仏典、聖書、ジョージ・アダムスキー氏により伝えられた宇宙精神文明(空=言葉=天の父=宇宙の英知=真如=法・ダルマ=灯明)

ワクチン薬害、祈りの科学的研究、人体構成分子によるオーソモレキュラー医学、医学の大罪、太陽系惑星文明の科学的証拠

2019/11/01補足 火傷の治療は湿潤療法がはるかに優れている、日本熱傷学会の火傷の標準療法は致命的欠陥がある

2019年11月01日 08時09分42秒 | 医学の大罪: 医療公害・医療犯罪から家族の命を守る

2019年11月1日補足

「*10診療報酬」を改訂しました。

金儲けのための騙しの驚くべき実態は「*10診療報酬」を参照

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2019/10/28補足

この記事は、傷と熱傷の湿潤療法の創始者であり世界最高の権威者である夏井睦医師のサイト情報をコピーしたものです。

夏井 睦(なつい まこと)医師の経歴

http://www.wound-treatment.jp/sengen.htm

 

理論的な説明はどうでもいいから,まずこの傷をどうしたらいいか知りたい,という方は,とりあえず次の3つのどれかをご覧下さい。

家庭でできるケガの治療(家庭でできるすりむき傷,裂傷,熱傷の治療-皮膚外傷の湿潤療法-)

http://www.wound-treatment.jp/next/wound245.htm

私はこうやって顔の傷を治した!(きっとあなたの役に立つ 擦過傷顛末記)

http://www.asahi-net.or.jp/~mt4c-ymd/rap.html

幼稚園の父母会で使って下さい(幼稚園の父母会などで,この「外傷の湿潤療法(うるおい療法,閉鎖療法)」について説明するため)

http://www.wound-treatment.jp/wound138.htm

【湿潤治療ジュニア講座】・・・てしま皮膚科・形成外科 手島先生作成

http://www.wound-treatment.jp/new-data/2014-0919/1.pdf

 

理論的な説明はどうでもいいから,この治療でどれほど劇的に傷が治るかが知りたければここをクリック!

http://www.wound-treatment.jp/wound002.htm

 

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火傷の治療は湿潤療法がはるかに優れている、日本熱傷学会の火傷の標準療法は致命的欠陥がある

 

日本熱傷学会が推奨する火傷の標準療法は致命的欠陥を持っており、患者に地獄の激痛の苦しみと、植皮とそれに伴う著しいQOL (Quality of Life生命の質)に低下をもたらします。

これに対して、夏井睦医師により創始された傷・火傷の湿潤療法(人体の構成分子による治癒が行われる環境を作り出す治療)は、痛みがなく、植皮が不要であり、日本熱傷学会の標準治療よりもはるかに素晴らしい治療を行うことが可能です。

 

湿潤療法に関しては、夏井医師の次のサイトをご覧ください。

創傷治癒の基礎知識http://www.wound-treatment.jp/title_kiso.htm

湿潤療法とは?http://www.wound-treatment.jp/title_heisa.htm

治療材料についてhttp://www.wound-treatment.jp/dressing_a.htm

 

「熱傷の湿潤療法をしている医師」のリスト

http://www.wound-treatment.jp/dr/burn.htm

この中の「なつい式湿潤療法」を実施している医師の所で火傷を治しましょう。

 

ただし、湿潤療法も万能・全能ではありません。

傷跡が全く残らない人もいますが、熱傷標準治療と比べて、より目立たない傷跡、より少ない肥厚性瘢痕、より少ない瘢痕拘縮(運動障害)が起きる人もいます。

最も大切なことは、日常生活や仕事の際に、怪我や火傷をしないように注意し、危険要因があれば排除しておくことです。

怪我や火傷の予防こそ最も重要です。

 

 

以下、湿潤療法と日本熱傷学会が推奨する火傷の標準療法の比較を、夏井医師の新著から抜粋してご紹介します。

詳しくは、著書をご覧ください。

 

出典

患者よ、医者から逃げろ その手術、本当に必要ですか? (光文社新書)

夏井 睦 (著)

出版社: 光文社 (2019/10/16)

ISBN-10: 4334044387

ISBN-13: 978-4334044381

発売日: 2019/10/16

 

p.82

熱傷標準治療と湿潤療法の比較

ただし、湿潤療法も万能・全能ではありません。

傷跡が全く残らない人もいますが、熱傷標準治療と比べて、より目立たない傷跡、より少ない肥厚性瘢痕、より少ない瘢痕拘縮(運動障害)が起きる人もいます。

 

