第70期「王将戦」挑戦者決定リーグ

藤井二冠が豊島二冠に挑む第2戦。
下の画像は先手豊島二冠の31手目「4八金」までの局面。


その後、32手目「9五歩」、33手目「4七銀」、34手目「8六歩」と進み、昼食休憩に入った模様。
再開は12：40。


藤井二冠は、34手目「8六歩」以降、徐々に優位に立ち、ついに豊島二冠に一矢を報いる時が近づいたかと固唾を飲んで見守ったのだが・・・
豊島二冠の171手目「8二銀打」を見て・・・投了。



大逆転負け・・・と報道されている。
得意な筈の寄せで緩手が続いた。
らしくない負け方だった。
おかしい。
そんな筈はないのだろうが、何かを試しているとしか思えない。

久しぶりに見ていて熱くなった。
この負け方は悔しい。
なのに、豊島二冠と対峙している藤井二冠は余りにも穏やかだ。
盤を抱えて泣きじゃくったのは遠い昔。
藤井二冠の心中は計りかねるが、これで終わりではない。