおり。 

・敷島製パン「麦のめぐみ全粒粉入り食パン」(グリホサート検出量0.15ppm)

・山崎製パン「ダブルソフト全粒粉」(同0.18ppm)

・パンリゾッタ東武池袋「全粒粉ドーム食パン」(同0.17ppm)

・株式会社マルジュー「健康志向全粒粉食パン」(同0.23ppm)

・山崎製パン「ヤマザキダブルソフト」(同0.10ppm)

・山崎製パン「ヤマザキ超芳醇」(同0.07ppm)

・敷島製パン「Pasco超熟」(同0.07ppm)

・フジパン「本仕込み」(同0.07ppm)

・神戸屋「朝からさっくり食パン」(同0.08ppm)

・フジパン「アンパンマンのミニスナック」(同0.05ppm)

・フジパン「アンパンマンのミニスナックバナナ」(同痕跡)

ちなみに国産小麦を原料としている食パンからは、グリホサートは検出されなかった。

(引用終わり)

 

 

農民連食品分析センター

http://earlybirds.ddo.jp/bunseki/report/agr/glyphosate/wheat_flour_1st/index.html

小麦製品のグリホサート残留調査1st

海外では、小麦の収穫前に除草剤グリホサートを散布するプレハーベスト処理が恒常化しているといわれています。農林水産省の調査でも、カナダ、アメリカ産の輸入小麦には9割を超える検出率でグリホサートの残留が見つかることが示されています。私たちの身の回りは小麦製品で溢れていますが、どのぐらいグリホサートが残留しているのか調査をおこなってみました。

2019年3月10日公開・一部修正 

日本は、年間530万トンほどの小麦を、アメリカ、オーストラリア、カナダ、フランスから輸入しています。このような輸入小麦について、農林水産省が実施した船積時検査の結果「米麦の残留農薬などの分析結果」によれば、2008年から今日に至るまでのデータを見ても、アメリカでは9割以上、カナダではほぼすべてと呼べる水準で、小麦からグリホサートが検出されている事が示されています(表1)。

 私たちの身の回りには、輸入された小麦を利用した製品が数多くあります。しかし、この輸入の実態に対して、普段、食べている小麦製品中に、どの程度、グリホサートが残留しているのかはよくわかっていません。検出頻度、検出濃度などを探るため、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンさんと共同調査をおこなってみました。その結果、小麦製品からもグリホサートが検出されることがわかってきました。

1 農林水産省による輸入小麦のグリホサート残留分析結果(2017前期・後期)

 

検査点数

検出があった点数

検出率(%)

基準値違反

アメリカ

139

135

97

0

オーストラリア

37

6

16

0

カナダ

75

75

100

0

フランス

15

2

13

0

*農林水産省「米麦の残留農薬などの分析結果:輸入米麦の残留農薬等の分析結果」で公開されている 平成29年度後期(PDF : 489KB) 平成29年度前期(PDF : 690KB)レポートから作成。(引用終わり)

  

この他、穀物や豆類では、米に対して、大麦300倍、ライ麦300倍、トウモロコシ50倍、そば300倍、その他の穀類300倍、大豆200倍、あずき100倍、えんどう50倍、ソラマメ20倍、ピーナッツは米と同じ0.1ppmで、その他の豆類50倍とされています。

 

最近では、ライ麦パンを食べている人も多いですし、トウモロコシは、お菓子に非常に多く使用され子供たちが良く食べていますから、恐ろしく思っています。

日本人の良く食べる「そば」も300倍です。

 

大豆は、豆腐、納豆、豆乳、きな粉、おから、などに使用され、日本人が良く食べますが、これも米の200倍です。

しかし、不思議なことに枝豆は0.2ppm、米の2倍に設定されています。

枝豆が0.2ppmならば、大豆も0.2ppmにすべきなのではないでしょうか?

同じ大豆なのに、なぜ100倍もの差をつけているのでしょうか?

不思議というよりは、狂っているとしか言いようのない差がつけられています。

 

 

こんな有様では、小麦やライ麦のパンや麺類を捨てて、日本産の米だけを食べるようにしないと健康は守れないように思われます。

 

そば・大豆はどうすれば良いでしょうか?

アメリカなどからの輸入大豆を食べずに、国産大豆を使った豆腐、納豆、豆乳、きな粉、おからを食べれば、アメリカ産よりは安全性が期待できるのではないかと思っています。

しかし、日本産のそばや大豆は、本当に大丈夫なのでしょうか?