熱傷標準治療*1

湿潤療法*2

治療に伴う痛み*5

地獄の激痛(拷問, 患者が暴れる*5)

痛みはない

上皮化までの時間

長い

短い

深い2度熱傷と3度熱傷

植皮しないと治らない

植皮しなくても治る

治療(処置)に必要な人員

多数必要

二人で十分

傷跡

目立つ(色違いのパッチワーク(アニメのブラックジャックの顔)、うろこ状の皮膚*7)

目立たない/残らない

植皮手術*6

必要

不要

肥厚性瘢痕

多い

少ない/発生しない

瘢痕拘縮(運動障害*3)

多い

少ない/発生しない

SIRSサーズ全身性炎症反応症候群*4

発生することがある

発生しない

皮膚の知覚異常

移植皮膚に知覚は全くないか、又は僅かしかない*8

知覚に異常は全くない

頭皮の移植によるトラブル

頭皮が禿げる、頭皮の移植先で毛が生える*9

発生しない

診療報酬*10

金儲けのための騙しの驚くべき実態は*10を参照

植皮は非常に高価格(25万~40万円)

植皮より非常に低価格

ヒポクラテスの誓い(患者に害を及ぼさない)*11

誓いを完全に無視

誓いを完全に守っている

*1熱傷標準治療:

日本熱傷学会が推奨する標準療法

熱傷診療ガイドライン〔改訂第2版〕http://www.jsbi-burn.org/members/guideline/pdf/guideline2.pdf

 

*2湿潤療法:

なつい式湿潤療法http://www.wound-treatment.jp/natsui.htm

 

*3瘢痕拘縮(運動障害):

p.84-85の本文より表に追加した、瘢痕拘縮とは組織が収縮して治癒することにより、手足や腕、指などの体の部分を動かすのが難しくなること。これにより、仕事ができなくなる人も出てくる。

 

*4 SIRSサーズ全身性炎症反応症候群:

p.98-101の本文より表に追加した, SIRSは炎症性サイトカインストーム(サイトカインの嵐)による多臓器障害(心臓, 呼吸器, 腎臓, 肝臓, 脳などの重篤な機能障害、場合によっては死亡することもある)

参考文献

1.SIRSサーズ全身性炎症反応症候群

医薬ビジランスセンター

https://npojip.org/newspaper/nikkei/zensinseiensyouhannousyoukougun.htm

全身性炎症反応症候群 多臓器不全の前触れ

 感染の原因菌からでる毒素や外傷や熱傷(やけど)による広範囲に挫滅、あるいは重い膵炎で出る消化酵素などのために炎症を起こし、全身の反応を起こし、一定の基準の発熱(または低体温)、脈拍や呼吸数の増加、白血球の増加または減少を起こした状態をいう。英語の頭文字をとって、SIRS(サーズ)とも呼ばれる。

 多臓器不全の項で述べた、多臓器不全の原因になる感染や外傷、熱傷、膵炎などはどれも全身性炎症反応症候群を起こす。多臓器不全とはむしろ、そのような全身反応の最終的な病像といえる。

 感染にしろ、外傷にしろ、それらの原因によって出てくるインターフェロンやインターロイキン、腫瘍壊死因子といったいわゆる「サイトカイン」類が全身の反応を引き起こす。

 そして、①体温が38℃超または36℃未満、②心拍数が一分間90超、③呼吸数1分間20以上、④白血球数が1万2千超または4000未満(または未熟な白血球が10%超)、のうちと2項目以上があれば、全身性炎症反応症候群という。

 感染によって起こった全身性炎症反応症候群を敗血症(セプシス)という。

 全身性炎症反応症候群うち、体温が40℃以上または35℃未満、心拍数が100以上、呼吸数が24以上、白血球数が1万8千以上、2千未満、血圧が下がったり、意識がもうろうとしたり、意味不明の言動があるような場合、1時間あたりの尿が30ml未満になったり、皮膚のあちこちに青あざができたりして出血しやすくなった場合、胃潰瘍からの出血を起こしたような場合は多臓器不全の兆候がでてきているわけで重症である。

日経新聞1999年9月6日付改編

 

