仏典、聖書、ジョージ・アダムスキー氏により伝えられた宇宙精神文明(空=言葉=天の父=宇宙の英知=真如=法・ダルマ=灯明)

ワクチン薬害、祈りの科学的研究、人体構成分子によるオーソモレキュラー医学、医学の大罪、太陽系惑星文明の科学的証拠

「死の薬と企業ぐるみの犯罪、いかに巨大製薬企業が医療制度を崩壊させたか」

2020年01月01日 07時42分52秒 | 医学の大罪: 医療公害・医療犯罪から家族の命を守る

 左

ノルディック・コクラン代表Gotzsche PC.

Deadly medicines and organized crime. How big pharma has corrupted healthcare,

「死の薬と企業ぐるみの犯罪、いかに巨大製薬企業が医療制度を崩壊させたか」

Radcliff Publishing Ltd., London, 2013.

 

「Bad Pharma」の日本語訳

『悪の製薬: 製薬業界と新薬開発がわたしたちにしていること』

ベン・ゴールドエイカー (著), 忠平美幸 (翻訳), 増子久美 (翻訳)

青土社 (2015/5/25) 

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コクラン共同計画によるGotzsche PC氏の追放に関しては、ブログ記事

『コクランの自滅的暴走』

https://blog.goo.ne.jp/gadamski/e/13e6d7cdcafd4f65f16acca2ac642cef

を参照。

 

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 「死の薬と企業ぐるみの犯罪、いかに巨大製薬企業が医療制度を崩壊させたか」

 

コレステロール論争を展開されている日本脂質栄養学会の奥山治美博士の論文

「糖尿病、心・脳血管疾患、慢性腎疾患などを発症させる脂質栄養―隠れていた発症因子」

脂質栄養学 第26巻,第 1 号(2017)p.75-88

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jln/26/1/26_75/_pdf

の「おわりに」の項に次の一節があります:

 

『現在、多くの国は資本主義社会にあり、法の許す範囲で自由に利益追求に従事している。ところがグローバルな製薬企業はこの範囲を逸脱し、くりかえし司法の追及を受けている。しかしその利益が膨大であるため、和解金を払って解決するという違法が繰り返えされている 29)。

「死の薬と企業ぐるみの犯罪、いかに巨大製薬企業が医療制度を崩壊させたか」を問う Gotzsche の本には、英国医学会誌の前編集長や米国医学会誌の副編集長が前書きを寄せている。』

 

29) Gotzsche PC. Deadly medicines and organized crime. How big pharma has corrupted healthcare, Radcliff Publishing Ltd., London, 2013.

 

この文献29には、グローバル展開するメガファーマの恐るべき正体がまとめられていますから、関心がおありでしたらご覧ください。

文献29の全文が次のアドレスに無料公開されています。

 

http://lust-for-life.org/Lust-For-Life/_Textual/PeterCGotzsche_DeadlyMedicinesAndOrganisedCrime-HowBigPharmaHasCorruptedHealthcare_2013_378pp/PeterCGotzsche_DeadlyMedicinesAndOrganisedCrime-HowBigPharmaHasCorruptedHealthcare_2013_378pp.pdf

  

この本のBMJ英国医学会誌の前編集長のRichard Smith氏による序文「Foreword by Richard Smith」には次の一節があります:

 

「There must be plenty of people who shudder when they hear that Peter Gotzsche will be speaking at a meeting or see his name on the contents list of a journal. He is like the young boy who not only could see that the emperor had no clothes but also said so. Most of us either cannot see that the emperor is naked or will not announce it when we see his nakedness, which is why we badly need people like Peter.」

和訳:

「Peter Gotzscheが会議で発言するか、ジャーナルのコンテンツリストで彼の名前を見ると聞いてぞっとする人がたくさんいるはずです。 彼は、王様が服を着ていないことを見ることができるだけでなく、そう発言した少年のようなものです。 私たちのほとんどは、王様が裸であることを見ることができないか、彼の裸を見たときにそれを言いません。それが、ピーターのような人々をひどく必要としている理由です。」

 

 ここで述べられている「裸の王様emperor had no clothes」とは、メガファーマ、学会を支配する学者、騙され操られている大部分の医師、規制当局の官僚のことです。

著者のPeter Gotzsche氏の目には、王様が裸に見え、そしてその事実を暴露した本を書いていることをBMJ英国医学会誌の前編集長のRichard Smith氏が指摘しています。

 

 この本のp.206からの「13 Merck, where the patients die first メルク、そこで患者が最初に死ぬ」

には、世界最大の薬害事件と言われている、メルク社のVIOXX事件(p.213死者の推計値12万人)の身の毛もよだつ真実がまとめられています。

忙しい方は、この章だけでも読む価値はあると思います。

 

 このような深刻な問題に関して、医薬ビジランスセンターの浜六郎理事長が、フィオナ・ゴッドリー(Fiona Godlee)BMJ 誌編集長の「現在使用中の全薬剤の臨床試験データを」BMJ2012;345:e7304 という論説を翻訳してネットに掲載されています。

https://npojip.org/sokuho/no161-2.pdf

 

この中に次の一節があります:

 

『製薬産業は多くの良いことをしている。健康を改善し、命を救う薬剤を製造している。雇用を生み出し、経済成長を活気づけている。悲しいことに、製薬産業は悪いこともしている。何十年にもわたって、引き続き、そして組織的に臨床試験データの公表を差し控え、誤った報告をしてきた[1]。