日本でもグリホサート(ラウンドアップ)は使っていますから、不安です。

 

現時点で私に分かる範囲内では、農林水産省の推進する「有機JASマーク」の表示のある製品ならば、グリホサートは使用できませんから大丈夫だと思われます。

しかし、このマークのついている製品は、まだまだ少ないのが現実です。

 

有機農産物 検査認証制度ハンドブック(改訂第5版)平成24年6月 農林水産省

http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/nosan_handbook_5.pdf

 

 

2.食用油をとるための種子

 

残留基準値ppm

改正後

改正前

対米比率

ひまわりの種子

40

0.1

400

ゴマの種子

40

0.2

400

ベニバナの種子

40

0.1

400

綿実

40

10

400

なたね

30

10

300

その他のオイルシード

40

0.1

400

 

食用油用の種子(オイルシード)も、軒並み米の300倍から400倍に引き上げられています。

これでは、これらの植物油は、食べない方が安全としか思えません。

 

豚の脂肪は0.05ppmで米の2分の1、乳も0.05ppmで米の2分の1ですから、食用油は、バター(乳由来)かラードが安全です。

 

オリーブオイルはオリーブの生の果肉から絞るため、「その他のオイルシード」には該当せず、「その他の果実0.2ppm」に該当するはずですから、安全性は比較的良いと推定しています。

 

ゴマの実は、脂肪酸、セサミン、トコフェロール(ビタミンE)、ミネラル類の良い供給源ですが、日本産のものはなく、全て輸入品ですから、非常に不安です。

しかし、一部のゴマ製品は、農林水産省の推進する「有機JASマーク」があります。

この表示のある製品ならば、グリホサートは使用できませんから大丈夫だと思われます。

 

 

3.肉類・乳製品・卵類

 

残留基準値ppm

改正後

改正前

対米比率

牛の筋肉

0.05

0.1

0.5

豚の筋肉

0.05

0.1

0.5

その他の陸上哺乳類の筋肉

0.05

0.4

0.5

牛の脂肪

0.05

0.5

0.5

豚の脂肪

0.05

0.3

0.5

その他の陸上哺乳類の脂肪

0.05

0.5

0.5

牛の肝臓

5

2

50

豚の肝臓

0.5

1

5

その他の陸上哺乳類の肝臓

5

1

50

牛の腎臓

5

2

50

豚の腎臓

0.5

1

5

その他の陸上哺乳類の腎臓

5

3

50

牛の食用部分

5

2

50

豚の食用部分

0.5

1

5

その他の陸上哺乳類の食用部分

5

1

50

0.05

0.1

0.5

鶏の筋肉

0.05

0.1

0.5

その他の家きんの筋肉

0.05

0.1

0.5

鶏の脂肪

0.05

0.08

0.5

その他の家きんの脂肪

0.05

0.08

0.5

鶏の肝臓

0.5

1

5

その他の家きんの肝臓

0.5

0.6

5

鶏の腎臓

0.5

1

5

その他の家きんの腎臓

0.5

1

5

鶏の食用部分

0.5

0.7

5

その他の家きんの食用部分

0.5

0.7

5

鶏の卵

0.05

0.1

0.5

その他の家きんの卵

0.05

0.1

0.5

 

牛の食用部分・肝臓・腎臓は5ppmでコメの50倍です。

前回の基準は2ppmでしたが、今回は5ppmとされ、2.5倍も高く設定され、規制が甘くされています。

 

豚と鶏の食用部分・肝臓・腎臓は0.5ppmでコメの5倍です。

しかし、今回の改正では、前回よりも残留基準値は低くされ、規制が強化されており、好ましい傾向が見られています。

 

相対的には、牛よりも、豚と鶏の方が安全性が高く設定されています。

 

恐らく、アメリカ産の牛肉は、グリホサートの残留が多いため、このように残留基準の数値を高く設定したのだ思われます。

恐らく、数値を高くしておかないと、販売できないほどひどいものなのでしょう。

アメリカ産の牛肉には、肥育用の女性ホルモンの使用による発癌性疑惑もあります、そしてさらにグリホサートによる発癌性も加わりますから、食べない方が安全であると思われます。

 

鶏の卵と乳は0.05ppmでコメの0.5倍ですから、米よりも安全です。

 

 

 

4. 日本では内閣府食品安全委員会が「ラウンドアップは安全」と承認

 

農薬評価書 グリホサート2016年7月 食品安全委員会

https://www.env.go.jp/council/10dojo/y104-60/ref01.pdf

 

この評価書には、グリホサートの安全性の評価に関与した数多くの専門の学者たちの名前がずらりと並んでいます。

 

では、この学者たちは、今、世界中で起きている

『日本の狂気: 世界中が禁止する除草剤ラウンドアップを日本だけが安全と宣言』

https://blog.goo.ne.jp/gadamski/e/640f3d1170b47938bf286f4a9ed4ec37

でまとめたような事実を、どのように説明するのでしょうか?

 

他の数多くの先進国や国際機関には、非常に多くの専門家の学者たちが関与しています。

 

この専門家たちや、グリホサートを禁止する国の責任者たちは、日本の内閣府食品安全委員会の専門家とは、全く違う真反対の評価をし、グリホサートは危険だから禁止するとしています。

なぜ、こんなに違うのでしょうか?

 

日本の専門家たちは、痴呆老人や精神異常者なのでしょうか?

 

彼らが、専門家としての責任を果たすつもりがあるのならば、海外で禁止措置をとった学者や責任者と意見交換をして、速やかにグリホサートの禁止措置を実施すべきです。

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