2.ショックと臓器障害の病態におけるサイトカインの役割

相川 直樹 慶應義塾大学救急部

キーワード: サイトカイン, ショック, SIRS, サイトカイン・ストーム, 抗サイトカイン療法

日本救急医学会雑誌1994 年 5 巻 7 号 p. 641-654

DOI https://doi.org/10.3893/jjaam.5.641

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjaam1990/5/7/5_7_641/_article/-char/ja/

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjaam1990/5/7/5_7_641/_pdf/-char/ja

抄録

重症の救急患者にみられるショックや臓器障害の病態は侵襲に対する生体反応に起因し,その発生機序にサイトカインが重要な役割を演じている。サイトカインはエンドトキシンなどに対しマクロファージ,単球,リンパ球,好中球などが産生する生理活性物質で,多くの種類がある。腫瘍壊死因子(TNF),インターロイキン(IL)-1, IL-6, IL-8などは炎症性サイトカインと言われ,とくにTNF-αとIL-1とは侵襲直後に産生され,他のサイトカインや種々のメディエータの産生を誘導する。エンドトキシンなどの外因を投与しなくても,TNF-αやIL-1-βの投与によりショックや臓器障害が起こることは,外因に対する生体反応がショックや臓器不全を起こすことの証拠として重要な知見である。IL-6は急性相反応のalarm hormoneの役割を演じ,IL-8は好中球の走化・活性化因子としてARDSの病因となる。一方,IL-4, IL-10,可溶性TNFレセプター(TNFsr)やIL-1レセプターアンタゴニスト(IL-1ra)などは抗炎症性サイトカインであるが,侵襲下では炎症性サイトカインと抗炎症性サイトカインの両者とも産生が亢進する。サイトカインの多くはautocrineやparacrineとして局所で作用し,侵襲に対する生理的反応に不可欠な物質である。しかし,高度の侵襲によりサイトカインが多量に産生されたり,サイトカイン産生の制御機構が破綻すると,血中に種々のサイトカインが高濃度検出されるようになる。このような高サイトカイン血症で惹起される過大な全身性炎症反応から,自己破壊的なショックや臓器障害が起こる。この状態を筆者はサイトカイン・ストーム(cytokine storm)と称している。種々の病態におけるサイトカインの役割の解明とともに,抗サイトカイン療法が新しい治療法として注目され,とくにキー・メディエータであるTNFやIL-1の制御を目的として,抗TNF抗体,IL-1ra, TNFsrの応用が試みられている。抗サイトカイン療法はリスクの高いサイトカイン・ストーム下の患者でその効果が期待される。

 

*5激痛(拷問, 患者が暴れる)

p.109-p.119;

(A)標準療法の激痛を生み出す原因

(1)傷口を乾燥させ、傷口に固着するもの: ガーゼ、ソフラチュールガーゼ、シリコンガーゼ、メロリンガーゼ

(2)激痛を起こす外用薬: フィブラストスプレー(科研製薬)、アクトシン軟膏(マルホ)、ゲーベンクリーム(田辺三菱製薬)、消毒薬含有外用剤(イソジンゲル、ユーパスタ、カデックス軟膏)

(3)火傷の傷口を石鹸、ボディーソープで洗うと、成分の界面活性剤が細胞の細胞膜を破壊して痛みを起こすサイトカインを大量に発生して激痛を起こし、さらにはサイトカインストーム(サイトカインの嵐)を引き起こしSIRSサーズ全身性炎症反応症候群*4を起こす。皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCナース)は、褥瘡を石鹸で洗って細胞を破壊し激痛を起こしている。

 

(B)湿潤療法の痛みを起こさない治療材料(傷口を乾燥させない、傷口に固着しない)

(a)ハイドロコロイド被覆材: デュオアクティブ、ハイドロコロイド包帯、キズパワーパッドなど

(b)アルギン酸塩被覆材: ソーブサン、カルトスタット、ヘモスタパッド

(c)ポリウレタンフォーム: ハイドロサイト

(d)その他: プラスモイスト、ズイコウパッド、モイスキンパッド

 

補足: 油脂のワセリンを使用する場合もあるが、ワセリンは界面活性剤ではなく炭化水素であるため、細胞を破壊しない、水分の蒸発を防ぎ乾燥を防止する。ワセリンは、石油の元になる原油を精製して作った炭化水素であり、人体の成分ではありません。人用のものは、皮膚刺激成分が大部分除去されていますから比較的安全ですが、刺激に敏感な人では、皮膚のトラブルが起きる人もいます。ワセリンの代わりに、食品のラード(豚脂)を湿潤療法に使用する医師もいます。ラードは脂肪酸のトリグリセライドで、その脂肪酸組成は人の皮膚の脂肪酸組成と同じで、要は人体の成分と同じですから、私はワセリンよりもラードの方が好ましいと思ってラードを使用しています。

