心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

心に残った名画ー2004年を振り返って(映画編)

2004-12-31 17:56:39 | Weblog
 見た映画の中で、特に印象に残ったものを書いてみます。
1「ラストサムライ」侍たちが近代兵器に、無残に散って行く姿が涙を誘いました。
2「シービスケット」心に深い傷を負った男達の絆が心に残りました。
3「ラブ・アクチュアリー」様々な人々の愛の形。とにかく面白かったですね。
4「コールド・マウンテン」恋人が待つ故郷に向けて、500キロの道のりを歩く男と女の愛。レニーゼルウィガーの存在感もよかったですね。
5「トロイ」死んだ息子の遺体をを敵陣に取りに行ったお父さん王に涙しました。
6「ブラザーフッド」戦場の真っ只中に立たざるを得なかった兄弟。二人の戦うシーンに思わず涙です。
7「スウィングガールス」山形弁とジャズ、とにかく楽しく見れました。
8「隠し剣鬼の爪」永瀬正敏と松たかこの優しい愛がよかったです。
9「いま会いにゆきます」音楽もストーリーも温かいものがありました。
10「僕の彼女を紹介します」チャン・ジヒョンの演技、最高でした。

印象に残った名曲ー2004年を振り返って(音楽編)

2004-12-31 17:27:21 | Weblog
 個人的に印象に残った曲を書いてみたいと思います。
1 平原綾香「ジュピター」が有名ですが、「明日」という曲もしっとりとした名曲です。
2 サザンオールスターズ「君こそスターだ」。アテネオリンピックの応援ソングでしたね。
3 ゆず「栄光の掛け橋」。アテネの名シーンとともに、思い起こされる名曲です。
4 平井堅「瞳を閉じて」「思いが重なるそのままに」。どちらもメロディーラインのきれいな名曲だと思います。
5 オレンジレンジの「花」。家族全員大好きです。詩も曲も最高ですね。

印象に残ったスポーツシーンー2004年を振り返って(スポーツ編)

2004-12-31 16:45:50 | Weblog
 今年は、相次いだ台風、そして地震、津波、犯罪など「災」という漢字に象徴されるような一年でしたが、ここではスポーツで個人的に特に印象に残っていることなどを、書いてみたいと思います。
1 アテネオリンピック、日本の大健闘。特に印象に残っているのが、体操日本の団体優勝。朝起きて見ましたが、「新月面が描く放物線は栄光の掛け橋だ」という名実況とともに心に深く残っています。鹿児島の鹿屋体育大学の柴田亜衣選手の金メダルもすばらしかったです。「あせらず、あわてず、あきらめず」という言葉も印象深いです。優勝候補の浜口京子選手は金メダルはとれませんでしたが、「私の人生の中では金メダル以上の経験をさせてもらった」という言葉が重かったです。柔道では阿武教子選手が、過去2回メダルを取れず悔しい思いをしたけど、3度目の正直で金メダルを取ったのが特に印象深いです。野口みずき選手の女子マラソンも素晴らしかったですね。
2 イチローの大リーグ記録達成。ダントツの最下位の中で、常に高いモチベーションを保ち続けての大記録、本当にすばらしかったと思います。
3 ホークス、プレーオフでの無念の敗戦。ホークスファンの私にとっては、本当に悔しかったです。しかし松中選手の三冠王や、川崎選手の盗塁王、三瀬投手の最優秀救援賞などには心からの拍手を贈りたいです。また来年の「福岡ソフトバンクホークス」に期待します。
4 サッカー日本代表の奇蹟的な大逆転。出張先の四国のテレビで見ましたが、中国での大ブーイングの中、何回も負けそうになりながら(PK戦でも)、見事に勝った試合(バーレーン戦でしたかね)が心に 残っています。
5 全国大学ラグビー、同志社あと3メートルに泣く。準決勝の早稲田戦。前半離されたが、後半必死に追い上げ、ロスタイムのあと3メートルが届かなかった試合です。1月2日の再戦が楽しみです。
6 駒大苫小牧の甲子園初優勝。日本ハムの北海道移転によるその盛り上がりとともに、北海道にとって本当にすばらしいニュースでした。
7 日本球界に大激震。史上初のスト決行や新規参入等。交流戦など、来年からは新しい風が吹きそうでさらに楽しみです。
8 松井ヤンキーズで4番で活躍。あのヤンキースで4番を任されているというのが本当にすごいと思います。残念ながら、レッドソックスに大逆転で負けてしまいましたが、来年のワールドチャンピオンを目指して頑張ってほしいですね。
 「スポーツは人間の闘争本能をルール化したものだ」と、高校時代の担任の先生が言いましたが、「筋書きのない来年のドラマ」も楽しみです。

最大の成功は、不成功の中にある

2004-12-31 11:04:12 | Weblog
 元昭和電工名誉会長の鈴木治雄氏は、「これからのビジネスマンに求められるのは、利益追求ではなく、教養と品性だと思う。教養と品性を磨きなおすことは、経営そのものではなく、人間にたいする理解を深めることにつながる」とし、経営書やビジネス書だけでなく、古典を読むことを勧めています。
 鈴木氏は、カール・ヒルティ(スイスの哲学者)の愛読者だそうです。その「幸福論」にはこうあります。「人生における真の成功、すなわち最高の人間完成と真実の有益な行動の到達には、いくたびの外面的な不成功が属していることは、必然的とさえいっていい。(中略)いや、我々はさらに一歩進めてこういうことができる。事柄そのものが、大きな意義のあるものであるならば、最大の成功の秘密は不成功にあると。」
 人生には失敗がつきものです。失敗したときは悔しくて落ち込んだりすることも多いですが、失敗したときこそ、冷静にその原因を分析し、次につなげることが大事ですね。まさに「失敗は成功の母」です。古典を読むことによって、そこから真理を学びとりたいものです。

感動ということー椋鳩十全集より

2004-12-31 10:12:04 | Weblog
 児童文学者として有名な椋鳩十氏の言葉です。
 「感動とは、心の中の地震であり、地すべりである。感動は心を奥底から揺り動かし、心の垢を洗い流して、感動の方向にむけて、心を奮い立たせる性質を持っている。
 感動によって、心が奮い立ち、それぞれの個の力が発揮され、新しい人生の始まることを昔から、
 心機一転 とか、
 天地の初めは今日より始まる、とか、
言っている。
 どういう感動に度々出会うかということは、我々にとっては極めて大切なことである。ところでそういう感動に、いつでも、誰でも出会うことができるものがある。それは優れた本である。読書の重要性の一つは、また、ここにあるのである。」
 私自身、「一期一会の感動を目指して」ということをモットーに、色々な本を読んだり、映画や演劇、スポーツを見たり、旅に出たり、講演会やコンサートに行ったりしていますが、感動することで、確かに心の垢を洗い流し、元気をもらったりすることが多いです。若い頃、旅先で出会った人に、「本物を経験することが、一生の心の財産になる」と言われ、なるほどその通りだと思い、なるべく本物を見たり、聞いたりするように心がけています。
 椋鳩十氏は、「読む、書く、聞くは人間を創る3要素である」とも言っています。来年も色々な感動体験をしたい、そしていつまでも感動する心を持ちつづけたいと思います。