良い天気の中、当直です。
ミャンマーで殺害された長井健司というカメラマンの話。
何でも報道すればよい訳ではないと思うのだが、こういう写真を載せるのはどうなのだろう。
「銃撃を受けて倒れた後もカメラを構えようと試みる」ところだそうですよ。
僕には、そうは見えない。
撃たれて苦しんでいる人を横から撮っただけにしか見えない。
こういうものを撮ることが、『真実を伝える』ことなのだろう . . . 本文を読む
3月期の医師処分は66名で過去最多という話だったが、実は今回の方が多かった。
77名。うち6名が医師免許取消しとなった。
6名は準強姦や強制わいせつなど、医師という立場が社会に及ぼす影響を考慮してのものだろう。いずれも妥当か。
その他もそれぞれの医業停止期間と理由を見てみると納得のいくもの。
悪いことはいけません。 . . . 本文を読む
国民年金の保険料を納めている人は、実は全体の半分以下だそうです。
半分を切ったから税金で賄うって発想、何かおかしくないかな。
まあ、我々は給料から天引きされていますから、抵抗する方法なんてありゃしませんが。 . . . 本文を読む
16歳少女が手斧で父親を殺害。
所謂「猟奇的な」事件が起きると、マスコミは必ず理由を探す。
そんなときに決まって標的となるのが、「インターネット」と「ゲーム」「マンガ」。猟奇的な内容の載っているマンガやゲームに影響されて犯罪を起こした奴がいる(と勝手に主張)、だからそういうものは良くないから排除しろ、となる。
でもね。
「ひぐらしのなく頃に」や「School Days」よりも、「八つ . . . 本文を読む
臨時の手術も無事に終わりまして。
大阪府在住の会社員37歳男性が、電気料金が払えず送電を止められていたものの、2軒隣の屋外コンセントに延長コードを接続して電気を盗み続けていたという。
何というか、斬新な窃盗。
それにしても、日本人に「恥」の概念は最早無くなってしまったのだろうか。
気が付けば総理大臣が辞任し、麻生太郎が総理大臣候補となっていた。
対立候補は、と見てみると。
… . . . 本文を読む
Steve JobsとAppleが世間を賑わしている。
一方ではiPodを評価して、こんなに薄いのをどうやって作っただの、PCフリーになったのが素晴らしいだの。
また一方では、iPhoneが値下げになって損をしたから責任を取れ(意味不明の理屈だが)、と消費者が騒いだだの。
トップニュースになることに関しては、Jobs氏は一流だと思う。
自分が買った後に値下げになって文句を言うなん . . . 本文を読む
パバロッティ(Luciano Pavarotti)が本日死亡。
膵癌の手術から14ヶ月目になるから、正直言って長生きしたものだと思う。
最近は入退院を繰り返していたようだが、矢張り病には勝てないものか。
テノールとして歌ったことがあれば、パバロッティを知らない者はない。
歌っていた頃は、僕もパバロッティに憧れていたものだった。
冥福を祈ろう。 . . . 本文を読む
何もしないで利益を得られるようになると、人は堕落する。
これを端的に示してくれているのが、著作権保護期間延長問題だ。
有名な作家たちが死んでから数十年が経ち、著作権の保護期間が切れようとしている。これが切れると、『子孫に』毎年数百万円の小遣いがなくなってしまう。
「今まで何もしなくても100万円もらっていたのに、突然の打ち切りは酷いですぅ」
40~50代が戯れ言を垂れるんじゃない。 . . . 本文を読む
見た途端笑ってしまったが、本当なら大問題、という話。
2chまとめサイトで学校給食の未納問題を取り上げていた。それに、仙台の小学校で実際に出されている給食の写真が付いていた。
こんなの有り得ないだろう、と思ってとあるブログに飛んだら、どうやらこれは本当のようだった。
何かもう、悲惨。
これが本当なら、公的に虐待を行っているのに等しい。
給食費未納は親の責任だが、給食費を払っている子 . . . 本文を読む
米国の核不拡散特使、前の国務次官が広島と長崎への原爆投下を正当化する発言を行ったということだ。
彼の主張では、『原爆投下により、(それがなければ)更なる犠牲者を出すはずであった戦争が終結した』となるらしい。「何百万人もの日本人の命を奪うところだった戦争を終結させたと、歴史家も認識している」と発言している。
どれだけ人を侮辱すれば気が済むんだ、この頭が壊れたお方は。
原爆投下は「アメリカが . . . 本文を読む
ちょっと議論を呼びそうな話題。
日本輸血・細胞治療学会など関連5学会の合同委員会が、15歳未満の患者への輸血は、仮令親の拒否があったとしても救命を優先してこれを行うという指針の素案を出した。
年内に意見を纏めて最終的な指針として出すことになるとのことだ。
僕ら麻酔科医は、手術の際に輸血の適応を判断し行う。だから、これは非常に影響の大きい話だ。
こういう判断の際、15歳という基準が使わ . . . 本文を読む
厚生労働省が医師の管轄なら、医学生を扱うのは文部科学省。
文部科学省も、医者(の卵)いじめるのが好きなのかな…という話題。
医師不足が日本全土で重要な課題だ、というのは日本ではあまり知られていない。マスコミも何もかもが、医師が余っていると嘘を流しているからだろう。そして、それを強く主張すべき医師たちはといえば、忙しくてそれを喧伝する暇もない。
文部科学省は医学生のコアカリキュラムを改定 . . . 本文を読む
また地元の不名誉な話。
釧路の女子中学生2人が、札幌の会社員に売春を行った。
で、その代価5万円を受け取ったものの、それが『子ども銀行券』の拡大コピーであったため、警察に届けて会社員が逮捕されたという。
こういうバカな子どもを警察が庇護する必要性は、全くない。この中学生は、法的に認められていないCSW行為を行ったのであり、その上で詐欺行為にあったとしても方で守られる対象にはならないのだ . . . 本文を読む
裁判員制度が実施されるまで僅かとなっているが、そんな中でこのニュース。
裁判員に対する日当は、8千~1万円になりそうとのことである。
裁判員という制度が作られることとなった理由は、現在の判決と一般社会の常識との解離によるものだったように記憶している。より信頼される司法を作るための策という訳だ。裁判員は裁判官と共に刑事裁判に参加することになっている。
しかし、本当に良いのだろうか。
正 . . . 本文を読む