 

 

*6植皮手術の欠陥p.120-p.178

p.124夏井医師も大学の医局にいたころは普通に植皮していたが、大学病院を離れて湿潤療法を始めて気づいた。

植皮手術を受けて感謝したり喜んでいる患者が一人もいない。

過去に植皮手術を受けた人たちは全員、手術を受けなければよかった、植皮をしないで治す治療について調べればよかった、医者の言葉を鵜呑みにするんじゃなかった、と後悔していたのだ。

要するに、植皮術とは、患者を満足させるどころか後悔しかさせない治療法だった。

 

植皮用の皮膚を患者から採取した後に大きな傷が残る(皮膚移植は、本人の皮膚しか使えない、他人のものは拒否反応が起き脱落する)

植皮した皮膚は、患者の目には「気持ち悪い皮膚」でしかない。

 

火傷の湿潤療法をネットで発表し始めると、「ヤケドで皮膚移植されたが醜くて人前に出せない。きれいな皮膚に戻せないか」という切実なメールが次々に舞い込むようになった。

熱傷患者たちは植皮手術の結果に満足していなかった。移植皮膚を見ては「これさえなくなってくれれば」と呪っていた。

皮膚移植されて喜んでいる患者は皆無で、手術を後悔していた。

 

p.126 ある形成外科医は、「自分の子どもがヤケドをしたら、皮膚移植は絶対にできません。言葉は悪いが、他人の子どもだから手術できるのです」と正直に告白した。

 

 

*7色違いのパッチワーク(要はアニメのブラックジャックのツギハギの顔)、うろこ状の皮膚:

p134-135の資料4、症例3, 4, 5、p.143-146、後に示す夏井医師サイトの植皮の症例の写真を参照

 

*8皮膚の知覚異常:

p.143症例10、p.158-166、皮膚に知覚がないと、物をつかんでも感触がないのでつかむのが難しくなる、物に触ってもわからない、怪我や火傷をしても全く気づかなくなり非常に危険

43歳男、皮膚移植で知覚を失ったが、移植皮膚を除去して湿潤療法で皮膚が再生し知覚も回復した症例

http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2639/index.htm

 

*9頭皮が禿げる、頭皮の移植先で毛が生える

p.139-142

本日も,他県の某病院形成外科で皮膚移植を受けた悲惨な子供さんが受診されました。前胸部~腋窩熱傷に左側頭部~後頭部からの分層植皮を受けていますが,なんと移植皮膚に毛髪が生え,頭部の恵皮部には数センチ幅のハゲが3ヶ所も! 手術前に父親が何度も「ハゲにならないか。もしもハゲになるようだったらお尻などから皮膚を取って植皮してほしい」と申し入れたにもかかわらず,某病院の形成外科医は次のように言ったそうです。

・移植した皮膚に毛が生えてくることは絶対にない

・頭部の皮膚を取った所がハゲになることも絶対にない

http://www.wound-treatment.jp/next/essay/burn_data.htm#033

1歳9ヶ月男児。アイロンで右手にヤケド。頭皮からの植皮。

http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/046/index.htm

 

*10診療報酬(2019年11月1日補足)

日本熱傷学会の熱傷の標準療法を行なう医師による金儲けのための驚くべき実態

これでは、熱傷の標準療法は「悪徳商法」としか言いようがない

 

(1)医者の騙しの手口(最も基本的なインフォームド・コンセントを無視)

 p.152

それに何より「植皮=パッチワーク」(ブログ著者捕捉: つまり、アニメのブラックジャックのつぎはぎの顔)であることは、手術をする医者本人が一番よく知っている。

 

だが、植皮術を勧める医者は「植皮術は元のきれいな皮膚に戻す手術ではありません。パッチワークみたいになります」なんてことは絶対に言わないのだ。

それを言ったら患者が手術に同意してくれず、手術できないからだ。

 