その結果、どの医療分野においても、広く使用されているほとんどすべての薬剤が、実際よりも安全で効果的であるように描かれ、人々の命を危険に曝し、税金を無駄遣いしてきた。

このような意図的な歪曲は、科学的な違法行為である[2]。製薬会社が良いことをしているからといって、許せることではない。

ベン・ゴールドエイカーが、新著「Bad Pharma」の序論で述べているように、「世界中の製薬企業は過去 50 年間、極めて重要な革新的製品をいくつか生み出し、壮大な規模で人々の命を救ってきた。しかし、データを隠し、医師を間違った方向に導き、患者に害を与えることが許されるわけではない。」[3]』

 

「Bad Pharma」は日本語訳が出版されています:

『悪の製薬: 製薬業界と新薬開発がわたしたちにしていること』

ベン・ゴールドエイカー (著), 忠平美幸 (翻訳), 増子久美 (翻訳)

青土社 (2015/5/25)

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4791768647/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4791768647&linkCode=as2&tag=woundtreatmen-22&linkId=7c3af1ade445c5e99b58cc6296bf0afa

 

アマゾンの商品の説明

内容紹介

規制機関と業界の癒着、治験結果の改ざんと隠ぺい、

研究論文の代筆とねつ造、臨床試験のアウトソーシング化、巧妙なマーケティング戦略……。

これはなにも特別な犯罪の話ではない、日常茶飯に製薬業界で行われていることなのだ!

知るのが恐ろしい、でも知らないほうがもっと恐ろしい製薬業界の闇。

信じていた医療の裏切りの実態に、気鋭のジャーナリストが切り込む。

 

それでも、あなたはその薬を飲みますか?

内容(「BOOK」データベースより)

規制機関と業界の癒着、治験結果の改ざんと隠ぺい、研究論文の代筆とねつ造、臨床試験のアウトソーシング化、巧妙なマーケティング戦略…。知るのが恐ろしい、でも知らないほうがもっと恐ろしい製薬業界の闇。信じていた医療の裏切りの実態に、気鋭のジャーナリストが切り込む。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ゴールドエイカー,ベン

1974年生まれ。イギリスの医師・研究者にして「ジャーナリストや政治家、製薬会社、代替医療師による科学の利用と悪用」をテーマに活躍している気鋭のサイエンスライター。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院リサーチフェロー(2010年~)。「ガーディアン」紙に2003年から執筆している人気コラム「バッド・サイエンス」および本人主宰の同名のブログをもとにした初の著作『Bad Science』(『デタラメ健康科学』、河出書房新社、2011年)は、全英ノンフィクション・ベストセラー・チャートで第1位を獲得

 

忠平/美幸

1962年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学図書館司書を経て現在は翻訳者

 

増子/久美

早稲田大学卒業。雑誌等でさまざまな記事の翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

目次

第1章 行方不明のデータ

第2章 新薬はどこで生まれるのか?

第3章 あくどい規制機関

第4章 あくどい臨床試験

第5章 大規模化、簡素化した臨床試験

第6章 マーケティング

結論 より良いデータ

 

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冷戦終了後の新自由主義(マネー資本主義)の90年代以降の時代には、規制緩和が叫ばれ、全世界的に医薬品の安全性と有効性の評価基準が大幅に緩められています。

その様相は、次の文献にまとめられています:

 

薬害事例からみた安全政策の推移と課題

社会医学研究.第30 巻2 号.Bulletin of Social Medicine, Vol.30(2)2013

浜六郎(NPO 法人医薬ビジランスセンター:薬のチェック)

http://jssm.umin.jp/report/no30-2/30-2-02.pdf

 

その結果、大規模な薬害や捏造・隠蔽が多発し、もはや誰の手にも負えない事態となっています。

 

 グローバル展開しているメガファーマは、ロックフェラー系とロスチャイルド系の2つの巨大財閥の支配下にあり、この2大財閥は、各国の規制当局、WHO, EMAのような国際機関、ほとんど全ての学会、学術雑誌、マスコミを完全に掌握してプロパガンダを垂れ流しています。

財閥の支配する欧米のメディアは、臨床データの隠蔽を「ゲーム」であると堂々と記事に書いており、まるでパソコンのマネーゲームのような感覚で物事を見ています。

そこには、人の命の尊厳も無ければ、人の命を救うという医療の本来の目的も存在せず、金のためには手段を問わない悪魔に魂を売ったファウスト博士たちの姿が見えています。

 

医薬ビジランスセンターの浜六郎理事長は、『「薬のやめ方」事典』という本で「薬をやめて元気になろう」と書かれていますし、近藤誠医師は「クスリに殺されない47の心得 体のチカラがよみがえる近藤流「断薬」のススメ」という本を書かれ、長尾和宏医師は「薬のやめどき」という本を書かれ、イギリス人の医師ヴァーノン・コールマン氏は「医者を見限る勇気」という本を書かれています。現代医学のアロパシー対症療法は駄目であると、アメリカの医師ロバートSメンデルソン博士はアメリカでベストセラーになった著書「医者が患者をだますとき」に書かれています。

現代医療に対する厳しい警告は、世界的に広まっています。

このような時代に、我々はどのように医療や医薬品と関われば良いのか、これは非常に難しい問題です。

 

 

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