共同通信より抜粋。 昨年4月、日大医学部の付属病院で研修中だった埼玉県の女性(26)が自殺したのは過酷な長時間労働が原因として、池袋労働基準監督署が今年2月に労災認定していたことが17日、分かった。
厚生労働省は「新制度での過労自殺は恐らく初めて」としており、あらためて研修医の職場環境が問われそうだ。
女性は05年3月に医師免許を取得し、同4月から都内に3カ所ある日大医学部付属病院で研修を開 . . . 本文を読む
抗インフルエンザ薬「タミフル®」について、厚生労働省は販売元の中外製薬に対し、処方はA/B型インフルエンザ感染と診断されたものにのみ処方するとした添付文書の書き直しを指導した。
と云うことは、今度からタミフル®の予防的内服はできないことになる。
統計学的エビデンスからいえば、最もeffectiveなのが予防内服だというのに。感染後に飲んだって、解熱するだけじゃんか。
まあ、タミフル® . . . 本文を読む
バージニア工科大学で銃の乱射事件があった。最後は犯人が自害するという幕引きになったようだったが、その続報のニュースが今日出ていた。犯人は韓国人の男性だったということだ。
それに関して、米国で韓国人への報復的犯罪行為が行われるのではないか、と危惧している韓国の記事あった。
それを読んでみると、某学生の発言があまりに酷くて嗤ってしまった。「今後は韓国から来た韓国人とは言えなくなった。誰かが尋ね . . . 本文を読む
15歳の少女たちが水着の写真集を出すという、誰に需要があるのか理解に苦しむことが最近はごく当たり前となっているようだが、それも遂に来るところまで来た、という感がある。
というのは、9歳の少女が水着の写真集を出したという記事を見てのこと。この子の親は、子と同じ事務所に所属している、いわゆるグラビアアイドルということだ。
どういうつもりでこういう写真集を出版しているのか理解に苦しむが、少なくと . . . 本文を読む
厚生労働省は、タミフルの発売後から現在まで、転落や飛び降りに繋がりかねない所謂「異常行動」を起こした件数が128例あったと発表した。またそのうち8例が死亡に至ったということである。
10代の使用に関する緊急安全性情報が先日出されたばかりであるが、少し気になったので改めて文献を探して調べてみた。
僕個人の意見を排除して客観的なデータのみを記載する。
インフルエンザに対する特異的治療である . . . 本文を読む
日本では、今後モグリの医者は存在できなくなった。
というのは、医師免許を持っているかどうかを厚生労働省で検索することができるようになったからだ。
この検索システムは、行政処分を受けているかどうかなどを知るために使うという。フルネームでなければ検索できないのは、せめてもの良心というべきか。
しかし、個人情報もへったくれもないような気がするのだが…。
自分が本当に医者か、気になる人は検索 . . . 本文を読む
去年12月、埼玉の某所でアパートの1室が全焼、1人で留守番をしていた2歳の子どもが死亡した。共に暮らしていた筈の母親は、その子を1人で残したまま群馬のスキー場に遊びに行っていた。
警察は母親を保護責任者遺棄の疑いで書類送検したが、先日これが起訴猶予処分になったそうである。
母親は当時の調べに対し「食事を用意していたので大丈夫だと思った。申し訳ないことをした」と供述したとのことだが…。
起 . . . 本文を読む
あまりにもハードなので、今日はケーキ作りを諦めた。
さて、人間というものは何を以てして人間と呼ぶのだろうか。
我々のそんなアイデンティティに関わる問題が起こっているようだ。
ヒツジは、ヒツジである。これは当たり前のことだ。
では、内臓がヒトで見た目がヒツジならばヒツジだろうか。それとも、中身がヒトなのだからヒツジと呼ぶべきだろうか。或いは、体重全体に占めるヒト成分が5割ならば人権も5 . . . 本文を読む
今朝9時過ぎ、石川県沖でマグニチュードが7に達しようかという大地震があったそうだ。陸に大変近いところが震源だったとのことで、地震の緊急速報も間に合わなかったという。
報道の映像を見ると、道路に迫った落石、崩れ落ちた道路、倒壊した建物などの悲惨な状況が目に入った。
防衛省が自衛隊を派遣して対策に当たっているということだが、地元の人たちは気落ちしてそれどころではないかも知れない。一日も早く復旧で . . . 本文を読む
この前、高校生がクラス替えに反発して授業をボイコットというニュースが流れたが。
また釧路か…。
道警釧路署の警察官が、携帯電話ショップにて機種変更の際に全てのデータが転送されないことに立腹、店員を恫喝して「誠意を見せろ」と100万円を要求。さらに4時間もの間店に居座った。
閉店時間の19時になったため店長が警察を呼んだところ、駆け付けた署員は顔見知り。居座っていた警察官と談笑。
21時 . . . 本文を読む
本日、タミフル(oseltamivir、オセルタミビル)について10代への処方を控えるよう厚生労働省から緊急安全性情報が出された。10代の子どもがインフルエンザ感染に対してタミフルを内服、その後に異常行動を起こした例が数件あったためである。
インフルエンザ(A/B)に対する基本的な対策は、ワクチンである。
ところが、インフルエンザウイルスのゲノムの性質上、このワクチンは100%有効であると . . . 本文を読む
宇和島徳洲会病院では、診療録(カルテ)の保存を5年間しか行っていないようだ。
しかも、終診していない患者のカルテも、5年経ったら破棄してしまうらしい。
医療法では、診療録の保存義務が定められている。病院には、全ての診療録を最低5年は保存しなければならない義務がある。勿論、永久に保存することは現実的には不可能な訳で、一般的な病院では10年間は保存している。終診していない患者については、それ以 . . . 本文を読む
遅れながら、今月6日に行われた参議院予算委員会の質疑応答にて。
共産党の小池晃委員と柳澤厚生労働大臣との質疑応答を聞く限り、医師は有り余っている上に全然働いていないと厚生労働大臣が考えているようだ。
(1) 医師は働いていない
小池氏が「勤務医のほとんどが、当直明けの長時間勤務や休日勤務をしている。このような厳しい勤務実態が、産科医の減少や医療事故などの原因ではないか」と問うたのに対する柳 . . . 本文を読む
新人看護師の看護技術が低下している - そういう書き出しで記事は始まっていた。
なんでも、看護学校の過半数において、心肺蘇生・などの救急処置や注射などの基本を、卒業の時点で1人で出来るという卒業生が20%未満だというのである。
記事の後半には、東大附属病院の看護部長の談話が載っていた。「ストレッチャを真っ直ぐに押せない」「点滴をしている患者の着衣交換ができない」など。
看護師さんたちの技 . . . 本文を読む
昨日の厚生労働省の発表によると、看護師1人を免許取消し、4人を期限付きの免許停止処分にしたという。
免許取消しになったのは、精神安定剤を混ぜた酒を女性に飲ませた上で乱暴したとして準強姦罪で有罪判決が出ている瀬川政史(26)。
ちなみに共犯者は(元)北海道大学の医師で、既に医師免許取消しになっているとのこと。
その他の免許停止処分者は、それぞれ重大な医療ミスを起こしたことに対する処分。
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