医者としては、眼の前の獲物(=手術できそうな患者)を絶対に逃したくない事情があるからだ(これについては後述する)(ブログ著者捕捉:(2)を参照)。

だから、その当たりを伏せたまま(ブログ著者捕捉: つまり医者が患者を騙して)、「このままでは感染から敗血症を起こして命が危なくなる可能性が高い」と手術の説明をする。

 

(ブログ著者捕捉: つまり医者が患者を騙す。本当は、湿潤療法を使えば感染症はほとんど起きないし、感染しても抗生物質で比較的簡単に治癒でき敗血症になることはほとんどない。)

 

(2)巨額の金(ビッグ・マネー): 医者としては、眼の前の獲物(=手術できそうな患者)を絶対に逃したくない事情 

p.166~

要約:

植皮は患者には何一つメリットがないが、医者・病院側には、他の難しい手術に比べると手術点数が不自然なほど高い、つまり『大もうけができる』という巨大なメリットがある。 

資料7(上2行)と資料8(下6行)をまとめた表

200平方cm以上の分層植皮

25820点(25万8200円)

200平方cm以上の全層植皮

40290点(40万2900円)

皮膚悪性腫瘍(皮膚癌)の広範切除

28210点(28万2100円)

脂肪肉腫などの軟部組織悪性腫瘍の手術

24130点(24万1300円)

膝関節の人工関節置換術

37690点(37万6900円)

顔面骨の多発骨折整腹術

39700点(39万7000円)

乳癌の乳房切除術

42350点(42万3500円)

心臓の心房中隔欠損閉鎖術

39130点(39万1300円)

(いずれも2018年の数値)

 

以下は、本からの抜粋 

『資料8(下6行)の手術は、生命に関わる心臓の手術や悪性腫瘍の手術、あるいは技術的難易度の高い手術だが、それでも2万点(20万円)台~4万点(40万円)台なのである。

一方、植皮手術の手技は極めて容易であり(形成外科の研修医が一人でできるくらい簡単な手術だ)、しかも手術には危険性は全くない。常識的に考えれば、手術点数を高く設定する要素が何一つ見つけられない。

(中略) 

  一方、皮膚移植をする側の医者にとっては、この手術点数の高さは極めて魅力的だ。封筒大の分層皮膚を移植するだけで、高度の手術主義が要求される軟部組織悪性腫瘍手術より高い点数を算定してくれるのだ。

おまけに、手と足に植皮すれば、点数は倍になる。しかも、手術手技は極めて容易で、重大な合併症もない。 

  これでは、熱傷患者をみつけたら、たとえば軽傷の熱傷でも、いろいろな理由をつけて皮膚移植したい、治っている熱傷でも適当に嘘をついて皮膚移植したい、という誘惑に駆られる輩が登場するのは時間の問題だろう。これほど簡単な手術に不合理に高い点数を算定している方が悪いのだ。』

 

p.169以降には、『植皮が必要な深い熱傷と説明された軽症熱傷例』、

つまり、本来は軽症であるため植皮は全く必要ないのに、医者が金儲けを狙って、患者に植皮が必要であると言って騙した症例の写真が続いて掲載されています。

これは、日本熱傷学会の熱傷の標準療法を行なう医師による金儲けのための騙しの驚くべき実態の証拠です。

 

p.176からは、植皮から湿潤療法に変更した場合の減収の問題も書かれています。要約すると、 

『1ヶ月に10件の植皮をする病院では300万円前後の収入になるが、湿潤療法に切り替えると約300万円が消えてなくなるため、これまで植皮をしてきた医師が湿潤療法をすることは絶対にない。

これまで植皮をしていなかった内科や小児科の医師が熱傷の湿潤療法をすると、患者が増えた分だけ増益になるから、内科や小児科の医師が湿潤療法をやっている。』 

 

補足: 植皮は技術的には簡単な手術にも関わらず、診療報酬は非常に高く、技術的に困難な手術と同レベルの金額に設定されています。

このため、植皮は「金のなる木」「金の卵を産むガチョウ」であり、金もうけのために医師たちは植皮を止めることはないのです。

彼らは、湿潤療法のことを知っていても、無視しているのです。

日本熱傷学会は、利権集団であり、金だけを考え、患者のことは全く考えていないのです。

  

*11ヒポクラテスの誓い

日本熱傷学会は、利権集団であり、金だけを考え、患者のことは全く考えていないのです。

彼らは、現代の医療倫理の根幹を成す患者の生命・健康保護の思想である『ヒポクラテスの誓い』を無視しているのです。

 

