ベランダむっちゃん

薄い

最近のむっちゃん、ニンゲンと一緒にベランダに出ることをとても楽しみにしています。



きっかけは、明け方、たまたま開いていた窓の上、小さなスキマからベランダに出てしまったことのようです。
一人、数時間、風に吹かれて朝日をながめていたのでしょうか。

以来、洗濯を干すとき、取り込むときには、必ずニンゲンについてくるようになりました。
何をするわけでもありません。
おとなしく寝転んでみたり、クンクンニオイをかいでみたり、アロエにスリスリしてみたり・・・。

不思議なことですが、
外猫出身のごまちゃんこそ、どんなに外が恋しいかと思いきや、
ベランダの窓から数十センチ内側にピッと腰を下ろしたまま、外は見ていますが、決してベランダに近づいては来ません。
まさに
〔白線の後ろ側下がってお待ち下さ～い〕

外猫出身のきなちゃんも、ベランダやお外がダイキライとよく話に出ますので、
外猫たちは外で暮している間に、〔安全な場所しか行かない〕というルールが無意識の中に叩き込まれてしまっているようです。

つまり、自分の知らない「外」未知の世界＝安全ではない、と判断を下すようです。

箱入りむっちゃんは、冒険心マンマン。
玄関からも「飛び出しま～す！」
ベランダからも「出ま～す！」

今日もニンゲンの洗濯物干しを眺めながら、
朝の空気を思いっきり楽しむ、むっちゃんなのです。