ヒポクラテスの誓い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%9D%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%AA%93%E3%81%84

ヒポクラテスの誓い(ヒポクラテスのちかい、英語: The Hippocratic Oath、古代ギリシア語: Ἱπποκράτειος ὄρκος)は、医師の倫理・任務などについての、ギリシア神への宣誓文。現代の医療倫理の根幹を成す患者の生命・健康保護の思想、患者のプライバシー保護のほか、専門家としての尊厳の保持、徒弟制度の維持や職能の閉鎖性維持なども謳われている。

 

ヒポクラテスの誓い(日本語訳)

現実に医学部で使用されているものではなく直訳したものを記す。

 

医の神アポロン、アスクレーピオス、ヒギエイア、パナケイア、及び全ての神々よ。私自身の能力と判断に従って、この誓約を守ることを誓う。

 

この医術を教えてくれた師を実の親のように敬い、自らの財産を分け与えて、必要ある時には助ける。

師の子孫を自身の兄弟のように見て、彼らが学ばんとすれば報酬なしにこの術を教える。

著作や講義その他あらゆる方法で、医術の知識を師や自らの息子、また、医の規則に則って誓約で結ばれている弟子達に分かち与え、それ以外の誰にも与えない。

自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない。

依頼されても人を殺す薬を与えない。

同様に婦人を流産させる道具を与えない。

生涯を純粋と神聖を貫き、医術を行う。

どんな家を訪れる時もそこの自由人と奴隷の相違を問わず、不正を犯すことなく、医術を行う。

医に関するか否かに関わらず、他人の生活についての秘密を遵守する。

この誓いを守り続ける限り、私は人生と医術とを享受し、全ての人から尊敬されるであろう!

しかし、万が一、この誓いを破る時、私はその反対の運命を賜るだろう。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 

夏井医師サイトの解説と症例・写真へのリンク

 

植皮術について(2011年)

http://www.wound-treatment.jp/titles_burn.htm

 

 

大学病院などで「皮膚移植しないと治らない」といわれ,湿潤療法で簡単に治った症例

http://www.wound-treatment.jp/next/question-0.htm

•乳児の顔面,胸部熱傷 http://www.wound-treatment.jp/next/wound330.htm

•乳児の手背熱傷 http://www.wound-treatment.jp/next/case/960.htm

•幼児の足背熱傷 http://www.wound-treatment.jp/next/case/968.htm

 

火傷の湿潤療法の優れた治療結果は、

http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/tiryou-0.htm

の[熱傷]を参照。

 

その下の「●他院での熱傷治療例」には、湿潤療法ではない方法で治療された悲惨な症例

 ◆軟膏ガーゼで治療された例

 ◆皮膚移植術後

 ◆瘢痕拘縮形成術後

 ◆手術しないと治らないと言われた熱傷

のプルダウンメニューがあります。

 

皮膚移植をされるとこういう惨状を呈します。網状植皮http://www.wound-treatment.jp/next/case/956.htm

24年たってもこれほどむごい跡を残します。

 

熱傷標準治療の惨劇

サイトhttp://www.wound-treatment.jp/tiryou-a.htm

の【熱 傷】 ●熱傷標準治療の惨劇

をクリックすると、次のプルダウンメニューが表示されますから、それらをクリックして内容をご覧ください。

  ◆これが肥厚性瘢痕だ  

  ◆手指への皮膚移植  

  ◆網状植皮の25年後  

  ◆顔面熱傷と上肢への網状植皮  

 

皮膚移植の悲惨な症例

47歳女性。2年前に右足の壊死性筋膜炎の治療のため,〇〇大学◆◆病院形成外科で皮膚移植を受けた。

http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/181/index.htm

50代男性。10年前に火災に巻き込まれて熱傷を受傷,顔面は軟膏による保存的治療,両側上肢は網状植皮で治療されている。

http://www.wound-treatment.jp/next/case/482.htm

48歳男性。自宅の火災に巻き込まれて広範囲熱傷。数回の植皮術が行われた。

http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/398/index.htm

42歳男性。母指の皮膚欠損に対し,同側前腕から全層皮膚移植

http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/011/index.htm

20歳女性。熱湯で両側下肢にヤケド。鼠径部から右足背に全層植皮

http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/397/index.htm

手掌,手指への皮膚移植はこうなる

http://www.wound-treatment.jp/next/case/483.htm

 

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